歴史とドラマをめぐる冒険

大河ドラマ・歴史小説・歴史の本などを中心に、色々書きます。
ただの歴史ファンです。

BS時代劇「まんぞくまんぞく」の感想

2022-12-31 | 感想
NHKBSの時代劇「まんぞくまんぞく」。「時代劇らしい時代劇」というか、「昔よく見た時代劇に、女性剣士+恋愛という新味を加えた」というか、面白い番組でした。
全く文句はありません。まんぞく、です。なにより主演の石橋静河さんが可愛かった。美しいというより、私は可愛く感じました。殺陣は初めてだそうです。でも私には殺陣を鑑定する能力がないので、いい動きをしていたとしか思えません。「殺陣」なんてしばらく見たことがなかったので、昔がどうだったか、もう忘れてしまいました。とにかくいい動きです。調べてみると石橋さんはダンサーだということで、運動能力が高いのでしょう。きっと。

「可愛い」、素敵なお嬢さんです。母親の原田美枝子さんは「鋭い美人」ですが、娘さんはやや「ゆるキャラ」で、とにかく可愛いなと思いました。

というのが素直な感想。あとは歴史的観点から見た「野暮な興味」の話です。

・時代設定が分かりませんでした。でも木刀で練習してました。ということは11代将軍の天保期より前かなと感じました。

・木刀で戦うというのは、「ほぼ殺し合い」だと思うけど、竹刀剣術普及前はどうだったのかと考えました。

・堀家は旗本で七千石。ほとんど大名ですね。

・悪旗本が「旗本のくせに金貸しをしていた」ということで逮捕されました。江戸時代のことは全く分かりませんが、室町期には幕府も金貸ししてたし、どうなのかな、江戸期はそうだったのかなと考えました。今のところあんまり調べる気はありません。