心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

花火

2015年08月21日 | ライフ










私の地元の花火大会の花火が今年も無事に開催されました。

とここまで書いて

これまで全く何の?も持ったことが無かったのですが、

花火の競技をしている訳ではないのに大会とは?

と?湧いたので国語辞典を調べてみると



大会の意味は、

規模の大きな競技会(私が文字に持っていたイメージ)と、

規模の大きな集会とあったので、

へえ~そうだったのかと納得したのと同時に

私の国語力がほんの少しだけレベルアップすることに。



地元の花火大会は、

生活圏が物凄く近いところでの開催なので

うちの飼い犬が花火の音を怖がっているので中止しろとか

花火の音が怖いので中止しろといったような苦情の電話が

役所の方にかかってくるようなのですが、

一部の要望を聞き入れて、

多くの人の楽しみを無くす訳にはいかないとの判断なのか

今年も無事に開催されました。



ところで

大きな音が苦手の域を超えて

恐怖の反応をしている人の場合は、

少しの間、我慢してやり過ごしてもらいたい

というのはちょっと冷たく突き放した言い方になるかと思います。



そのような人が役所に中止を要請する電話をかけたとしても

その人をクレイマーと呼ぶのは酷で、

中止になるのは難しいだろうけれども

一度や二度、役所に電話をし話を聞いてもらえることで

幾分かの恐怖を軽減する効果があるかもしれません。



そこで役所の担当の人は、

御苦労さまですが、話をよく聞いてあげ

そして、その人が恐怖症の域であるようなら

それを解決するための機関を御紹介してあげるところまで

やってもらえたら有難いことです。



大きな音を怖がる事の原因として考えられるのは

心因性と生来の特性の二つがあり

これを解消するには、

トラウマを解消する取り組みが必要となる場合もありますが



その他にも脱感作(慣らしていく方法)とか、

イメージ、思考へのアプローチとか、

あるいは、

それまでの大きな音ー恐怖という反応パターンから、

大きな音ー恐怖以外の反応となれるように

楽しむとか、気持ち良いとか、興奮すると感じられる大きな音に

触れる機会を多く作り、

結びつきを変えてしまうような取り組み方もあります。



恐怖症の域の反応をする方の場合、

気持ちにゆとりを無くしていますから、

即効性を求めたり、

克服することが難しいと信じている自分を変えるのではなく、

簡単な自分以外のものを強引に変えようとし続けると

その論点が無茶苦茶なものとなりがちで

別の問題が起きてくることになりかねません。



先々のことを考えても

変えることが一番難しいのは自分ではなく

自分以外のものなのですから

変えることが出来るものにエネルギーを費やしてもらいたいのです。



そう言えば、

うちの実家の近所の犬。

花火大会の時には、ドカーンときたらワワワワワ―ンと

次から次へと大合唱が起きていたのに

ここ最近は、ドカーンの後にそれが聞こえなくなったのは、

脱感作が完了したのかもしれません。




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再びの

2015年08月16日 | 名所巡り(兵庫)

生涯3度目の訪問。


何年か前の桜が満開の季節に訪れ

あまりの人出に城内に入ることを諦め、

その無念さを晴らしに姫路城へ。


今回のパートナーは、いつもの友人とは違う

笑顔がとてもチャーミングな方がパートナーとなってくれました。


まずは姫路駅の駅そばで腹ごしらえ。


どこに駅にもある立ち食いソバなのですが、

姫路駅の駅そばは、

一時期テレビでも取り上げられた人気店で

それを食べるためだけに姫路駅まで来る人もいるとか。


この暑い日に熱い汁そばを食べるのもどうかと思うのですが、

今度いつ来れるか分からないので決行することに。



美味しいのは美味しいのですが、

使われている麺が、

うどんでもなく蕎麦でもなく

中華そば的な麺が入っていて、

出汁と言えば出汁だし、スープと言えばスープで、

脳内がちょっとだけ混乱。

味の評価は、1グット



食べ終えて駅を出ると

今日、私達を案内してくれる姫路城のゆるきゃらが待っていてくれ。。。るはずもなく、

近くにいた関係者から察するに

姫路市の食品衛生月間の街頭PRに協力していたようです。


滅多に会えないゆるきゃら(しろまるひめ)に会えるとは

私の強運は、今日もやってくれました。



「しろまるひめ」とさよならして、

駅を出ると向こうのほうに白い姫路城の姿が。


見た感じ割と近くに見えたのですが、

巨大な建造物は見た目よりも遠くにあることが多く

何せ今日は陽射しの熱でゆで卵が出来そうなくらいの夏の炎天下なので

20分も30分も歩く訳にはいきません。


駅に向かう人を呼び止めて訊ねてみると

姫路城まで歩いて10分程度と聞いたので

歩いて行くことに。




聞いた通り10分ちょっとで到着しました。




内堀にかかる桜門橋(2007年に復元)を渡り、

1938年(昭和13年)に復元された現在の追手門をくぐり城内へ




駅前で食品衛生月間のキャンペーンで

もらったウチワを右手で扇ぎながら撮影




石碑のアップ

この立派な大きな石?岩?はどこ産のものなのでしょうか。

探すのが大変だったと思います。




入口近くから見るまだまだ白さを保っている姫路城




入場口

いよいよ両親に連れられて来た小学生以来の入場なので興奮しています。




二の丸入口にある櫓門(やぐらもん)で正面登閣口から最初に通る門で、

二階部分の窓が黒漆と金箔で装飾された美しい門です。

両柱の上に木彫りの菱の紋があることから菱の門と呼ばれています。




菱の門をくぐると姫路城天守閣へと向かうルートが左、右、正面と三方向あり

今回のルートは、順路案内が正面となっていたので正面を選択。

正面を進むとすぐにあるのが「いの門」



この辺りの記憶が全く残っていないので新鮮です。




いの門をくぐって先に進むと現れる「ろの門」

同伴パートナーはここで売っていたお茶を購入しましたが

私はペットボトルの荷物が増えると撮影に邪魔になるのでグッと我慢。



ろの門をくぐって先に進むと現れてくるのが

「はの門」で道に対して変わった角度で作られていて

門をくぐると直ぐに急角度な石段があります。



天守閣に近づくに連れて道幅が次第に狭くなっている理由は、分かります。

壁に開いた穴が何を意味するのかも分かります。

この角度は、どのような利点があるのだろうか。




はの門の先の天守へと続く狭い通路




おっいよいよ天守閣の中へと思わせる「にの門」




でもまだまだ違うのでした。




左上に天守閣を見ながら先へと進みます。




水二門




水三門




いくつかの門を通り抜け城内へ



この感じです。

小学生の頃に見た記憶通りのこれこそ歴史建造物。


外側の見た目は城、中に入ると近代建築でがっかりとはならずに

姫路城は、その当時のそれを残しているので

私をその当時にタイムスリップさせてくれるのがたまりません。




城主 池田輝政の家紋 アゲハ蝶




階段をあがると




鉄砲や槍をかけておくための

武具掛けがズラリ








武者走り、今で言う所の廊下?




武具庫




地階から五階の天井まで通されている柱




記憶では、4階から5階への階段



記憶では、5階から最上階への階段

どの階段も完全に人間工学を無視した急こう配で狭い階段で

しかも頭上にある上階入口が又狭いので

上りにくいったらありゃしません。



普段の使用には不便ですが守りには効果的に作られているようです。




最上階にある刑部神社

この刑部神社は、姫路城の守護神で

姫路城が建てられる前から姫山に祀られていた神社だそうです。


この刑部神社にまつわる面白い話がいくつか残されているようで、

宮本武蔵が妖怪退治したり、

神社を建てることで妖怪が出なくなり城主の病気が治ったとか、

このオカルト話を、信じるか信じないかはあなた次第のようです。


最上階からの眺め




登りとは違う帰りに見ることが出来る城内の様子




流し台




暗くて良い雰囲気です。






非公開、そして、使用禁止のトイレ




天守の外に出て、本丸御殿跡地から大天守を撮影







ここが007の撮影隊が撮影で破損した壁だったような。。。



今は、殆どテレビなどでやっていませんから

今の人は知らない人も多いかもしれません。



私達の時代の夏の怪談話の定番が

四谷怪談、牡丹灯籠、みみなしほういち、

そして、播州皿屋敷。


番町皿屋敷は、

播州皿屋敷の話が江戸の牛込御門内の番町に書き換えられて

番町皿屋敷となったようです。


子供の頃は、本当に怖くて

夜、テレビで見てしまうと

薄いタオル地の中に手も足も顔も完全にもぐりこませて

暑苦しく、息苦しいなかで寝ていたことを思い出しました。

 

そのお菊の井戸





菱の門まで帰って来て

西の丸の方へと向かう予定でしたが、

暑さと渇きと疲れで、西の丸より水を身体が求めていたので

次回の楽しみにして今回の姫路城は終了ということに。



駅へと向かう道すがら、かき氷にありつき渇きから脱却。

かき氷に救われたのだけれども、ここもクラッシャー氷的なかき氷。

「子供の頃には、こんなかき氷は無かったぞお―――。

こんなのかき氷じゃない――――。」と

心で叫んでしまった次第です。


ああ、清水寺の音羽の滝の前にあったお茶屋さんで

食べたあの食感のかき氷、近くにないものかと思うのでした。


それはそうと、

桂 枝雀「はてなの茶碗」の落語の中に

音羽の滝の前の茶店の話が出てくるのですが、

私が清水寺でかき氷を食べた茶店と

同じだったとすると面白いのですが。




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贈り物

2015年08月14日 | ライフ

東京から

元クライアント、今は友人でもある方より

素敵なものを届けてくれました。



「先生こんばんは

東京タワーが、あまりにも綺麗だったので写真を撮りました

お送りします。」







いや、本当に綺麗ですね。

このライトアップと、夜空の青さがマッチして

何と言うふつくしさ。



汚ないものを見て、汚ならしい言葉を聞いていると

自分の心まで汚らしくなり、


綺麗で美しいものを見て聞いて触れていると

自分の心までが綺麗になっていく。



ああ、私は感じる。

この写真を見て私の中の汚れが一つ消えてしまったのを。。。

何か宗教チックになってしまいました。



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映画鑑賞

2015年08月13日 | ライフ



前回のハリウッド映画の「ゴジラ」以来の

映画鑑賞に行ってきました。



DVDでは得られず映画館で得ることが出来るものの筆頭は、

何て言ったって大画面の迫力ではないでしょうか。



映画製作者もまずは映画館の大画面で見られることを想定して

作っているはずなので

同じ映画を見ても

DVDで見るのと映画館で見るのとでは

受ける印象が随分と違ってもおかしくありません。



なので

この映画は大画面で見るべきと思われるものは

極力映画館で見るようにしています。



てな訳でOSシネマズ神戸ハーバーランドにGO!




前回も朝10時放映に合わせて出発したところ

映画館の入るビルの多くの店舗がまだ開店しておらず、

辿り着くのに大変苦労しましたが、

2度目となると勝手知ったる何とかです。



一旦違うビルに入り、エレベーターで昇って

渡り廊下で映画館のあるビルに入り、

そこから又エレベーターで目的の階へ、



結構ややこしいでしょう。

前回迷ったのがお分かりいただけるかと思います。



この朝の次の放映時間帯を狙えば、

ビルの各店舗が営業を開始しているので

簡単なルートで辿り着くことが出来そうですが、

一度経験しているので、ほいほいほいてな感じです。




渡り廊下を渡った所に映画の大きなポスターが貼られていました。

おそらく進撃の巨人。配給会社の力入れようを感じます。

が、私の目的はこれじゃないのです。




映画館フロアーに到着。

ずら―っと壁一面に映画の御紹介、

宣伝的にも装飾的にも良い感じが出ていて

映画館に来たんだと気分を盛り上げてくれます。




私の目的の映画、私の子供心を大いに刺激してくれるであろう

「ジュラシック・ワールド」でした。


私、このシリーズが大好きで、

生まれて初めて一人で映画館に行ったのが

このシリーズの一作目か2作目の時なのです。




前回、この場所を訪れた「ゴジラ」の時は、

そんなに人が多くありませんでしたが

今回は凄かった。

写真には写っていませんが、子供と大人で溢れています。



子供が多いのは、きっとアニメの進撃の巨人かなと思っていたのですが、

ところがどっこい。


ようやく順番が来て、

「券を購入」っとピッ。「映画を選択」っとピッ。

「3D」っとピッ。「希望の席」はっと、ん?

購入可能席が画面上に見当たらない?

画面をスライドさせると可能席が、何とあと2席。


券売機は、5,6台並んでいるので

もうイントロ当てクイズのように早い者勝ち気分で、

やばい、やばいと慌てて押して何とか購入したのが、



上の方の右側の隅。

まあ、買えただけでも良しとしなくちゃ。



上映開始、しばらくして出し惜しみもなく

直ぐに恐竜登場。


やがて恐竜が暴れだし、ガオー、ガオーで恐竜同士の戦いと

恐竜に襲われた主役たちが凌ぎ切り生還して、

このシリーズのいつも安定パターンで映画が終了しました。


私は、この手の映画の良し悪しは、

物語30%、映像70%、



つまり、物語よりも

物語に載せて映像をどれだけ面白く見せるかが勝負だと思っているので

今回も迫力満点の映像となっていたように思えたので

十分に楽しめました。



願わくば3Dですので、

ハリウッド映画の「ゴジラ」よりは

画面の外に飛び出してくる映像もあったので良かったのですが、

思わず顔をよけたり、手で防ごうとしたりしてしまう

ディズニーランドの3Dの仕掛けと比べると物足りないので

もっと派手にやってくれたらと思う次第です。



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夏季休暇のお知らせ

2015年08月12日 | お知らせ




8月13日(木)より8月18日(火)まで

夏季休暇とさせて頂きます。



この間、頂いた電話はもとよりメールへの返信は、

夏季休暇明け以降とさせて頂きます。


御不便をお掛けしますが、

よろしくお願いします。



インドの方やアフリカの方に

日本の夏の方が暑いと言わしめる最近の暑さですので

暑さには十分気を付け、

そして、

この時期だからこその楽しみを楽しみましょう。



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お土産

2015年08月08日 | 心理カウンセリング




8月某日、

東京から一人の男性がお土産を片手に

施療を受けに来てくれました。



この方は、

東京での施療で担当させて頂いた方の一人で、

私が神戸に来てからも

時折、メールで相談を受けたり

現状報告をしてくれていました。



その方より

施療を受けに神戸まで行きたいとの連絡を受けての

久しぶりの対面となりました。



部屋に入るなり

「先生、太りましたか?」

の遠慮ない言葉も疑問形であることが彼の優しさの表れです。


「○○君も太ったよね。」

と、私は優しさのかけらもない断定した言い方で返し、

互いの時が流れていることを確認するような会話から始まりました。



本人曰く、今回の施療の目的は、状態が悪くなっていると言うのではなく

良い変化は維持され、自分のものになっているとのことですが、

さらなる変化のためのヒントや気付きがあればとのことでした。



施療を終え、夕食を一緒に取りながら

過去の自分では出来なかったことが

今の自分には出来るようになっていることを話してくれたり、

東京での思い出話を楽しみ、

私の記憶のアルバムに又一つ

楽しい思い出が刻まれました。



そして、今日のことが

さらなる新しい良い変化を引き起こすきっかけとなり

そして、

私と同じようにその方の記憶のアルバムに

楽しい思い出として刻んでくれたら嬉しいなと

帰っていく後ろ姿を見ながら思うのでした。




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