最近、朝日新聞の朝刊に、作家山下惣一氏の「佐賀・唐津の田んぼから」として連載されている。私たちの生活も環境も大きく変わって来た。その変化は、農村においても例外でないらしい。山下さんが、自宅前の畑のスイートコーンが、収穫を目前にして、たった三晩で全滅になった。佐賀県唐津市の西のはずれの出来事であるタヌキかアナグマのたぐいの仕業のようであるが、犯人?はわからない。人里はなれた田畑はイノシシなどの無法地帯になっているようである。対策なしでは何一つ収穫が出来ない、野生動物は「保護しろ」といい、農民にはたまったものではない先年、熊が人里に出没したと新聞を賑わした。山下さんは、この原因は野良犬、野良猫が少なくなったからと、推察されている。彼らが村の用心棒の役割をしていると。私は、それも一因であるが、山に実のなる広葉樹が少なくなったのが大きな原因ではないだろうか、彼らは山で食物にありつくことができずに山里にあらわれるのだと私は思う。彼らこそ受難の時代に生きているのである。
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