歴史とドラマをめぐる冒険

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麒麟がくる・光秀チョップは水平空手チョップなのか。

2021-02-01 | 麒麟がくる

昨日の「光秀チョップ」は実に素晴らしい演出でした。ハセヒロさんの発案だそうです。もっと早くに「怒りの鉄拳」を繰り出していれば、喧嘩の末に分かりあえていたかも知れません。悲しい話です。

ついでに「経絡秘孔」もあの「手刀」で突いてやればいいとも思いました。「大人になる秘孔」「承認欲求を除去する秘孔」「重たい愛を取り去る秘孔」などです。私は信長ファンですが、この信長は大人にならないといけません(笑)。

考えてみると、この光秀チョップを期待して、これを見るために、延々と42話まで見てきたのかも知れません。それも録画して繰り返し何度も。史実と違うとかギャーギャー文句を言いながら。

以下はどうでもいい話です。読んでも時間の無駄だとご注意はしておきます。普段はもうちょっと「真面目」に書いています。他の記事をご覧ください。ほぼ麒麟がくるのことだけです。

信長に足蹴にされた光秀が「光秀チョップ」を空に向かって繰り出します。無論これは「樹を切る=斬る」動作です。夢でみた信長の「命の樹」を斬るポーズです。

「水平空手チョップだ」と思いました。で、寝て起きて、今日が次の日。「あれ水平じゃないな」と思ったのです。そもそも水平空手チョップってなんだ?と思ったのです。

ビデオで確認すると、動作はわずか一回です。夢のシーンがあるので、何度も繰り出した印象が残るだけです。そして方向はほぼ「水平」です。やはり「水平空手チョップ」でした。

空手チョップの正式名称は「手刀打ち」です。空手用語としては「手刀打ち」、プロレス用語としては「空手チョップ」です。

チョップは切る、斬るという意味の英語です。英語用法としては「ジュウドーチョップ」のようです。空手と柔道の違いなぞ気にしていないのです。

ここまでも相当「どうでもいい話」ですが、以下は「もっとどうでもいい話」です。

プロレスを見たのは子供の頃の「一瞬」で、猪木と馬場の時代でした。両名とも力道山の弟子ですが、猪木は非エリート、馬場は可愛がられたエリートでした。空手チョップは力道山の代名詞ですが、猪木はほとんど使わないと思います。力道山を継承したのは馬場で、馬場はよく「空手チョップ」を使いました。斜めに振り下ろすチョップは「空手チョップ」、水平に手を動かす「光秀チョップ」は「水平空手チョップ」、そして頭の上に向かって垂直に手をおろすと「脳天唐竹割り」になります。手のひらが「下」で水平だと「逆水平」という情報もありました。

いずれもグーに比べて威力は劣るようですが、プロレスではグーは禁止なのかな?グーで殴ると相手が死ぬ場合があるし、殴った方の拳が砕ける場合もあるようです。

それにしても「脳天唐竹割り」、ネーミングも強烈ですが、威力も強烈です。小学校の時、プロレスごっごで一回だけ食らったことがありますが、痛いし首にきます。子供同士の遊びでも禁止技だった気がします。「唐竹割とエルボーはなしな」と言った記憶があります。アメリカのある州ではプロレスでも唐竹割りは禁止のようです。ちなみにエルボーは肘打ちで、私の得意技でした。筋力が発達していた私のエルボーは強烈だったようで、先生にひどく怒られ「禁止技」にされました。むろん遊びです。子供だってバカじゃないし遊びなんだから「手加減」はみんなします。私だってしてました。相手のふともも以外は狙いませんでした。それでも泣かれてしまい、先生にこっぴどく怒られました。「喧嘩じゃなければ何やってもいいというわけじゃないぞ」、、、その通りです。

脳天唐竹割りは誰が名付けたのか。ざっとした「検索」では分かりませんでした。さらに凄い技に「真空飛びひざ蹴り」があります。膝で相手の顔を打つのです。下手にやれば本当に死にます。「真空」には特に意味はないようです。こっちの方はネーミングの過程が比較的明らかになっています。以上、どうでもいい話でした。

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