当り前のことじゃないの！

私は、不合格は当り前の事だと思うのだけれど・・・・


高校入試、茶髪・眉そりチェックし不合格　神奈川の県立(朝日新聞) - goo ニュース


以前、この学校の野球部を取り上げたドキュメント番組を見たことがある。
そのシーンからも、学校自体がいろいろな問題を抱えているようには感じた。


公立高校も、『求める生徒像』と言うのが出されている。
入試前の見学会でも説明会でも、この話から始まる。
その中には、規律の事も含まれていることが多い。


少なくとも、中学校の校則に、茶髪やピアスを容認していることはないだろう。
もちろん、高校側だって同じ。

入試前には、このような事は再三再四、注意を受けていたはず。
保護者にも、進路説明会等で説明を受けていたはず。
それを守れず、不合格になるのは当り前。

選考基準に・・・・
と言うが、何を見出す為の面接なのだろう？



周辺にも課題校と思われる学校がある。
退学者も多く、生活指導も難しいようだ。

学校の脇で、男子が２名殴りあいの喧嘩をしていた。
その喧嘩を止めたのは、隣接する私学の先生。
原因は、「俺の女に手を出した・・・」だそうだ。
先生方も、指導するのに苦慮している・・・ようだ。

課題校の中では、勉強に対する意欲が薄い生徒と、真面目に勉強をしたい生徒が混在している。
その割合が、大きく違うようで、授業が進めない状況になってしまうことも多々あると聞く。
つまり、学びの場である高校を運営する立場である校長が、決まりを守れない生徒を求める生徒でないと判断することは、間違いだとは思えない。


実際に、今年度から２校を統合して新設校が出来た。
そこでは、前期試験で８０％を合格とした。
その面接では、やはり基準の大きな柱となったのは態度や容姿。
もちろん成績も大きな柱だったと思うが、中学校側は予想外の結果に苦しんだようだった。


県教委は、トカゲの尻尾きりみたいに、校長の更迭を決めた。
社会に飛び出す前の高校３年間。
何でも、成績だけ良ければＯＫよ～、なんて言うのでいいのかしら？
決められたことを守る、これって大事なこと。
それを、教えてやれない環境・・・悲しいわ。

そして、そんな身なりで受験させた親に、一番憤る。