歴史とドラマをめぐる冒険

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葵徳川三代「三成最期」・いい感じの戦後処理

2019-06-30 | 葵徳川三代
葵徳川三代「三成最期」

捕縛されてからの三成の描き方が「いい感じ」です。

徳川家康は三成に対して「礼を尽くす」わけです。色々文句を言われても「お聞きしよう」という態度。

聖人君子の家康は「描いてこなかった」わけですが、ここは「度量の広い家康」を描きました。

三成が縛られて座っている。そこへ福島正則がやってきて「悪態をつく」。ここまでは「いつも通り」です。その後、家康は捕縛を解き、三成の言い分も十分に聞きます。

最後の処刑前

三成は「柿はタンの毒」だと言います。これもいつも通り。そっからが違います。周りが笑い、それにつられて三成も「明日死ぬのに」といって笑う。

これも新鮮でした。