浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

市議会

2018-06-17 10:45:43 | その他
 前伊東市長が収賄の疑いで逮捕された。『朝日』記事は、

 約4千平方メートルの「伊東マンダリン岡本ホテル」跡地は、JR伊東駅から南に約1キロの、温泉旅館などが集まる一角にある。ホテルのオーナーだった元暴力団員は会員権販売名目の巨額詐欺事件を起こしたとして、警視庁などに2011年に逮捕された。土地は「地元で敬遠されていた」(市内の不動産業者)というが、東和開発は14年10月、競売で約4800万円で取得。建物を解体後に更地にした。

 その土地を、市は15年6月の市議会で「生涯学習施設建設用地」にすると表明。約2億1千万円を上限とする購入費を盛り込んだ補正予算案を提出した。突然の計画に、市議の一部からは疑問視する声が上がっていた。議事録によると、市側は施設の中身は今後検討するとしたが、「あれだけ広大な土地が市内で手に入る可能性もなかなかない」と、土地を先行取得する意義を強調した。


 そして市は購入し、前伊東市長は1000万円をもらったというのだ。

 議員の中には、反対した者もいたのだが、結局補正予算案は賛成多数で可決され、2億500万円で購入したという。

 つくづく思うのは、議員というのは、浜松市の議員もそうだが、行政の追認機関と化していて、まったく市政のチェック機関としての機能を果たしていないということだ。失礼かと思うが、議員となっている方々のほとんどは、あるべき議員としての資質や能力に欠けている。こういう方々に高額の報酬を渡していることは、ほんとうにもったいない。

 
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