報告が大変遅くなりましたが、6月2日朝例会は建築家の大林政夫さんでした。タイトルは「編集・翻訳検証作業とデザイン」。
僕はこのほうが好きでと持参されたのは、今ではなつかしいともいえるスライド映写機でした。いろんな素材やヨーロッパへの留学や訪問で撮影した写真、故郷石巻の写真などを映しながら、進められました。
演題はわかりにくいですが、デザイン、設計は考えていることを翻訳する、いろんなことをピックアップして編集すること。建築でも、施主の頭の中には映像がある、シナリオがあるわけで、そういう人の相手をする場合、見立てが必要。直訳ではない、意訳をしなければならない。詩人が「自分は詩の神の依り代」というのと同じだ。
また教える学生に対しての指導も率直。学生はかっこいい建築家を目指すが、もっとベーシックに編集の作業を進めよという。文化的な準備をしないで、設計しても仕方がない。どんな本を読んだか、どんな人と会ったか、どんなものを食べたか。ちゃんとした道具やベーシックなものがないとできない。わかることとわからないことをきちんと区別せよという。
僕はこのほうが好きでと持参されたのは、今ではなつかしいともいえるスライド映写機でした。いろんな素材やヨーロッパへの留学や訪問で撮影した写真、故郷石巻の写真などを映しながら、進められました。
演題はわかりにくいですが、デザイン、設計は考えていることを翻訳する、いろんなことをピックアップして編集すること。建築でも、施主の頭の中には映像がある、シナリオがあるわけで、そういう人の相手をする場合、見立てが必要。直訳ではない、意訳をしなければならない。詩人が「自分は詩の神の依り代」というのと同じだ。
また教える学生に対しての指導も率直。学生はかっこいい建築家を目指すが、もっとベーシックに編集の作業を進めよという。文化的な準備をしないで、設計しても仕方がない。どんな本を読んだか、どんな人と会ったか、どんなものを食べたか。ちゃんとした道具やベーシックなものがないとできない。わかることとわからないことをきちんと区別せよという。