心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

京都 建仁寺

2017年10月16日 | 名所めぐり(京都)

10月14日(土)

カウンセリング・ルームを休日にさせてもらって

いつもの友人と月に一度の名所巡りに行ってきました。


今回の目的地は、京都。

もう京都はメインの地となっている感がありますが、

河原町まで片道770円で来れるので

自然な成り行きですね。


今回の最初の目的地は、

教科書でも見た風神・雷神の建仁寺。

朝の7時に生息地を出発して

河原町駅到着が8時40分。


建仁寺の開門時刻午前10時まで

時間があったので朝食を花見小路の角の

喫茶店で取ることにしました。


花見小路

 

モーニング

観光地のはずなのに価格がリーズナブルで感激。

朝からツイていたので、

今日はいつも以上に良いことが起きそうな予感。

 

建仁寺まで花見小路を徒歩で向かいます。

天気予報では夕方から雨。朝は曇り。

今日の花見小路は、朝から数多いガードマンが出ていて騒がしく

選挙が近いので有名な人の演説でもあるのかと

ガードマンに聞いてみたら、

土曜競馬の場外馬券売り場の影響でした。


建仁寺 北門

以前、高台寺の帰りに前を通過した時には

門の上部に暖簾?がかかっていなかったような記憶があるので

今日は何か特別拝観の日かもと期待が膨らみます。

 

団体の外国人の方が訪れていました。

 

建仁寺 法堂

 

ここ建仁寺は、

私のどうしても訪問しておきたい寺院リストの一つで、

中学の修学旅行で京都を初めて訪問し、

大学の時に京都に一度、

名所巡りを始めて京都訪問17回。


そして、今回の京都訪問18回目で

ようやく来ることが出来ました。

 

建仁寺 法堂2

 

 建仁寺 法堂3

 

建仁寺 山門

 

建仁寺 山門2

 

建仁寺 勅使門(重要文化財)

一度建仁寺を出て、勅使門を正面からパチリ。

どういう訳か、上手く撮れずに(屋根が台形に写ったり等々)

5度撮影した中でマシな1枚です。(不思議です。)


再び、建仁寺内へ。

 

建仁寺 茶碑

建仁寺の開山宋西が、宋から茶の種を持ち帰り

筑前の雲仙寺に撒いて茶を栽培。

茶の種を譲り受けた高山寺(世界遺産)の明恵が、

宇治で茶の栽培を行い、

これが「宇治茶」の始まりとなったそうです。

 

方丈と大玄関

 

建仁寺 本坊(庫裏)

ここで初めて拝観受付をして、(そう言えば、ここまで無料でした。)

直ぐに出迎えてくれたのが、風神雷神の絵。

受付で庭園、建物、絵も撮影OKとのことで

誠に有り難い。感謝感激の建仁寺です。


風神雷神

全面金箔で右隻に風神、左隻に雷神(ちょー感激!)

原本は、京都国立博物館に寄託され、これは複製品。

複製品でもかなり良い感じです。

私は10分や20分は眺め続けられますね。


絵の大きさを感じてもらうために

私の身体を煙草の箱代わりにしてみました。

 

△▢乃庭

小書院の南にある◯△▢乃庭園は、

単純な3つの図形は宇宙の根源的形態を示し、

禅宗の四大思想(地水火風)を、

地(▢)水(◯)火(△)で象徴したものだそうです。


手前の砂の所が木の所が◯、井戸が▢。

△▢乃庭2

 

△▢乃庭3

 

 

建仁寺 方丈 龍雲の襖絵

 

建仁寺 方丈 龍雲の襖絵

 

建仁寺 方丈 花鳥の襖絵

 

建仁寺 方丈 枯山水の前庭「大雄苑」(だいおうえん)

枯山水の前庭「大雄苑」から法堂の屋根が見えています。


建仁寺 枯山水の前庭「大雄苑」2

 

建仁寺 枯山水の前庭「大雄苑」から観る方丈

方丈の屋根は、こけらぶきで

1962年の修理で防火のため銅板ぶきになり、

2014年の栄西800年大遠忌(おんき)を記念して

創建当初のこけらぶきの屋根へのふき替え修理が完成したそうです。


ちなみにですが、

遠忌とは、仏教諸宗派で、宗祖等の50年ごとに

遺徳を追慕して行う法会。


こけらぶきとは、檜等の比較的水に強い木材を

厚さ数ミリの短冊形の薄板に挽き割って

屋根の上に竹釘で重ねていく屋根ふき方法。

 

建仁寺 方丈の枯山水の前庭「大雄苑」の西側

 

 

建仁寺 潮音庭

建仁寺の大書院、小書院の間にある潮音庭は、

『四面正面』の中庭として知られていて、

四方向から眺めることが出来る枯山水の庭です。

 

建仁寺 潮音庭2

 

建仁寺 潮音庭3

 

建仁寺 潮音庭3

 

建仁寺 潮音庭4

方丈庭園も素晴らしかったですが、

この潮音庭と言われる庭もまた素晴らしい庭です。

 

建仁寺 小書院の襖絵「凪」

 

建仁寺 小書院の襖絵「船出」

「凪」「船出」の二つの襖絵は、

2014年の栄西800年大遠忌に合わせて

作成されたものとのことですが、

この襖絵の青と庭園の緑が実に良く映えて素晴らしい。


作者がよくぞ襖絵に青を提案し、

建仁寺側もよくぞ採用したと思います。

 

建仁寺 風神雷神図

 

 

 

 

建仁寺の楽しみは、それだけではありません。

茶室・東陽坊と清涼軒に向かいます。

 

清涼軒の庭

 

東陽坊の苔生す つくばい

最後に法堂の双龍天井画の拝観に向かいます。


建仁寺 法堂 天井画「双龍図」

 

建仁寺 法堂 天井画「双龍図」2

畳108畳の広さに及ぶ迫力ある天井画「双龍図」は、

建仁寺創建800年を記念して製作されたそうです。


建仁寺、非常に良い所でした。

写真撮影が殆どOKだった点も有難かったですが、

何より居心地が素晴らしく良く感じられたんです。


綺麗な庭のお陰?風神雷神の神通力の作用?

良く分かっていませんが、

私のお気に入り京都ランキングで、

かなり上位でのランキング入りとなりました。


この建仁寺の近くに住む人は、

休日にちょっとした自由な時間を持てた時、

自分の部屋で一人過ごすのではなく

建仁寺を訪れて

方丈とか中庭で腰を下ろして

ぼ~と庭園を観ながら過ごせるんですよね。


名残惜しいですが、これで建仁寺を後にして

次の目的地へと向かいます。

建仁寺、私達に素敵な時間を提供してくれて

蟻が十匹♬じゃなくて、有難う♬


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