覚悟の上

午前４時４０分に目が覚め「世の光」を聞いた後、起床する。爽やかな朝の気配を覚えながら大阪城に行く。
今朝も元気に合唱する。汽車、赤い靴、春の小川、やさしいお母さま、月見草の花、旅愁、とんがり帽子・・・最後は、あこがれの郵便馬車の１３曲歌う。体操した後、いい天気で散策しようと思ったがそのまま帰宅する。

家内は、女性会で嵯峨教会に行っているため、用意されたカレーを温めて昼食を摂る。

一人侘びしく食事の後、阪大病院に入院中の嘗ての上司のＵさんをお見舞いに行く。入退院を繰り返しておられているとは知らなかった。退職後も、細々としたお付き合いが続き、二度ほどご自宅をお伺いしたこともある。今回、叙勲を受けられたので、お祝いの電話を掛けたところ外泊をとり一時帰宅されたことを知り驚く。しかし、２～３日後に退院予定のことで、落ち着いた頃に訪問しようと思い電話すると、調子が悪くなり入院したとのことで、今日に至った。面会して随分痩せられたなーと思った。病状が悪く死を覚悟して坦坦と語られたが、どのように言葉をかけたら良いか迷いながらそれでも奥さまを交えてお話をすることが出来た。かえり際、Ｕさんの手を握りながら祈りをさせて頂いた。祈ったあとＵさんを見ると、十字を切っておられたように思え、目を少し赤くして涙があったように思えた。お祈りをさせて頂いて良かったとのではと思った。

写真は、今年も咲きだした　花しょうぶ