八王子市/京王高尾駅近くの大光寺の桜をもう一度ご覧ください
立て札には以下のように書かれていました
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江戸彼岸桜(樹齢二百年)
別名 アズマヒガン(東彼岸) ウバヒガン(老婆彼岸)
江戸という名前が付いていますが、本州・四国・九州の山地に自生する落葉高木で
葉が出る前に淡紅色の花が数個散形状に咲きます。
彼岸の頃に咲くので、名付けられました。
別名の老婆桜は花が葉のないうちに咲くので、
うば(老婆)に歯がないことにかけて名付けられたそうです。
お彼岸の頃に咲きます。仏さまに捧げる為に一心に咲きます。
皆様も仏さまに感謝してお詣り下さい。
山 主
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この枝垂れ桜にも立て札が立てられていました
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大光寺御霊木枝垂れ桜(樹齢四百年)
枝垂れ桜は江戸彼岸桜の園芸品種で枝が長く垂れるものを、シダレザクラ(枝垂れ桜)
またはイトザクラ(糸桜)といいます。
枝垂れ桜は有名な桜が全国にあり長寿の桜として有名です。
この地域では、一番早く咲きます。
昔は「大光寺の桜が咲いたから農作業を始めるか」と言われていたそうです。
この枝垂れ桜は大光寺のご霊木で、可憐な花はご本尊様に捧げ、一心に咲き誇ります。
四百年まえのご住職さんの思いが私たちに今届いています。
明治時代に雷が落ちて、ほこらとなり皮一枚で生き延びて来ましたが、
現山主が平成十八年手当てを依頼して、元気を回復しました。
どうぞこの桜を守ってこられた御本尊様と歴代のご住職に感謝し
手を合わせて合掌致しましょう
山 主
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枝垂れ桜
まだ小さな木ですが、ピンクを帯びた花を咲かせていました
( 撮影日:2020年3月20日 )