大震災から一ヶ月半、東北にも桜が咲きだし、子供たちの学校も始まりました。
まだまだ地震、津波、そして原発の放射能汚染と、解決しなければならない問題は山積みですが、
春の訪れに、人々の心の絆や、復興へのたくましい志、希望の光が少しずつ感じられる気がします。
我が家の東側のちび桜も、3月末に咲きだしました。
昨年、緑地帯の市の剪定が、あまりに大雑把で、より小さくなってしまいましたが、何とか無事です。
今年は寒さに逆戻りの日も多くて、ここに引っ越してきて6年間で一番ゆっくりゆっくり桜が咲き続けてくれました。
何だかいつもの年とは違う天変地異を、桜も感じ取っているのでしょうか?
不思議なことの多い春です。
こうやって4月を振り返ると、震災の様々なショックから立ち直ろうと、やたらと桜の花見に出掛けていました。
まず、4月9日に、我が家の北にある開拓農家の庭先桜を見に行きました。
ここは、三方が原台地への開拓農家が、自分の敷地の道路側の角に一斉に桜を植えている地区です。
例年は、花提灯が飾られ、桜祭りが行われます。
今年は、自粛で提灯もなく、少しさみしいさくら通りでした。
もちろん自発的に花見バーベキューをやっている陽気な仲間にも遭遇。
何故か一緒に記念写真に収まりました。(笑い)
やはり、花見とお酒は、日本人の心のふるさと・・・
夕暮れ時に到着したので、小川と暮れかかる夕日、水辺にしだれる桜の一枝が美しいです。
桜は、美しいけど虫達にとっても魅力的な美味しい樹なので、毛虫とか管理が大変です。
ここの地区のように、庭の垣根の中に桜というのは、春以外は大変だと思います。
荒れ果てて、今は後継者のいない農家の桜は、かなり野生化していて、それもまた美しいのです。
菜の花が根元付近に咲いてる場所が合って、そこは皆さんの家族写真スポットになってました。
椿の花や、桃色の大きなモクレンも咲いていました。
その後、少し足を延ばして、子供たちが小さい頃よく出かけた都田総合公園まで。
ここは、広々とした、芝生のそり滑りがあって、子供達大興奮の場所でした。
夕日で、柔らかな色合いの写真に撮れました。
山の木々が、芽吹きだして私の大好きな色づき方を始めていました。
上の写真の右手には、吊り橋があります。
公園に住むネコにも出会いました。
ふふふ、めっちゃ無愛想で可愛かったです。
父の暮らす施設の帰りからの、花見だったので、あっという間に日が暮れてきました。
次回に桜便り、続きます
浜松は、浜名湖花博の、跡地がガーデンパークになり、フラワーパーク、フルーツパークと、広大な敷地の公園があります。
花博があると、花いっぱい運動が、盛んになり、町の至る所が花で溢れますね。
花農家も多いです
素敵な所に住んでいるはっぱさんが羨ましいです