ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

ウスター街あるき (後編)

2019-11-08 23:29:01 | イギリスのあれこれ

《 前編からのつづき 》

 

初めて歩いてみたウスター、なかなか楽しい町でした。

歩き回っていると、そこここに路地があったり、それをたどっていくと、突然中庭的な空間が広がったり。

 2フロアあるインドア・マーケット的なものもありました。こういう庶民的な空間、大好き。

 

 

 こんな、住んだら面白そうな家も

   

 

駅のすぐ南側です。

 

 ウスターには、鉄道駅がふたつあるんですね。

この Worcester Foregate Street 駅は、タウン・センターの北側に接しています。

もうひとつの Worcester Shrub Hill 駅は町の東側にあって、周囲にはお店もレストランもなさそうです。

 

下調べして目をつけておいたお高くないイタリアン・レストランに、ランチに入りました。

シーフードが入ったトマト味のリゾットを頼んだんですが、若いウェイトレスさん、注文を間違えてチキンとベーコンのを運んできました。

最初は気づかず、写真を撮ってから(!?)。ウェイトレスさんに間違いを指摘したら、とても恐縮してすぐに下げ、

しばらくして正しいのを持ってきてくれました。

しかも、お待たせしたお詫びにと、サイドのロースト・ベジタブルとジュースはサービスしてくれるとのこと。

リゾットの9.2ポンドしか払わないのでは申し訳ないので、12ポンド払わせてもらいました。

 

 お店の名は、Valentinos。店内も落ち着いた雰囲気で、ゆっくりできました。

ウスターでイタリアンが食べたくなったら、また行こうっと

 

 Valentinos のはす向かいにあるのが、じゃーん! ウスター市のアート・ギャラリー&博物館です。

 

以前ウスターシャー・ソースのはなしにも書きましたが、

ウスターソース発祥の地でコロッケを食べるで林雄司さんが訪れた、あの博物館です。

歴史のありそうな建物で、アート・ギャラリーと博物館は2階にありました。

ウスターでコロッケを食べるために日本からわざわざいらした林さんに敬意を表し、私もリーさんとペリンさんの胸像を拝見。

 

 左がリーさん、右がペリンさんです。(たぶん。)

オリジナルのウスターシャー・ソースをこの世に生み出してくれたお二人  そういえば最近チーズ・オン・トースト食べてないな、明日食べようかな。

 

 向かって左側のガラスの一部が割れ、応急処置が施されていました。早くガラス換えてあげて~!

湾曲しているから  難しいのかな?

 

博物館には、戦争の歴史の展示が多かったです。折しも3日後は、Remembrance Day

 

戦場の兵士に手紙をしたためる家族と、手紙を受け取って嬉しそうに読む兵士。

 

 平和な暮らしができることの尊さ・有難さを、決して忘れてはいけませんね。

 

ウスターをちゃんと訪れたのは初めてでしたが、とてもよかったです。新しい建物と古い家々が、張り合うことなく共存している感じで。

 チェルトナムと似ているけれど、私はチェルトナムよりウスターの方が好きです。チェルトナムは近年、開発によって調和も品性もなくなったと私は思っていますので。

 

 おお、あれに見えるは大学の卒業式かな?

たくさん並ぶ瓶から、飴玉その他を量り売りしてくれる、昔ながらの可愛らしいお菓子屋さんもありました。

 

 日が傾きはじめた中、川沿いの駐車場に戻りました。あ、これは、先週冠水していたのとは別の駐車場です。

川には白鳥がたくさんいました。

 

ウスターあるき、とても楽しかったです! 入ってみたいカフェやティー・ルームがけっこうあるので、ぜひまた行こうと思います

 

《 おわり 》

 

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