心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

雷帝

2021年07月31日 | 人物

 

16世紀ロシアのイヴァン4世(通称・イヴァン雷帝)は、

嫁選びに適齢期の娘を1500人集めて、

その中から后を選びました。

 

しかし、そうして選んだ2人の后に先立たれ

3人目の后も挙式後わずか16日後に亡くなりました。

 

 

イヴァン4世(通称・イワン雷帝)は、

少なくとも6人の女性と離別、死別していて

8人の子供がいましたが、

その殆どが若くして亡くなっています。

 

イヴァン4世は、統治する側に生まれて

3歳でモスクワ大公に即位してからだと約50年間、

16歳で皇帝に即位してからだと約37年間ですか、

 

専制政治のトップとして君臨し、権力も資金もお后も選び放題、

大抵のことは望めば叶えられる魔法使い状態だと思うのですが、

そんな彼の生涯を覗かせてもらうと

幸せって何だろうと考えさせられます。

 

 

彼が僅か3歳の時に父親が亡くなったことで

モスクワ公国の大公となったのですが、

3歳で国を治めることは出来るはずも無く

実権を握っていたのは貴族階級の有力者達で

また有力貴族達は権力闘争を繰り広げていました。

 

16歳の時に自ら皇帝と称して戴冠式を行い

実権を握っていた大貴族を次々と抑え

反対勢力を駆逐していき専制的な支配を行い

雷帝と呼ばれ怖れられました。

 

彼は3歳の時に父親を亡くし、8歳の時に孤児になり、

頼りにする貴族達の権力争いの陰謀が渦巻くドロドロした世界を

見て育ったことで猜疑心が強い人間となったようです。

 

彼の振舞いは一種の人格破壊者とも取れる酷い行動をしていて

宮廷では重要な地位にあった人や聖職者でさえも

陰謀事件や外敵との通謀や疑い、ちょっとした不敬などの罪をきさせて

残虐な処刑としていたようです。

 

またノヴゴロド市が敵に通じていると疑い、

親衛隊によって市民3万人以上を殺害し、

晩年には、我が子の皇太子を棍棒で何度も殴りつけて

殺害もしているようです。

 

こうした所業からイヴァン4世は、

流血を見るのが何より好きだったとする人もいますが、

人への猜疑心が強く、誰も信じられず、

また当時は、暗殺や毒殺も横行していたようなので

心休まることのない常に怯えた生活をしており

恐怖心からの行動であったと考える人もいます。

 

イヴァン4世の妻や子供達の殆どが若くして亡くなっているのは、

医療がまだ現代より未熟だとしても不自然ではあるので

自分がしてきた所業に対する神の罰と言う人もいますが、

 

当時は、暗殺や毒殺が横行していたので

何者かによって毒殺された可能性は十分あります。

 

1996年のイヴァン4世の妻や子供の遺体調査結果では、

毛髪から大量の水銀が見つかっているのですが、

当時は水銀は治療薬としても使われていたようなので

毒殺なのかどうかは断定できないようです。

 

また1584年にイヴァン4世は亡くなっているのですが、

1963年の遺体調査では、やはり砒素と大量の水銀が検出されていて

こちらも暗殺説もあるものの断定はされていません。

 

人間の数だけ価値観や想いがあるので

集団が大きくなればなるほど歪やズレも

大きくなってもおかしくありませんし、

人類の歴史を見ても集団が離合集散を繰り返すのは常ですが、

その際に血が流れるのが一番残念なことです。

 

こんだけの時間が流れても

私達人間は、何も学べていないかのように

今日も世界のどこかで血が流れています。

 

分からないんですけど、今この瞬間思うのは

自分一人が幸せだと感じられるだけでは

本当の幸せではないように思うんですよね。

 

 

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泉鏡花

2021年07月29日 | 人物

 

作家 泉鏡花(いずみ きょうか)は、

女性崇拝者だったらしく話し相手がうっかり「女」と

口走るとたちまち不機嫌になりました。

彼にとって「女」は「御夫人」でなくてはいけなかったようです。

 

 

泉鏡花は、明治後期から昭和初期にかけて活躍した小説家で

母親が次女を出産直後に逝去し強い衝撃を受け、

その翌年、12歳の時に摩耶夫人像に母の面影を重ねて以来

彼が亡くなるまで摩耶夫人を信仰していたそうです。

 

また、強迫神経症ではと思えるような、

かなりの潔癖症に陥っていたようです。

 

鏡花は、生ものは一切口にしない主義で

貰い物の菓子をアルコールランプで炙って食べたり、

手掴みで物を食べる時は、掴んでいた部分は必ず残し捨てました。

 

お辞儀をする時に畳に触れるのが汚いと手の甲を畳に付け、

お手伝いさんには階段の掃除をさせるのに

一段一段専用の雑巾を使わせ、

外出時の着衣は帰宅後に全て捨てていたほどですが、

 

多くの不潔恐怖症の方は、自分のルールがあって

健康を少しでも脅かす可能性のあるものを排除するなら

同じように駄目なはずのものでもOKするものがあって

鏡花も煙草は煙管で愛用し、神仏の前では必ず土下座したそうです。

 

鏡花の潔癖症はもちろんですが、女性を崇拝する態度も

母親の死によって心に昇華されないまま残る

負の感情の影響によるものだと思われます。

 

オーガニックしか口にしないとか、

耳にすることが増えてきている菜食主義者やヴィーガンのように

信仰する宗教の戒律に従ってとか、

自分の価値観を貫いている場合と違うのは、

 

潔癖主義や不潔恐怖症などは恐れの感情が

本人の行動を主導している所です。

 

一方は、その主義を止めることはできるけれども

止めるつもりはないというだけで

一方は、その主義を止めたくても

止めることが出来ないという違いがあります。

 

鏡花の場合は、潔癖症の行動がかなりだと思うのですが、

私が少し調べた情報の中には、自分の拘りによって

本人が苦しんでいたという話がないようなので

そこまで酷い状態ではなかった可能性もあります。

 

なので本人よりも泉鏡花のルールに気を配った友人や知人、

特に奥さんが一番大変だったのではないでしょうか。

 

 

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南斗百裂ビンタ

2021年07月27日 | 雑感・愚見

 

2019年5月20日 中国四川省の路上で

贈り物をくれない恋人の男性に逆上して

ビンタを52回連打した女性が

目撃者の通報で直行した警官に制止されました。

 

5月20日は、中国では男性が恋人に

贈り物をする習慣があるのだそうです。

 

 

ネットや報道で伝えられる

中国の過激な人達や自分さえ良ければの人達の

映像を見ている影響で

中国の人達は、自己主張が強すぎる人達が

多い印象を持つようになっています。

 

私が子供の頃の中国人の印象は、

裕福な国でもなく貧困な国でもなく

人民服に身を包んだ小太りのニコニコ笑顔のおじさんが

公園で太極拳をしたり中国将棋をしたり、

のんびり穏やかな暮らしをしていて

幸せそうな人達が溢れている感じでした。

 

中国共産党は別にして

今でも中国国民の大部分を占めているのは、

当時の様な温厚な人達だと信じたいんですよね。

 

 

上の彼氏が彼女へ何らかの抗議の意味で

わざと贈り物をしなかったのか、

うっかり忘れていたのか分かりませんが、

52連発のビンタって………。

 

「馬鹿、馬鹿、馬鹿。」って

可愛さを感じるビンタでもなさそうだし、

男性もよくもまあ無抵抗にビンタを

食らい続けたものです。

 

グーパンチや蹴りが加わっていたら

男性が温厚だったとしても

展開は違ったかも知れませんが、

ビンタも52発も喰らうとKOも有り得ますからね。

 

そして、男性は女性を絶対に殴らないと思っての

ビンタの嵐かも知れませんが、

躊躇なく女性をフルスイングで殴る男性もいるので

女性陣には、重々それを理解して置いて欲しいですね。

 

でもまああれです。

女性はビンタに留め、男性は無抵抗にビンタを受けた。

なので

お互いを思いやる気持ちを持っての修羅場なので

実は、ほんわかした話なのかも知れません。

 

相手を思い遣るならもっと手前の段階で

ブレーキを働かせろって話もあります。はい。

 

しかし、

5月20日にビンタを52発は良く出来た話なので

どこまで本当の話なんでしょうかね。

 

悲しさの感情と怒りの感情は裏表なので

相手が過激な怒りを表わしていたら

怒りへのケアも大切ですが、

心に隠れてしまった悲しみの気持ちのケアも大切です。

 

その逆、相手が悲しみの気持ちを表していたら

悲しみの感情のケアも大切ですが、

心に押し込んだ怒りのケアも大切になります。

 

 

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屋外看板

2021年07月25日 | 雑感・愚見

 

2019年 インドネシアで一人の男性が

路上に大きな看板を設置し

恋人へ別れを告げました。

 

その看板には、

その恋人の女性の顔写真と共に

「浮気をした君に別れを告げる!」

との言葉が書かれていました。

 

 

以前に恋人募集看板を設置した男性とは違って

今回のは、別れの手紙ならぬ別れの看板とはね。

ここまで晴々とした陰湿な仕返しは

滅多にお目にかかれません。

 

男性がかなりご立腹だと言うことは察しますし、

何か仕返しをしたい気持ちになるのも理解できますが、

女性から承諾を得ないまま、

女性の顔写真をさらして

(当然、承諾なんて得られないと思いますが)

屋外看板の設置を強行したことについて

名誉棄損的な罪に問われないのだろうか。

 

仮に幸運にも罪に問われなかったとしても

色々なケースによって違ってくるとは思いますが

自分の尊厳が踏みにじられた仕返しとは言え、

やり過ぎると相手の尊厳や名誉に

ダメージを与えるよりも

自分の行為によって自分自身を貶めることに

繋がる危険性もあります。

 

少なくない費用を投じて、尚且つ

女性からの反撃もあるかも知れませんし、

法的な責任を問われるかも知れませんし、

全く関係のない人達からバッシングを受けて

自分で自分を貶めることになって

何をしているやらです。

 

なので、屋外看板を設置するにしても

仕返ししたい気持ちをグッとこらえて、

書き込む言葉は、

 

『今まで僕を愛してくれてありがとう。

 あんなことがあって酷くショックを受けているけど、

 僕は、受け入れるしかないようだ。

 君が幸せを手に入れることを望みます。

 さようなら。』

 

なんて感じだと柔らかな感じがしますが

でも『あんなこと』が気になって

より注目されるかも。

 

『君は自由さ。どこにだって行けば良い。

 君にとって僕は搾りカスになっていたようだね。

 搾りカスのことなんて君は気にすることは無いさ。』

 

これは仕返しの気持ちをグッと堪えていませんね。

変化球の仕返しとなってしまっていますね。

 

いくら愛したからといって、

誠実でいたからと言って

他人の気持ちが変わらない保証を

相手や他の何かから手にすることは出来ません。

 

相手への信頼証書を

自分が自分へ発行しているにすぎません。

その信頼証書を無効にするかどうかは

自分が決めることですし、

何らかの資産や身体的な被害を被ってなければ

自分の心の持ちようで

魂が傷つくことから護ることが出来ます。

 

屋外看板を設置する前に

その女性との間で2年後、または結婚後に

同じことが起きるより遥かにマシだとして

新しい恋、真の恋と

出会える機会として欲しかったかな。

 

一歩先はもう未来です。

それは直ぐに過去になります。

人は現在に生きて、

その現在を素敵なものにするなら、

その素敵な現在には、

色々な全ての過去や未来までも

良い色に変える凄い力を秘めています。

 

 

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ストリップショー

2021年07月23日 | 雑感・愚見

 

2017年 南アフリカの

ヨハネスブルクにある刑務所で

ストリップショーが開催されました。

 

囚人とダンサーが踊るシーンが

ネット上で拡散したことで

刑務所の職員13人が

停職処分を受けたそうです。

 

 

規則に縛られた中で生活する囚人達のストレスを

適度に抜いてあげるために年に数度の娯楽位は

催しても良いように思いますが、

歌謡ショーとか演劇とか

マジックショーならいざ知らず、

さすがにストリップは、どうなんでしょうかね。

 

記事では処分を受けたのは

13人の職員となっていますが、

開催にあたって許可をだしたはずの所長も

処分を受けたと思うのですが、

どうなんでしょうか。

 

他の娯楽は良くて

ストリップが駄目な理由を述べよ。

と言われても上手く言い表すことは出来ないので

感覚的に宜しくないとだけ言わせてもらいます。

 

しかし、最近らしいですね。

その様子の動画がアップされるとはね。

もう何でもかんでも動画がアップされますね。

 

これはさすがに駄目だろうって思った職員が

正義感から撮影したものをリークしたのか、

 

何の問題もないだろうと

動画をアップしたものなのか分かりませんが、

動画でアップされて拡散したら

上の者は、何らかの対処をせざる得なくなりますよね。

 

規則が軽んじられると規則がなし崩しになって、

あれが良いんならこれも良いだろうっとなり、

そうであることが当たり前になっていき、

刑務所内が乱れ、

刑務所の体をなさなくなると終わりです。

 

個人の一時の喜びや楽しみを優先して

自分の所属する組織や大切なあの人との関係を

支える屋台骨が崩壊したら元も子もありません。

 

今回の処分によって

刑務所を管轄する上層部の

それは許すまじの決意を

示したものになったようです。

 

 

私が人伝に聞いた話では、

日本のストリップダンサーは

素晴らしいそうですよ。

 

あの娘達は、ダンサーだと言っていました。

ストリップの前にダンサーとして舞台に立っている。

スケベな気持ちで行ったはずが

途中から素敵なダンスに見入ってしまったそうです。

 

あまりにも感動して後ろめたさが無くなり過ぎて

帰宅してから奥さんにストリップダンサーの

素晴らしさを力説してしまい

こっぴどく怒られたそうです。

 

素晴らしいものでも場違いだと台無しになるし、

素晴らしい話も話す人によっては

とんでもなく痛い目に合うようです。

 

あくまでも私が人伝に聞いた話です。

ほんとですからあああああ。

 

 

 

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判決

2021年07月21日 | 雑感・愚見

 

1993年 南米ガイアナで

浮気現場を押さえられた夫が逆上して

妻をボコボコに殴り大怪我を負わせ

逮捕されました。

 

裁判所は、男に

「2週間、妻の奴隷になれ!」

命じたそうです。

 

 

それで良いのかなあ?

夫である男性がこの判決に

唯々諾々と従うとは思えないし、

仮に従ったとしても2週間だけなんか~い。

 

まさかこの判決が全て?

さすがにこの判決の部分は、

夫が刑期を終えた後のことだと思うのですが………。

 

この裁判って傷害罪の重さがどうの以上に、

妻にとっては、

今後、夫婦生活を共にするに値する人物なのかを

見つめ直す裁判でもあると思うのですよね。

 

人の気持ちは、刑罰と比例するとは限らず、

重い刑罰で長い服役の間も

待ち続けてくれる人もいるし、

微罪であったり、罪に問えないようなことであっても

その人の気持ちが自分から永遠に

離れてしまうこともあります。

 

悟りを開いた人間でない以上、

感情的になることがあるのは仕方ないことですが、

過ぎた行為は、色々な別の形で

自分に跳ね返ってきて

後悔が付いてくることは少なくありません。

 

負の感情に負の行為がセットになりがちな人は、

自分の為にも早めに対処することが

望ましいのではないでしょうか。

 

さて上の夫婦は、どうなるのか?

一発殴るのも問題なのに大怪我を負わすほど

殴ったわけですから

離婚にまっしぐらが普通だと思うのです。

 

でも夫婦で激しく殴り合った後に

感情が落ち着いたら互いが傷塗れの顔で

何事も無かったかのように

ラブラブの関係に戻るような夫婦も

いたりするようなので果たしてどうなるのか。

 

 

 

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阪急三宮駅 EKIZO

2021年07月19日 | 名所巡り(兵庫)

 

せっかくなので阪急三ノ宮駅で下車して

前からちょっと気になっていたお店で

外食して帰ることにしました。

 

阪急三宮駅から出て振り返れば

2021年4月26日にオープンした

阪急三宮駅のEKIZO。

 

 

 

 

地下2階、地上3階に飲食店が入り、

地上4階から17階までがオフィス、

17階から28階までがホテルで

最上階の29階には、カフェレストランとバー。

 

 

 

 

 

 

      

 

最上階で夜景を観ながらの食事は、

どんな味がするのだろうか。

 

 

 

 

今日の少し早めの夕食は、

EKIZOの最上階のレストランでもなく

飲食店街の店舗でもなく

前々から気になっていた『ごはんや一心』。

 

 

 

 

 

 

 

私が頂いたのは、

豚の角煮と羽釜で炊いたごはん。

 

豚の角煮の味も良し。

羽釜で炊いたご飯の味は確かに旨かった。

だけれども、なのだけれども

私的には量が上品だったんですよね。

豚の角煮は仕方ないにしても御飯の量がなあ。

 

仕入れていた情報ではランチの際は、

御飯お変わり自由のはずだったんですが

この時間帯は、それも無し。

 

口が満足して身体が満足し切れていない感じ。

夜の時間帯に定食的に食事しようとしたのが

間違いだったかも。

 

なので予定していなかった

にしむら珈琲店へ。

 

 

 

 

にしむら珈琲店は、神戸を代表する喫茶店で

1948年に日本で初めて自家焙煎のコーヒー豆を使った

ストレート・コーヒーを提供したお店。

 

 

 

 

にしむら珈琲店を訪れるのは、今回で2度目。

初来店の際に飲んだブレンドコーヒーが

美味しかったんですよね。

 

 

 

 

 

 

     

 

 

 

 

今回頂いたのは、

前回美味しかったブレンドコーヒーではなくて

アイスコーヒーとケーキ。

 

マイルドな味わいでありながらも

珈琲の味の余韻が続くアイスコーヒーと

菓子の甘さがお腹の足らずの部分を埋めてくれます。

 

 

皆様、今回も私の名所巡りにお付き合い下さり

ありがとうございました。

 

今回の名所巡りは、

地元神戸での名所巡りとなりました。

 

まだまだ地元で訪れたい所が残っているので

その際には、またお付き合い下い頂ければ

嬉しく思います。

 

 

 

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神戸市立王子動物園&旧ハンター住宅

2021年07月18日 | 名所巡り(兵庫)

 

以前に諏訪神社を訪れた帰りの道中に

立ち寄った諏訪山公園には

1928年に開園した動物園がありました。

 

その諏訪山動物園が

1950年の神戸博の跡地に移転して

1951年3月に新しく開園したのが

神戸市立/王子動物園です。

 

 

 

神戸市立王子動物園

 

前回、王子動物園を訪れたのは、

2019年の王子動物園恒例の「夜桜通り抜け」。

 

良い天候に恵まれた今日の王子動物園の入り口には、

子供連れの家族やカップルで混雑していました。

 

 

 

 

現在、日本の動物園でパンダを見ることのできるのが

上野動物園(東京都)、

アドベンチャーワールド(和歌山)

神戸市立王子動物園の3つの動物園。

 

王子動物園の人気者パンダは、

近々中国に返還されるのだそうですが

賑わう園内の人の流れや雰囲気から感じるのは、

この先パンダがいなくなっても

来園者が大きく減ることはなさそうです。

 

 

 

王子動物園 遊園地

 

今回、王子動物園を訪れたのは、

パンダ等の動物達を観ることで

疲れた心を癒すためでもなく

童心に帰り遊園地の乗り物を楽しむためでもなく

 

王子動物園敷地内にある

国の重要文化財に指定されている

旧ハンター住宅を観賞するためなんですよね。

 

 

 

旧ハンター住宅 石板

 

旧ハンター住宅は、1966年6月に

国の重要文化財に指定された住宅で、

現存する異人館の中でも最大級の洋風建築の一つです。

 

 

 

旧ハンター住宅【国指定重要文化財】

 

旧ハンター住宅は、

1889年頃にドイツ人のグレッピーが

イギリス人技師に依頼して

現在の異人館街の一角に建築したものを

1907年頃にイギリス人実業家

エドワード・ハズレッド・ハンター氏が購入しました。

 

 

 

 

ハンター氏は、

当時の日本で造船、鉄鋼等の事業を手掛け、

日立造船の前身の会社を興した人物で

奥さんは、日本人。

 

1917年75歳で永眠し、

以前に私が訪れたことのある国指定名勝

神戸再度山の外国人墓地に葬られています。

 

 

 

玄関床タイル

 

 

 

     

 

 

 

E・H・ハンター氏像

     

 

余談ですが、夏場に動物園に行く際は、

蚊にご注意を。

 

 

 

食堂

 

1階の食堂にあるテーブルとシャンデリアは、

建物内の最も古い家具とのことです。

 

 

 

 

 

 

1階 ベランダ

 

 

 

 

 

 

 

ハンター氏が建物を購入後に住宅に改造を施し、

元々開放されていたベランダに

当時貴重な窓ガラスを全面に嵌め込みました。

 

 

 

 

 

 

旧ハンター住宅前庭

 

受付をされていた女性の話では、

元々の建物は、

主屋に連結された棟もあったとのこと。

 

 

 

応接室

 

 

 

 

元応接室の暖炉の上の鏡の前には、

重要文化財指定書が飾られていました。

 

 

 

階段

 

 

 

 

階段の踊り場に飾られている

この美しいステンドグラスは、

ハンター氏が英国からわざわざ取り寄せたもので

どこか神戸ルミナリエ的な感じがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2階 居間

 

 

 

2階 ベランダ

 

 

 

寝室

 

2階部分には、居間と

元は寝室として使用されていたされる部屋が

3室あります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2階 景観

 

 

 

 

 

 

 

国の重要文化財に指定されている異人館は、

今回訪れた旧ハンター住宅の他にも

 

相楽園内の旧ハッサム住宅

異人館街の旧トーマス住宅(風見鶏の館)

異人館街の小林家住宅(萌黄の館)

旧神戸居留地十五番館。

舞子公園の移情閣。があります。

 

今回の旧ハンター住宅の観賞で

その全部を訪れることが出来たのですが、

萌黄の館等の異人館街の建物については、

ガラケーで撮影した画しか残していないので

もう一度訪れようかと思っています。

 

 

 

 

せっかく王子動物園を訪れているので

少しだけ動物達を見て回ることにします。

 

暑さでだらけてしまっているカンガルー。

時折、前足でポリポリと身体を搔く姿が

人間ぽく感じて笑えます。

 

 

 

 

インド旅行に行った時に、アジア象の背中に乗って

遺跡まで移動したことがあるのですが、

乗り心地は意外と良かったんですよね。

 

 

 

     

 

ハートマーク模様を持つキリンが話題になりましたが、

王子動物園のキリンにもハートマークが有るかもと

少し探してみましたが見つからず。

 

 

 

 

今日の気温が高かった所為なのか

多くの動物達は、クタ~となっていましたが、

フンボルトペンギンは、元気で泳ぎまくりです。

 

ペンギンは、大きいとは言えない二つの翼で、

あの水中の推進力を生み出していることが

凄いんですよね。

 

 

 

 

ひと掻きクイッとすればピュ—―――――。

小さな翼の動きと水中の爆発的な速度。

何もせずに水面にプカプカ浮かぶし、

それでいて潜水も上手。不思議なんですよね。

 

ビンタは、女性に喰らうことがあっても

ペンギンにだけは喰らいたくないなあ。

 

南極大陸に生息する皇帝ペンギンは、

水深500m、20分間潜っていられるそうで

同じ肺呼吸の人間と何が違っているんでしょうね。

 

 

 

 

お昼前に家を出て王子動物園を後にしたのが

閉園のお知らせする園内放送が流れる

午後5時前になっていたのが驚きでした。

 

 

 

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児童虐待って

2021年07月17日 | 雑感・愚見

 

2004年 米国のニューヨークの郊外で

停車中の車に女の子を置きっぱなしにした

英国人の夫婦が子供を危険にさらした疑いで

逮捕されました。

 

法廷で夫婦は「英国なら罪にならない。」

と訴えましたが却下されました。

 

 

裁判所での夫婦の上のような訴えを

本当にしたんでしょうかね。

どう考えても無理筋ですよね。

 

事前に弁護士と打ち合わせしているはずですが

興奮した夫婦が打合せしたものと違うことを

言ってしまったのでしょうか。

 

夫婦が言っているように

英国では罪にならないとしても

そこは米国の法廷なんで全く意味が無いことですし、

 

子供を危険にさらしたことについて

反論をしていないので

それについては認めているともとれます。

なので判事の心証を悪くして

裁判が不利になるように思えます。

 

車内で子供が発見された時の状況が

どのようなものだったのか分かりませんが、

日本や英国では日常生活の中で行っている行為が

米国内では法律や条令に

違反する行為とされることがあるようです。

 

 

在ナッシュビル日本国総領事館によると

米国での生活上の注意点として

紹介されていた具体例。

 

<児童虐待>

某日、小学生の子供を連れた邦人女性が

近くのスーパーに買い物に出かけた際に、

子供が商品を買って欲しいとねだるので

母親が子供の頭を小突いて叱った。

 

→それを他の買い物客が目撃して警察に通報し、

 母親は、幼児虐待容疑で

 自動保護局の取り調べを受ける。


 
 
<児童虐待>

某日、幼稚園に通う少女が、

父親と一緒にお風呂に入ることを

嫌だと幼稚園の作文に書いた。

 

→その作文を読んだ幼稚園の先生が

 児童虐待(性的暴力)容疑者として

 父親を州政府の児童保護局に通報し、

 調査活動が行われた。


 
 
<児童虐待>

某日、小学生の男子が悪ふざけをしたので

父親が注意したら

少年は近くの木に登ったので父親が少年に対して

降りてくるように怒鳴った。

 

→その様子を目撃した近所の住民が警察に通報し、

 父親が児童虐待(心理的威圧)容疑で拘留された。


 
<児童虐待>

某日、邦人女性が5歳前後の息子と

一緒に外出するため準備していたが、

先に準備をすませた息子が外に出たいと言ったので、

先に息子だけを戸外に出させ、

待っているように言った。

 

息子は、外に出された理由を

母親に叱られたものと勘違いし、

玄関は施錠されていたため

泣きながらベランダに回り、

室内に入れてもらおうと窓を叩いたり、

蹴ったりしたため、

慌てて邦人女性が息子を家の中に入れた。

 

→児童虐待をしていたと近隣住民が勘違いをして

 警察に通報し警察官が駆け付けた。

 警察官に事情を説明したが

 児童虐待と判断されて

 裁判所への出頭命令書が手交された。


 

英国夫婦と似ているかもしれないケースとして、


<児童放置>

某日、日本人の女性が2歳の子供を連れて

車でスーパーに買い物に行った際に

食料品2点のみを買うだけなので

車内に子供を残して約10分間車から離れた。

 

→通行人女性が警察に通報して児童放置容疑で

 邦人女性が警察の取り調べを受けた。


 
 
<児童放置>

某日、母親が7歳の子供を連れて

大型スーパーに買い物に行き、車に戻った際に

その店に忘れ物をしたことに気が付き、

子供を車内に残したまま車から離れた。


→通行人女性が警察に通報し、児童放置容疑で

 母親が警察の取り調べを受けたほか、子供が1ヵ月間、

 指定の里親に預けられ親との面会も制限された。

 

大人の親は、何だかんだと言い訳をすることが出来ますが、

幼児は、自分の気持ちや事情を説明できないし、

話せたとしても親を悪者にはしたくないので

客観的事実を聞き取ることが出来ないとしているのでしょう。

 

見方によっては、

確かに酷い親と被害に合っている幼児と

見ることも出来るとは思うのですが、

米国は、状況に児童虐待を疑えるものがあるのなら

調査なり拘留をするようですね。

 

社会の中で児童虐待行為が増えてくると

性善説のレンズで物事を見るのではなくて

性悪説のレンズで物事を見てから

ことの真意については調査をするって感じでしょうか。

 

ちょっと行き過ぎな感もしないでもないですが、

現代の日本でも児童虐待の事件が増えてきているので

後々はアメリカの様な形になる可能性もありますね。

 

子供を育てるのは、

犬猫のペットを飼うのとは違って

かなり大変でストレスも多くなると思うので、

日本の場合は、特に母親に大きな負担があるようです。

 

イライラが募り、普段なら感情的に怒らないことでも

きつく怒ってしまったり、一度やってしまうと

次第に歯止めが利かなくなり

躾と虐待の線引きが麻痺して

どんどんと酷くなっていくこともあるようです。

 

昔の日本の社会は、

家の中に爺ちゃん婆ちゃんがいて

子守を手伝ってくれていたので

母親が子育ての大変さから

解放される時間を持てることで

追い込まれてしまうことから

救われていたのかも知れません。

 

核家族化が進んだ現在では、

母親は頑張り過ぎず、

一方の親が過度な負担とならないように

夫婦で密に話し合い

行動することが求められています。

 

十分に愛された子供は、

他人を自然に愛する人間に育ち、

虐待された子供は、他人に防御的、

攻撃的な人間に育つ可能性は高くなります。

 

自然と人を愛せる人間を

社会に送り出してあげることは、

世界の多くの人達から賞賛される

今の日本の社会で在り続けることに繋がり、

それは他人の為と言うより、

自分が気持ち良く過ごせる社会を形成することに

なるのではないかと思うのです。

 

情けは人の為ならず

 

 

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白馬に乗った王子様

2021年07月15日 | 雑感・愚見

 

2017年にネバダ州のラスベガスで起こった

史上最悪の銃乱射事件の生存者の二人が

2019年に挙式をしました。

 

29歳の新郎は、事件の際に24歳の花嫁を

身体を張って守ってくれた命の恩人だった。

 

 

2017年に起きたラスベガス銃乱射事件は、

ネバダ州在住のスティーブン・パドックが

カジノの32階のスイートルームから

大通りで開かれていたカントリー・ミュージックの

フェスティバル会場に向けて

自動小銃で数先発の銃弾を発砲し、

58人が死亡、546人が負傷した無差別殺傷事件で

 

警官が部屋に突入した時には、

犯人はすでに自殺しており、

捜査をしても犯人の動機が不明であることが

この事件をさらに怖いものとしています。

 

 

その時の様子を映した動画が報道されましたが、

あの凄まじい銃撃の中で

自分の身を盾にして守った男性と

護られた女性とが結ばれたとのことです。

 

この男性は、とっさに近くにいた

見ず知らずの女性を護った?

(事件発生前に少しは会話をしていたのかな。)

「命をかけてお前を護る。」なんて台詞がありますが、

こんなんまさに命がけで護った訳ですからね。

 

女性が恋に落ちる切っ掛けの一つに

優しくされた。助けられた。味方になってくれた。等、

男性から大切にされることがありますが、

 

銃弾が雨のように降ってくる中で

命がけで護られるって

もうこんなん大切にされる究極でしょうから

護られた女性は、普通はキュンってなっても

おかしくないですよね。

 

しかし、両親、妻や子供、恋人、親友等の

大切な人ならまだとっさに身体が動くかと思いますが、

レディーファーストの国とは言え、

見ず知らずの女性を………この男性は凄い。

 

海外ドッキリ スナイパー編

 

このドッキリ動画の最後の男性なんか

自分の彼女を突き飛ばしていますからね。

状況が状況とは言え、

まあさすがにどうかと思われますが。

 

 

事件の会場では、おそらくですが、

他にも同じように護られた女性が

複数いたと思われますが、

他には結婚に至ったカップルの話は

出ていないようなので

 

キュンっとなったとしても、

キュンが維持したり大きく育つには、

命がけの行為と言えども、

それだけでは不足なのは間違いないようです。

 

人のことについては

立派なことを言っている言論人が

日頃言っていることとは違う行動を取る人が

五万といるように、

言葉ではどうとでも言えるし、

そのように装うこともできます。

 

このことは、周りの人を騙す行為とは限らず、

話しているような人間でありたいと願う気持ちや

自分に対しての戒めとして

言葉にしていることもあるので

一概に善い悪いで話すことは出来ませんが、

 

その時の自分でも知らないかも知れない

本当の自分の姿は、その時のその場に

自分が実際に立った時に分かります。

 

 

 

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