まあまあ人生

70年の人生 まあまあですね

キリスト教一致祈祷会

2007年01月21日 | Weblog
今日の午後、カトリック今市教会において、キリスト教一致祈祷会が開催された。午後は用事がないから出席する。過去2回出席したが、いずれもプロテスタン教会で行われていて、私は、今回始めてのカトリック教会であった。説教は、敬愛する元日本基督教団天満教会の牧師、H師が、マルコ7:31~37から語られた。今回のテーマ「耳の聞こえない人を聞こえるようにし、口の利けない人を話せるようにしてくださる」は、南アフリカのダーバン近郊のウムラジで活動するキリスト教共同体の経験から取られている。ウムラジは、アパルトヘイト体制の時代に、「非白人用指定地区」として設立された町で、現在、人口の50%がエイズウイルスに感染している。現在の状況を悪化させている要因は、虐待やレイプの被害者、エイズの感染者たちが、恥ずかしさのために自分たちの問題をオープンに話すことが出来ないことである。沈黙し続けることは死を意味する場合があり、助けを求める勇気を彼らに与えるための運動である。H師は、権威あるみ言葉によって、耳の聞こえない人が、聞こえ、同時に口も開かれ話が出来るようになった。かつては霊的に耳が聞こえなく、口も利けないものであったが、主の癒しを頂きました。宣教の働きは一致なくしては出来ない。国と国の一致、教派、教団の一致、教会内での一致、はたまた、教職と信徒との一致が求められている。と語られた。プログラムはカトリック式に行われた。司式者の祈り、会衆の応答があり、独唱があり、各人が無関心の罪を示されたものを紙片に書き、阪神淡路大地震の際、瓦礫に埋もれた、下山手教会の十字架に架かられたキリスト像が搬入され、その前に、紙片を差し出し悔い改めた。祈祷会の後、交わり会があり、それぞれの紹介などがあり、和やかな交わりがなされた。参加協会は、43教会、参加人員は、73名であった。最後に報告として話されたことは、今市教会の近くに、日基の森小路教会があり、立替の計画があって、そのために、仮の礼拝式場として、今市教会の施設を借りたいとの申し出に、今市教会はその申し出を受け入れたとのことであった。これも一致の内の一つではないか。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。