ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

トルーマン・カポーティ

2012-03-09 22:52:50 | エンターテインメント
・・・って、『ティファニーで朝食を』を書いた作家としてあまりにも有名ですよね。容貌も、独特のものがあるし。
『名探偵登場』のDVDを見たとき発見したのは、若き日のジェームズ・クロムウェルだけではありませんでした。
何とトルーマン・カポーティもラスト近くで登場したんです。

          

作家なのに、何故映画に???と思い、調べてみました。まずは若い頃からの写真を並べてみましょう。本当に特徴ある顔立ちをしています。

   

「晩年はアルコールと薬物中毒に苦しみ、・・・(中略)・・・友人のマンションで心臓発作で急死した」そうです。享年59歳。
「『ティファニーで朝食を』が映画化されヒットするなど、1作ごとに華やかな話題をふりまき映画にも出演し、・・・作家としては珍しくゴシップ欄の常連になるなど、公私の両面で話題を振りまいた」。
なるほど映画出演は『名探偵登場』だけじゃなかったんですね。けっこうナルシストで目立ちたがりだったのかも 

そういえば思い出したけど、近年『カポーティ』という映画がありましたよね。
2005年の映画で、カポーティが代表作の(←私、代表作は『ティファニーで朝食を』と思っていたけど!?)『冷血』を取材し書き上げるまでを中心に描いた伝記映画だそうです。
カポーティを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンがアカデミー主演男優賞を獲得したそうですよ。

                     

さらに翌年の2006年、同じ題材でキャストは異なる映画『Infamous』もトビー・ジョーンズの主演で製作されたそうです。
こちらはサンドラ・ブロック、ダニエル・クレイグ、グウィネス・パルトロウ、シガーニー・ウィーバー、ジェフ・ダニエルズなどが共演する豪華キャストだったみたい。

              

ナゼに死後20年以上も経ってから、カポーティの映画が2本も続けて製作されたのかな。


ところで先日、カポーティが1958年に『ティファニーで朝食を』を書き上げた時に住んでいた邸宅が、1200万ドル(9億8400万円!)で売られたというニュースがありました。
ニューヨークのブルックリン地区では、これまでで最高の売値だそうです。
ニューヨークには珍しい大きな裏庭付きで、高級住宅街ブルックリン・ハイツにある、1839年に建てられた瀟洒な大邸宅。

 

11寝室あり、暖炉も11あり、豪華なシャンデリアがあり、車4台分の駐車スペースがあるそうです。

  

  

同じニューヨークでもトレンディーなマンハッタン地区にあったら、売値は5~6倍になっただろうとのこと。
しかしながら売るのに2年近くかかってしまい、売値も予想の2/3でしかなかったそうです。
とはいえカポーティはこの邸宅を所有していたわけではなく。当時の持主を説得し、この邸宅内のアパートを間借りしていたんですって。

10億円近い邸宅・・・ 本当に世の中にはお金持ちっているもんなんですねぇ 


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