ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

離職面接

2016-10-01 19:25:01 | 仕事

・・・ で訳はいいのかわからないが、私の訪問介護最後の日となる10月3日(月)は、

Exit Interview なるものをマネージャーとすることになっている。

訪問介護そのものは一昨日の木曜日が最後になった。

本来なら昨日の金曜日も仕事の日だったが、もう仕事しなくていいと言われた。

「どうせ辞めちゃうんだから頼りにしても仕方がない。」 と思われたか。

あるいは今サービス利用者さんの入院が重なっているから、仕事そのものが少なめになっているからか。

昨日は病院の遅番が入っていたから、どのみち私には好都合だったけど。

そして先週末は訪問介護して働いたから、今日明日はお休みの週末。

(訪問介護は隔週末働くことが条件だった。)

正直、時間を気にしながらの訪問介護をもうしなくていいと思うと肩の荷が下りた。

 

今日は明後日面接のついでに返す品々を取りまとめた。

まずは一番重要な身分証、オフィス・ドアへのキー(door fob=身分証についた青いの)と、仕事用スマホ。

(そうなのです、緊急連絡用にと、介護スタッフ一人一人にスマホが渡され携帯が義務付けられていたのです。

でも保険料は個人もちで。 私はまだ保険をかけていなかったけど。)

 

ダンボール箱に詰めて渡されていた、介護に必要な品々。


靴カバー      使い捨てエプロン      使い捨て手袋      腕カバー      消毒用ジェル

日付用シール      液体ソープ      救急セット      ペン型ライト     10 携帯アラーム

11 高温洗濯バッグ (ひどく汚れた洗濯物をこれに入れたまま高温で洗濯できる)     12 清拭用使い捨てウェット・ペーパータオル

 

 

制服(上だけ)2枚は、洗濯したけどアイロンはまだ。 夏だったので、カーディガンもフリースの上着も着る機会がなかった。

カーディガンは袋に入ったまま。 上着は誰かの使いまわしらしくあまりキレイな状態でなかったし、動物(たぶんネコ)の毛が

そこここについていた。 この状態で渡されたんだから、この状態で返したる。

 

 

訪問介護、根性なしの私には続かなかったけれど、やっていること自体は素晴らしいことだと思う。

訪問介護者のおかげで、多くの高齢者が自宅で生活を続けていられるんだもの。

今度どんどん、助けが必要な状態で長生きする高齢者が増えていくだろう。

私だって、遠からぬうちにその仲間に入るかも。

 

訪問介護の一番の問題点は、仕事がきついのにそれに見合った報酬が与えられていないことだと思う。

瞬間移動できる人間などいないのだから、移動時間は労働時間として認められるべきだ。

さらに介護者が焦らなくていいような現実的な移動時間が与えられ、運転が難しい場所に住む利用者さん訪問と

腰にきついダブル・アップを免除してもらえていたら、私も継続を考えたところ。

私が腰痛を訴えたとき、ダブル・アップ免除だけはしてくれる方向で話がまとまっていたらしい。

でも他の三条件が実現されない以上、私には続けられない。

 

訪問介護の同僚たちは、皆本当に働き者だ。 彼らが私が働く病院での勤務条件や勤務内容を知ったら、

そのラクさに驚嘆するだろう。 彼らのおかげで少しばかりの助けがあれば自宅で暮らせる高齢者が自宅で

暮らしていられるし、行政も福祉費を節約させてもらっている。 有難いことである。

 

月曜日はオフィスに、心ばかりのお別れのプレゼントを置いてくるつもり。

といってもお菓子だけど。

 

お煎餅 (一袋150g入・£1.30)      チョコレート・ビスケット(650g入・£5.00)

チョコレート菓子あれこれ詰め合わせ(正味750g・£5.00)

訪問介護のスタッフはその日の訪問を終えるとタイム・シートを置きにしょっちゅうオフィスにやってくるから、

彼らに喜んでもらえるといいな。

 

誰にも避けられない加齢。

誰にもやってくる高齢。

誰だって最後まで自分のことは自分でしていたいけど、こればかりは意志の力だけではどうにもならない。

あと10~20年もしたら、私たち夫婦も訪問介護サービスを必要としているかも。

そのとき優秀なサービス事業所が近くにあって、良い訪問介護者さんが来てくれることを祈る。

 

 

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