浜菊会のブログ

半泣き老狼団。一道民が生き抜く為の記録。

財務省文書改竄事件についての雑感

2018-03-17 11:48:43 | 政治
昨日、いただいたコメントに返信したのですが、思いの他長くなったので、こっちに載せます。

>https://blog.goo.ne.jp/hamagikukai/e/de183490e45b741ac7a3205af895f1c4


(コメント欄から)


もし現時点で改竄前の原本とされる文書が、安倍夫妻の関与を隠蔽するために周到に捏造されたものだとすると、朝日新聞にリークされた文書もその捏造文書となります。

今回の公文書改竄スキャンダルは、朝日新聞のスクープで始まり、一旦終息したかも思われた森友疑惑が再燃して、麻生大臣はもとより、安倍首相の退陣の可能性も囁かれる事態になった訳です。

たしかにこの原本には安倍夫妻の決定的な関与は書かれていませんが、一旦収まった森友問題をわざわざ再燃させ、首相夫妻に疑惑の目がまた注がれるようなハイリスクな事を政権はするのか疑問です。


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オレの回答は以下の通り。



今回の件に見立てはいくつかあろうかと存じます。おっしゃるような見解はごく普通だろうとも思います。当方はそう考えませんが、妥当な見方の一つだと思います。

ですので、当方の見解は普通とは違う、ということで。変人気質なものでw

今回の改竄文書の存在云々が、アベ総理が筋書きを考えたとは到底思われません。彼には何ら無関係でしょう。それほどのアタマがあるとも思えませんし。なので、言わ(指示さ)れた通りに答弁してるだけでは。

また「周到に準備された」文書、というのも当方はそう思いません。昨年11月頃に出したものが、情報操作を狙った割に杜撰だったので、今回のバレに繋がっただけかな、と。

また、朝日新聞スクープですが、記者さんは悪くなく(当人に自覚はなく)とも、何らかの意図で情報が提供される可能性はあるかと思います。

全く別の話ですが、こういうのもあったようです

>https://anond.hatelabo.jp/20180302233027


朝日スクープにより財務省の改竄が発覚、財務省や麻生は追い込まれ、アベも少々の手傷を負うかもしれないが、最難関となってきた「籠池裁判」を終結させる道筋が出来上がるでしょう(麻生大臣は辞任に至ってもよし、むしろそれを願っていた幹部連中は少なくないのでは?内閣改造の時にも麻生再任は揺れてたはず)。

また、朝日や他マスコミが倒閣を言う程、先の「無関係のアベを攻撃する卑怯なマスコミ」の図式を演出できてしまう。被害者アベを殊更強調できる。


財務省理財局の文書改竄問題において、ずっとアベは「被害者の顔をしている」というのが当方にとっては腑に落ちないということです。


もし筋書きを用意した人間がいたとして、途中までの展開は推測できましょうが、炎上商法と似てて「思わぬ方向へと転がる」ことは想定外ということで、あくまで「アベは被害者」の筋を狙ってはいたものの、その思惑が外れたりすることもあるかと。

アベ答弁でもネット擁護工作員部隊wでも共通するのは、「改竄文書を読んでも、やっぱりアベは悪くなかった」の結論となっているわけで、やはり狙いは「アベは被害者」では。

被害者自身がそんなことをするはずがない(メリットがない)、というのもありがちな筋かと。ましてやアベは筋書きと関係ない、操られる側でしかなければ。

用意された文書自体が、普通の官僚諸君から見ても奇異なものでしかなく、単なるシナリオの失敗かなと。まるで「嘘つきの考える嘘が下手すぎた件」みたいなものでは。

「終息したかと思われた森友疑惑」は、いつまでも終息できずに困っていたからこそ、籠池夫妻の公判は開けず勾留期間だけが無駄に過ぎているわけですし。

ここで幕引き用の「生贄(例えば佐川)」が必要だったとすると、今回の改竄発覚もまた、「嘘の失敗」の一つかもな、ということです。

都合のいい「被害者はアベ」の筋書きで幕引きを狙ってはみたものの、そううまくは回らなかった、細かい部分でアベ・官房長官・財務省・検察側で「きちんと統制された情報(嘘の口裏合わせ)」ができておらず、杜撰だったのが露呈したのかな、とw

「皮を切らせて骨を断つ」大作戦も、空振りだったのでは、とw


ああ、先の最後のやつね、”皮肉”ですからw
言ってみれば、

皮=佐川
肉=麻生

くらいですから。
肉を切らせるまではアベは行かなさそう、ってことで。骨が断てないなら、もっと悪いしw


3月16日(金)のつぶやき

2018-03-17 07:07:05 | 政治