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三井家のお雛さま

2008-03-18 17:05:56 | その他

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東京日本橋の三井記念館で、三井家のお雛さまを見学する。


お茶道具の展示の次に、お雛様と市松人形等の展示。
三井家の豪華なお雛様を堪能した。
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition_01.html


雛の節句は文字通り上巳の祓いで、
紙人形として厄を川に流したのが後に豪華な雛飾りとなった。


文字通り紙の人形が桃山時代の装束で立派な雛人形となっている。


雛人形が二つにお道具の数々が並び、他にも人形があり、
段飾りの組み立てだけでも大変そう~
現代の家なら、とても飾れないと思う^^


養子が三代続いた父の実家では、
雛人形は建物の中にあって子供心にとても綺麗だったと常々父から聞いていたので、
実際にそういう雛人形も飾ってあったのには驚いた。
たぶんこういう感じだったのだろうと、当時がしのばれたのは良かった。


また市松人形も見て驚いた。
三井家よりも立派でない代物であろうが、すごく顔が似ていたものがあり、
思わず何でも鑑定団に出してみたい気がしたけれど、
恥をかくのがオチだからやめておこう(^_-)-☆


今回の雛人形は、全体に修復がされているのであろうか。
何となく着物などが現代的で、新しい感覚がした。


有職の雛人形内裏雛は、昔の宮中の姿がしのばれる髪飾りが
大変仰仰しく古めかしい感じがした。
三人官女ならぬ五人官女もあった。


また、お道具類の素晴らしい事!
明の時代の豆皿を使っているなんて、骨董好きな人には涎ものじゃないかな?
昔の風俗がしのばれる行事の人形飾り展も面白かった。


西宮甲陽園の今は無き<はり半>の雛人形や、
芦屋のヨドコウ迎賓館の雛人形もなかなか見事なものであった。


今は京都でも丸平文庫・宝鏡寺・国立博物館などで雛人形展があるようなので、
お時間と興味のある方は開催期間を確認してどうぞそちらへお越しください。


コメント
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