スターダスト

桜の見頃も終盤を迎えちょっと寂しいなと思いつつもポカポカ陽気の中、桜の花びらでピンクになった歩道を歩けば心浮き立つ今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。M多です。

キャンパスは新入生であふれ、あぁ～春じゃな～と感じつつ、新芽の芽吹くはずのこの季節、かたや知静堂では安土の上の大木はよもやこれは秋なのか！と思うてしまうほどの落ち葉をはらりはらりと落としております。滑走しては矢に葉っぱが突き刺さったりします。「色気より食い気」の私としましては焼き芋が食べたくなります。

何はともあれ新学期です！いつの間にやら三回生です。なにせ素粒子からコーヒーの抽出法（？）の研究まで幅広ーく取り揃えちゃってる物理学科、そろそろ来年を見据え各研究室がどんなことを研究していらっしゃるのか知るべく手当たり次第に「何の研究をしていらっしゃるのですか？」と質問したところ・・・・・

「ウチュウジンの研究ですよ。」

！？ウ、ウチュウジンですか！？

「そう、ウチュウジン。」

一体サンプルはどうしているのですか！！？

「いや、ほら、空から降ってくるし。」

降ってくるとな！！！！？

「でもまぁ、地面落っこちるとわかんなくなるから、ほら、すごく小さいからね。外とか歩くと肩に乗ってるよ。」

！！！！！？なんと私の肩にも！！？

「地面だとまぎれてわかんないけど氷の上だとわかるから南極から氷を取ってきてサンプルにするんだよ。」

・・・氷付けのウチュウジン・・・

「あとは氷を溶かして、ピンセットで種類別により分けていくってわけ。」

一つ一つ？ウチュウジンは一体二体というふうに数えないのですか？？？

「・・・へ？？何で？？」

そこで初めて「ウチュウジン」とは「宇宙人」ではなく「宇宙塵」のことであり、私の小っ恥ずかしい間違いはキッチリ正されました。こんな赤っ恥をさらしてしまったからにはもうあの研究室には行けまい。ああ何たることだと自分の勉強不足を嘆いてもお腹は膨れません。今日も元気だご飯が美味いっ！と言える明日のために一日一日頑張ります。

それではこのあたりで次の方にバトンを託したいと思います。