歴史とドラマをめぐる冒険

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麒麟がくる・第二十一回「桶狭間(仮)」・あらすじを想像で書く

2020-05-28 | 麒麟がくる


題名も分からない麒麟がくる「第二十一回」中断直前話の「想像あらすじ」です。想像でもSNS情報とか知っているので「ネタバレ」があります。注意してください。
というかこれは「あらすじ」というより「桶狭間の戦い」の顛末です。




今川義元は家督争いで死んだ兄、玄広恵探の幻に悩まされています。しかし左文字の刀を振るい、幻を斬ります。
義元は沓掛城にいます。そこから大高城に入って、信長の清州城を攻める作戦です。先鋒隊は松平元信(家康)と朝比奈泰朝です。

家康は大高城に兵糧を運んだ後、引き返して丸根砦を攻めます。朝比奈は鷲津砦と攻めます。地図で言うと西です。

清州では信長と簗田政綱(やなだまさつな)が兵力の分析をしています。
梁田「義元は慎重な男ゆえ、駿河に兵を残しましょう。兵力はおそらく1万5千。尾張の各砦を攻めるのが9千。義元本隊は6千ほど」
信長「こちらも砦に人がいる。おれが率いていける兵はまずは2千5百か。元康は裏切らないだろうな。父親を殺したこと、やはり失敗だったな」

信長は圧倒的な兵力の差ではないと考えますが、まずは籠城と伝達し、あとは寝て本を読んでいます。
信長「人間五十年、下天のうちを比ぶれば、か。なんだ下天のうちをって」
帰蝶「天上世界の一昼夜と比べるという意味です」
信長「どうしてそんなに長く言葉を補えるのだ。下天のうち、だけで天上世界の一昼夜なのか。うちってなんじゃ。どうも分からん」(私にも分かりません)

林秀貞ら重臣たちは「だめだこりゃ」という感じで城から帰ってしまいます。

☆地図でいうと南東のあたりに義元本隊がいます。信長は北の善照寺砦で集合して一気に攻めようと考えていますが、兵力差は倍なので、死ぬだろうなと漠然と思っています。

信長は先鋭兵を集めて善照寺砦に向かいます。旧来だと、一騎で飛び出します。その後を藤吉郎が汚い服で追います。しかし今回の藤吉郎は綺麗な服を着ているし、ここにはいないでしょう。途中で丸根砦がおちて「佐久間盛重」が死んだことを知ります。佐久間大学です。

信長は「大学は一足先に死んだか。みんなおれに命をくれい。人間一度死ねば、二度とは死なぬ」(かつての大河ならこういいますが、言わないでしょう)

☆この地図が正しいという確証はないと思います。しかし正しいとして、義元本隊の右手には味方が配置されていない。いないから信長は義元に近づけるわけです。

さて、家康は裏切りませんでしたが、菊丸の手の者は義元本隊の位置をつかみ、それを梁田に知らせます。信長は手持ちの2500で突入することを考えます。途中で大雨が降ります。視界が悪く、音も伝わらない。それで義元は信長の動きを見失います。

雨が晴れた時は、既に信長は桶狭間山の山麓にいました。ここで鉄砲を使わせたいところですが、そうすると鉄砲の音が義元の他の陣に伝わる恐れがある。で、例の長槍だけを用いて「山をかけあがって攻撃する」という不利な攻撃をします。それでも義元隊は驚き、混乱します。義元の周りは300となり、退却します。それを追いうちし、毛利新介が義元の首をとります。山をかけあがって攻撃って、本当に勝てるのかな。そもそも史実なのかな?

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