大念仏寺の前を通ると、雨にうたれた銀杏の実が目に付いた。門前に銀杏の樹が一本植えられており、毎年実がなっている。一昨年は多く実っていたが、去年、今年は少ない。雨に打たれた実をみると何となく哀れに見えた。道路に落ちた2~3の実は、人に踏まれたのか割れて痛々しい姿を見せていた。銀杏の実を拾う人は見ないが、一昨年の時は、年配の女性が拾っておられた。昼間見た銀杏の実のことが頭から離れないので、勤務終了後、拾いに行く5分か10分、傘をさしながら、蚊にも刺されたが、小さなビニール袋に一杯になったので引き上げた。思ったより沢山拾うことが出来て感謝。ふと、昔、戦前のことであるが、収穫の終わったサツマイモ畑に行き、もう一度、掘り起こすと、小さな芋が出てくる、時には採り忘れの大きな芋を掘り当てた時の喜びは、今も思い出すとわくわくする。聖書のルツ記にでてくる落ち穂拾いをしたルツも収穫を手にした時はそんな気持ちだったのではないかと想像する。
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