おしゃべりな庭、静かな庭

「今日はどんな日?」  季節や日々の暮らしの中で・・・

今年のバラは、ラ・レーヌ・ヴィクトリアから始まった      2010.4.29~5月上旬

2010-06-01 22:16:23 | 今日の庭
週末に、撮り貯めていたバラの写真を前に腕組みして、固まってしまいました
一体どのようにアップしていけばいいんじゃ~い?!
今年は、冬から春先への季節の変化が、行きつ戻りつ、すぐ冬に逆戻りしてしまい、
暖かな静岡でも、膨らみ始めたバラの蕾たちが、スタンバイしつつ、溜めて、溜めて・・・
そして、一気に咲きだしてしまったんです。
まるで、北国の春の花の咲き方みたいに、北海道の初夏の花にも似て・・・
土佐行きで、バタバタしつつ、父の容体や病院行きなど忙しさの中、
バラは咲く咲く、心はそぞろ、写真だけは、パシャパシャ貯まっていきました。
少しずつ、日を追ってご紹介。


ラ・レーヌ・ヴィクトリアです。
我が家の玄関の軒下が、すっかり指定席になりました。
ラヴェンダー色を帯びたローズ色の深いカップ咲きで、
とても香りのよいブルボン系(フランスの植民地だったインド洋のブルボン島で発見された)の品種。
細い枝が、2メートルくらい伸びるため、真ん丸の花が、ふわりと空中で咲いている感じ。
この軒先いっぱいまで、今年は伸ばしてみたら、たくさん花がつきました。
今は、すべて一番花が終わり、花殻を摘んだら、今年は、小さな二番花の蕾がたくさん。
元気に咲くようにお礼肥をあげてみました。

       
玄関の指定席で咲く姿。
5月の連休の旅から帰ると、もう満開のピークは過ぎて、花色が、褪せてきました。

               

そうそう、今年は、花が咲きだした頃、こんな珍客が~
       
虫が苦手な方は、ぎょぎょぎょですよね。
このでっかいいもむしは、時々我が家の庭に出現しては、すごい勢いで、色んな物をたいらげます
以前は、夏にまだ小さかったオリーブの葉っぱを、半分近く食い散らかしました。
割りばしでつまむと、威嚇してくる気の強さ
私も負けじと闘います。
いや~しかしバラまで食べるんですね。きれいな花が、8輪くらい、わしわしと食べられてしまいました。
少しは、ピンクに色を染めるかと思いきや、薄緑色で、すましています。
4月の末に、こんな幼虫がいるなんて、びっくりでした。
卵で冬越し?成虫が、冬越し?
この屈強ないもむしは、スズメガの仲間です。
調べたら、さなぎで冬越しとありました。