ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

地球でいちばん寒い村

2013-01-23 21:41:27 | トピック

「永久凍土の上に建てられた世界最大の都市」ヤクーツクから、車で2日かかってたどり着くロシアの村、オイミャコン

定住の地としては世界で最も寒い村と考えられているそうだ。1月の平均最高気温は、-42℃。 (-5℃くらいで「寒い」と文句を垂れる自分が恥ずかしいかも・・・

夜明けのオイミャコン村。

村外れの川にかかる橋。まるでこの地域全体が冷凍庫に入れられたみたい。

オイミャコンに続く道。この晩の温度は-50℃。

オイミャコンは『不凍の水』を意味する。これはこの地が永久凍土であるにもかかわらず、天然の温泉が近くに湧いているからである。 ――(ウィキペディアより)

 

村の人口は、約500人。村で唯一の店は、最低限の必要物資のみを売る。農作物が育たないため住民の主食はトナカイ肉と鹿肉だが、栄養状態は良好。

エンジンを止めると再スタートしないかもしれないとの懸念から、車のエンジンは昼夜かけっ放し。

冬は酷寒のオイミャコンだが、6月から8月にかけては気温が30℃を上回ることも珍しくない。緯度が高いため、日照時間も12月は3時間、夏場は21時間と大きく異なる。

家畜を連れ出し、温水(といっても約2℃)を飲ませる農夫。                  渇きを癒して農場へ帰る家畜。

 

この村は本来は、遊牧のトナカイ追いが家畜に水を飲ませるための一時立ち寄り所だった。ソ連政府は、遊牧民を定住させる目的でここを村にした。

住民は寒さに鍛えられており、村で唯一の学校は気温が-52℃を下回らない限り休校にはしない。

大半の家が今でも石炭を燃やし、石炭の供給が滞ると焚き木を燃やす。近代設備はほとんどの家になく、トイレは屋外にある。

 

ペンのインクは凍り、眼鏡は顔に凍りつき、携帯電話も寒すぎて使用不可。死者が出た場合、棺を埋葬するための穴を掘るのに3日かかる。

オイミャコンへの途上にあるガソリンスタンド。

厚い毛皮で酷寒をしのぐ、イースト・シベリアン・ライカの子犬たち。

 

なるほど。北海道よりずっとずっと北だわ・・・ 

 

私が覚えている限りでは、ダーズリーの夜間最低気温は-8℃。オイミャコンの人がダーズリーに来たら、「暖かい~!」と驚かれるでしょうね。

雪や寒さで騒ぐのは、ほどほどにしようっと・・・ 

下は、イギリスはドーセット州シャフツビュリー Shaftesbury にある有名な石畳の道 Gold Hill の雪景色です。綺麗なので載せてみました 

昨日(22日火曜日)も夕方から、ちらほら雪が降ったり止んだり。でも今朝の積雪は大したことなく、オットーもムスメも出勤/登校していきました。私は仕事がオフだったので、一日どこにも出かけず家で冬眠?してました。

明日は早番だけど、路面の雪はほとんど溶けたし、無事出勤できるでしょう。

 

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2 コメント

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極寒 (チビまま)
2013-01-25 08:21:34
マイナス50度って・・・とんでもない寒さですね。
寒いというより、痛いような!?
そういえば同居しているロシアの子の故郷もマイナス27度だったことがあったとか。
鼻の奥まで凍るそうです(苦笑)
でも見ている分には一面の真っ白の世界は美しいですね。

そうそう、空港での足止めの話に戻りますが、かれこれ3度経験済みです。しかも3回連続で!!(悲)
1度目は乗りつぎのパリについたら日本行きがなぜか既に出発しており、多くの日本人とともに何時間も並んで次のチケットを取りました。しかも、そのとき私のトランクはフランスに置き去り・・・日本で待つ羽目になりました。
2度目はロンドンで『あなたの席はありません』といわれ(いわゆるオーバーブッキング)、空港近くのホテルで1泊する羽目に。
3度目はあのアイスランドの噴火により、あと5時間でロンドンへ到着!というときに、乗り継いだ韓国まで飛行機がそのままUターン。ボロホテルに自費で3泊してもいつどうなるか分からないと言われ、また自費で日本へ引き返し、1週間後にロンドンへ。。これが一番最悪でした。
どれも時間とお金で解決できるものだったし、怪我や病気ではなかったものの、心身ともにぐったりでした。とほほ。なんで3回も!!
長々と失礼しました!
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マイナス27℃! (ハナママゴン)
2013-01-27 04:54:49
想像できませんよね。極寒に慣れているロシアの子には、イギリスの酷寒なんてちょろいものかな? 

ようやく寒さが一段落しましたね。来週は雨が多いけどその分暖かくなりそう。3日の出発に支障がなさそうなので、(その調子でがんばってね~)と祈っています。

チビままさんは、三度も空港で足止めされたんですか!!
オーバーブッキングのせいで空港近くで一泊って、ひどい! お金を払ったのに商品をよこさないと同じことですよね!!
アイスランドの噴火は、大変でしたよね~。いつ状況が改善するのか見通しが立たなくて。
飛行機が韓国までUターンって・・・ ボロホテルで3泊後、日本に引き返したって・・・ 一週間後にようやくロンドンに飛べたって・・・ 

出発が1~2時間遅れたことくらいはあったかもしれないけれど、それ以上の足止めは経験ない私って、ひょっとして、これまでとてもラッキーだったのかも。
このラッキー、これからも続きますように・・・

チビままさんの『足止め体験談』とても参考になりました。
どうもありがとうございました!
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