霜降を過ぎて、霜が降りはしませんでしたが、昨日から一気に気温が下がり、最低気温が10度前後。
日中も21℃くらいまでしか気温が上がらず、カーディガンやパーカーのはおり物が暖かな季節になってきました。
なかなか庭の植物たちがアップできずにいましたが、9月から10月にかけての写真から。
空がぐんと高くなって、空気が澄んできますね。
涼しくなってきてから、初夏から植えっぱなしの晩秋まで咲き続ける花が、群れ咲いて玄関先の花園?がいい感じです。
後方に紫色からピンクのグラデーションで、釣り鐘状に咲いているのは、エンジェルラベンダー(ゴマノハグサ科アンゲロニア)です。
この植物は、夏の暑さにも丈夫ですが、今年は涼しくなった9月から勢いづいて咲きだしました。
手前右寄りの赤と白は、ペンタス。
手前左よりの細かな白い花は、毎年の顔、大好きなカラミンサ。
ミントのような清々しい香りがします。
一番後ろの列には、ピンクと赤の千日紅。
右端の小道沿いに揺れているのは、シュウメイギクです。
二度の台風の塩害で、新芽がだめになることを繰り返したため、例年より開花が遅れ、
この1月ぐらいの間、この花園は元気いっぱいです。
こうなってくると、いつビオラやシクラメンなどの初冬から春先までの花に、植え替えたらいいものかと悩みます。
この花園の左端のハート形の葉っぱ、イポメアもぐんぐん伸びて美しいです。
スイートハート・パープルという素敵な名前。
こういう渋い色のカラーリーフが好きで、庭が甘くなりすぎたなという時、
一本植えておくと、つる植物なので、ぐんぐん伸びて、いいアクセントに使えます
サツマイモの葉っぱとそっくりで、ヒルガオ科イポメア属です。
お隣のKさんの庭の植物も、秋の風情を増してきました。
ツユクサも、秋になってからたくさん咲きました。
毎年何度眺めても、ツユクサの青色だけは、
胸の奥に何か他には代えられないような物悲しいような、
それでいて心が凛とするような、不思議な気持ちを呼び起こします。
たくさんの思い出や記憶の風景と繋がっているからでしょうか。
この紫色の花、我が家で初めて咲きました
時々寄るパン屋さんのご主人が、お店の周りに、ミニ盆栽や、メダカの水鉢、風知草などを植えてらっしゃる渋い園芸好きの方で、
お店の周りに、ワイルドフラワーのようなこの花が、よく咲いていたので、名前を尋ねたら、ひと株分けてくださいました。
丈夫な花との説明でしたが、冬の寒さや、夏の暑さで何度か枯れかかって、やっと1年ぶりに一輪咲いてくれました。
薄紙で作ったような繊細な薄紫の花です。「よかったぁー、枯らさなくて。」の花であります。
ルコウソウも、9月に入り、咲きだしましたが、あんまりたくさん咲いてくれませんでした。
急に冷え込んでもダメなのでしょうか?
けっこうご機嫌の難しいルコウソウなのでした。
プチトマトや、ミョウガも収穫しました。
ミョウガは、早生品種を地植えと、プランターに植えているのですが、夏のそうめんや冷奴の季節には間に合わず、
いつも、涼しくなってからの収穫で、残念!
一番食べたいときは、お店で買うなんて、悔しい~
そうそう、春にアケビの花がたくさん咲いただけに、最近家の東側の緑地帯の林に、アケビがたくさんなっていますよ。
鳥たちは、アケビって食べるんでしょうか?
今年の夏は、この林で、リスに何度か遭遇しました。