花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

達磨大師とセンボンヤリ

2008年10月02日 | 山野草

トラピスチヌ女子修道院近くを車で通ると、目の前に巨大な像が見えてきます。
その正体は、どこかユーモラスな不思議な達磨大師像です。
この達磨大師像は大正時代後期に、斉藤キワさんが夫の死後、奈良の達磨寺と同じような像を作りたいと懇願し、昭和26年に完成した像だそうです。

達磨大師像の立っている小山には、センボンヤリの綿毛が沢山並んでいました。

センボンヤリ(キク科)は1年に2回花をつけます。春にはタンポポに似た花(白と紅紫)を咲かせ、秋には筒状花のみの閉鎖花をつけます。
綿毛が付いた長い花茎が並んでいる姿から、大名行列で槍の穂先に被せた飾りを連想させるセンボンヤリ(千本槍)の名がついたそうです。
コメント (12)
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