心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

京都 智積院

2017年10月19日 | 名所めぐり(京都)

名残惜しい三十三間堂を後にして

次の目的地、京都 智積院に向かいます。


智積院は、三十三間堂から徒歩で、

「恋するフォーチュンクッキー」を歌い終える頃に

到着する距離にあります。


お目当ては、

国の名勝に指定されている庭園です。


京都 智積院 総門


京都 智積院 冠木門



智積院 名勝庭園へ

智積院の名勝庭園の名称が「利休好みの庭」となっていました。

ちょっと他ではないような珍しい名称ですね。


この門の右手にある収蔵庫には、

桃山時代の最高傑作とも評される

禅寺・祥雲寺(しょううんじ)の客殿を模した空間に

金碧障壁画(きんぺきしょうへきが)が収められていて、

その当時の雅な雰囲気を感じさせてくれますので

智積院に拝観に訪れた方は、

見逃し厳禁な箇所かと思います。

 

京都 智積院 講堂




智積院 名勝庭園に続く遊歩道

この奥を左に曲がって


智積院 名勝庭園1


智積院 名勝庭園に続く遊歩道

 

智積院 名勝庭園2

 

智積院 名勝庭園を臨む大書院へ

 

智積院 大書院

大書院にもレプリカですが、

極彩色の金碧障壁画(きんぺきしょうへきが)が飾られていました。

レプリカと言えども、当時の風情を感じられる

素晴らしい空間が演出されているように思います。


智積院 名勝庭園3

東山随一の庭と呼ばれる智積院の庭園は、

祥雲禅寺時代に原型が造られ、

山は中国江西省にある名山「廬山」、

池は「長江」をモデルにしているとのこと。


私には、目の前の山が

大学の時に同期の奴らと来たときに観た

紅葉の嵐山の風景とダブりました。


庭園の池が大書院の下にまで入り込むように造られていて、

大書院が池の上に建てられているような感覚になります。

 

智積院 名勝庭園4

四季折々の花を観賞することが出来るそうですが、

特に5月下旬から6月下旬にかけて咲くサツキが見事だそうです。

丸く刈り込まれているのがサツキ(ツツジ)かな?

 

智積院 名勝庭園5


石橋の辺りに、三味線の撥(ばち)の形の植え込みが

あるはずなのですが見つけることが出来ませんでした。


そして、聞いた話ですが、

この池が濁っているのは、

池に庭園の木々が写り込みやすいようにと、

わざわざ濁らせているのだそうです。


一文字型手水鉢

この庭園の丸く刈り込まれているサツキが多いのを見ると

今の姿は、衣装もつけずの舞台稽古を見ているような感じでしょうか。

それでも立派で美しい庭園ですが、

本番の舞台開幕は、サツキが咲く

5月下旬から6月下旬なのではないでしょうか。


智積院 名勝庭園6

名勝庭園と男女。

絵になる風景なので勝手に撮らせて頂きました。

と言うより、こっちの都合で庭を撮影するために

声をかけてちょいと移動してもらうなんて

私には無粋なことは出来ませんでした。

 

大書院横 燈籠と庭園

 

大書院 中庭の枯山水庭園

 

 

智積院 大玄関の中から見る外の景色

分かりませんよ。

大玄関から奥に見える門は、

私達が一番最初に見た総門のように思えます。

 

智積院 大玄関前の枯山水庭園

 

正面玄関・使者の間「布袋唐子嬉戯の図」

 

智積院 講堂横の庭園

 

智積院 講堂から

私達が入って来た名勝庭園の入り口を

今度は、講堂の廊下の上から眺めています。

最初の講堂を下から見上げた景色と講堂から見下ろす景色、

ちょっとした違いですが、

受ける印象は大きく違う気がします。

 

智積院 講堂

あれ?ここからの記憶が薄れています。

この廊下を向こう奥まで行ってぐるっと回り込んだのか、

引き返したのか、う~ん。。。

 

この次の記憶が庭園を出て、

諸堂の拝観に向かった記憶に繋がっていて、

どうしたことか、その間の記憶が。。。あれ?

 

智積院 金堂

この辺りになると、

デジカメのバッテリーの残量が気になっていたり、

ここまで歩き、歩き、歩きで、

いつものように私の足の方が文句を言いだしていたり、

次の目的地の拝観受付時間終了の時間が迫りつつあったりして、

じっくりと見て回ろうの気持ちから、

足早に回ろうとする気持ちが出てきています。

 

玄宥僧正像

智積院の再興の第一歩を京都東山にしるした方の様です。

合掌。

 

智積院 明王殿

ご本尊は不動明王で、明王殿は不動堂とも呼ばれているそうです。


智積院 明王殿2

 

合掌。


智積院 金堂2

 

絶対に本物の舞妓さん

本坊に行く途中での写真の舞妓さんとの出会いが、

今日一番の出来事となりました。

今日と言うより、

今までの京都訪問の中で一番の出来事かも。

建仁寺も三十三間堂も智積院もぶっ飛びました。


綺麗、素敵、知っている言葉を

片っ端から並べてしまいたい位です。


向こうの方から、

責任者の様な、世話人の様な年配の男性一人と、

すっごいカメラ機材を持った7人の男性を引き連れ、

光輝く着物の女性がやって来たので、

タレントか女優さんで仕事中かと思ったんです。

まあ仕事中であるのは間違いないようですが。。。

 

この人、むっちゃくっちゃに綺麗でした。

顔立ち、笑顔、お声、歩く姿、スタイル、所作、

とにかくむちゃくちゃ素敵でした。

 

本物の舞妓さんでないなんてあり得るかなあ?

絶対に本物だとおもうんですよね。


ちょっと無理かなと思ったんですが、

「すいません。写真一枚だけ撮らせて頂けませんか。」


女性は、すぐさま歩みを止めて

責任者と思われる男性の人に目配せして、

ちょっと困っている感じがした年配の男性も、

「撮らせてあげなさい。」


で、上の一枚となりました。

手ブレもなく、傾きもなく、

一発勝負に完全勝利!の奇跡の一枚です。


もう一回アップします。

奇跡の出会い 絶対に本物の舞妓さん


妄想エンジンに点火で暴走開始!

私「何故、写真を撮らせてくれたんですか。」

舞妓さん「そらあ旦那はんが男前はんやから。」

 キリッ!


ああ智積院の不動明王様、銅像の玄宥僧正さん。

お賽銭を入れずに拝観してごめんなさい。

お賽銭を入れずに拝観だけをしたのに、

こんな素敵な出会いを、ありがとうございます。


智積院 本坊

 

 

智積院 大玄関前 枯山水庭園

京都 智積院は大きな寺院でした。

紅葉の始まりを感じさせる木々もありました。

名勝庭園も立派で美しかった。


智積院は、名勝庭園を目的に訪問したのですが、

拝観を終えて頭に浮かぶのは、

金碧障壁画(きんぺきしょうへきが)で、

特に収蔵庫のが圧巻でした。凄かった。


そして、なによりも美しさ艶やかさで

強烈に印象的だったのは、舞妓さん。

全てに勝利。舞妓さん。


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