気が付くと、あっという間に5月も半分進んでいます。
相変わらず、こんな調子の私のブログですが、訪ねてくださる方々、ありがとうございます。
最近は、朝晩暖かなわが街も、10度ぐらいまで気温が下がり、
咲き始めたバラの花がゆっくりゆっくり開き始めていますよ。
明日からは、真夏日が続いて、一気に開花するんでしょうね。
大好きなキモッコウバラは、束の間のお楽しみ、特に今年は散るのが早かったです。
今年のバラは、この順番に咲きだしました。
もう、右の写真のラレーヌ・ヴィクトリアは、一番花が、終わりかけています。
真ん中の写真のペネロペが、今見頃ですが、例年はもう少し遅めに、バイカウツギと咲き競うのですが、
今年は、バラもなんだか勝手が違っています。
最近の一押しは、ピエールドロンサールのつぼみです。
今朝は雨の中で、直径10センチくらいの真ん丸なコサージュのように咲いていて、
何だか庭の真ん中にでっかい花丸をもらったみたいに咲いています。
さてさてバラの話は、また長くなりそうなので、今日は、連休中の出来事から・・・
猫の話です。
連休前半、娘が東京から帰省した2日目の朝でした。
朝から、夫も息子も仕事があるため、忙しく支度をして、お弁当を2人分手渡して、バタバタしておりました。
外に出て送り出していると、何だか不思議な声が・・・
ニャアニャア・・・そしてだんだんギニャアギャーみたいな激しい声がどこからか聞こえてくるのですが、
いつもの鳥の声や、近所の赤ちゃんの声とは違っています。
???と思いながら、近所を探すと、我が家のお向かい側の道路沿いの側溝からでした。
覗いてみると、
この子が、水のない側溝に落ちているのを発見しました。
昨夜帰省して朝寝坊を狙っていた娘もそわそわと二階から降りてきて、側溝から救出しました。
猫は、野良猫専門で、赤ちゃん猫から飼ったことがないのですが、生後どのくらいなんでしょうか。
銀色がかったグレイのしましまの、なかなかの美猫ちゃんです。
不安そうなので、親猫とはぐれたのかと、あたりを探しましたが見当たりません。
しばらく抱いていましたが、お腹がすいているのかと家からミルクでも持ってこようとすると、
いや~ついてくるついてくる、つたない歩きでとことこよちよちついてきます。
我が家の玄関前の階段は無理かと思ったら、必死でよじ登ってきました。
子猫は、よく動くので、写真は難しいですね。
ピンボケばかりですが、あまりの可愛らしさに連写してしまいました。
ミルクを飲んで、やっと落ち着いて泣くのをやめた子猫を見ていて、はっと我に返りました。
今回の帰省は3泊だけの娘の入れた予定の時間が迫っていて、もう少しで出掛けなくてはなりません。
家人は皆出払っているし・・・親猫も探しに来るかも・・・
仕方がないので、苦肉の策として、
猫を発見したお向かいの家(今は人が住んでいないので)の軒先に
靴箱の中に布を敷いてやって、置かせてもらうことにしました。
目が合うとまたついて来てしまうので、そっと箱を置いて、出掛けるまでの間、
娘と変わりばんこに見張ってみましたが、安心したのか箱の中でじっとして、そのうち眠ってしまったようです。
飼ってあげられるといいのですが、犬を飼う計画もあり、無責任な選択ができず、その場を後にしました。
しばらくして帰ってきて、まだ居たら、赤ちゃん猫用の餌を飼ってきたり、飼ってくれそうな方を探そうとまで思っておりました。
でも、姿は箱から消えていたので、お母さん猫が迎えに来たか、猫好きな方が連れて行ったか前向きな望みを託しました。
額に可愛いMの字があったので、勝手にM次郎と呼んで、猫好きな娘と心配しておりました。
それが、いい知らせを聞いたんです。
一昨日の日曜日の自治会の草刈りの時、近所の小学生のお母さんから思いもかけない嬉しい知らせを
実は、近所の小学生軍団が、大分前から、この子猫を見つけて、
親たちには内緒で、いろんな場所でこっそり飼って面倒を見ていたらしいんです。
段ボールで家を作ってくれた協力者のおじさんがいたりで、何とかやっていたそうです。
たまたまあの日は、逃げ出した子猫を、娘と私が救出したけれど、箱の中の猫は、すぐに子供たちが発見してくれたみたいです。
そして、前から朝の7時半とかに一軒一軒ピンポンして、「子猫いりませんか?」と飼い主を探して回っていた苦労が実って、
M次郎は、猫が2,3匹いる親切なお家にもらわれていったそうです。
このブログを読んでくれてる東京の娘よ、よかったね。
そして、近所の小学生軍団、あっぱれです
ありがとう。