7月19日(火)のつぶやき その２

『とと姉ちゃん』を観てて思うのは、生きる上で必要なことは、やはり「仕事をして稼ぐこと」である。かつて同級生だった、成績優秀なお嬢様育ちの可憐な女学生は、戦後にカフェーの女給に身をやつすようになってしまった。貧困と就業困難というのは、人生で大きな障害となる。小橋一家は、周囲の人の

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 14:37

助けを受けられたラッキーがあったにせよ、家に住み、食うものもあるということで、大きな違いがある。個人の能力に帰することができない差が生じた。弁当屋一家や木材問屋の実家の援助があったのもあるが、資金調達＋自分で事業創造というのは、底辺脱却の契機となり得る。資金がまず難しいわけだが

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 14:40

なので、どんなに立派なことをしようと思っても、まず前提となるのは「金を稼ぐこと」である。その資金を手にすれば、人助けもできるし、事業を通じて誰かを雇用し生活を支えてあげることだって可能になる。新たな仕事を生み出せるようになる。
なので、本当の意味で誰かを助けたいと思うなら、まず

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 14:41

自分が支えるだけの能力を身に付けること、多くの場合は稼ぐか仕事の能力を大幅にアップすることなんだな、と思った。助さん格さんだって、誰よりも強くないと、他人を助けられない。手下のゴロツキとか浪人剣士に負けてしまっては、悪が勝って終了ってなるｗそれと同じ。助け力は金の力でもあるんだ

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 15:20

自分が稼げるように頑張って、他の誰かを雇ってあげられれば、それがその人の人生に大きくプラスになることがある。本当に仕事を通じて、人が成長し、きちんとした暮らしを手にいれる姿を見たことがある。仕事って、確かに結婚に似た出会いのようなもので、完璧でないにせよ、人生が開けることもある

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 15:26

7月19日(火)のつぶやき その１

【AFP記者コラム】 英国のEU離脱が決まった朝 afpbb.com/articles/-/309… @afpbbcomさんから

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 09:50

普通の企業の場合、どこかヨソの会社がやっていた通りを真似て（よくある○○はこうして成長企業となった！とか、必勝戦略！みたいな成功譚本の内容にといった趣）、同じようにできるか・成功できるか、というと、これが難しかったりする。定型的なマニュアルみたいなもので解決ができそうで、できない

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 10:17

なので、大体の傾向として、こうしておくとプラスに作用するよね、というのは分かることもあるが、ほぼ似た手法を踏襲しても同じ結果を得ることは現実世界では、あまりないわけだ。これは、教育法の実践にも似てるかも。おおよそ、こういう方法で、というのは効果がまあまあ上がるが決定的でない

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 10:22

政策も会社経営の例と似てるような気がする。基本的な部分では、大体似た結果をもたらすことが多いわけだが、必ずしも同じくやってうまくいくとも限らない、ということである。その違いは、どこにあるのだろうか？
例えば「同族経営」というテーマがある。これは、一概にどうかというのは分からない

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 10:52

同族経営での成功例も失敗例もあるので、判定が難しい。成功例を真似してやってみても、失敗することは多々ある。どうしてなのか、分からないが。
なので、企業文化が違う、中の人たちの傾向か特徴が違う、歴史的経緯が異なるとか、何がどうなのか不明だが結果や効果に違いが生じるということ。

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 10:55

なので、政策の妥当性とか効果を見るのも、国ごと、地域ごとで異なる結果を生じるのは、当然のことであり、よくあることなんだ、と思っておく方がいいのではないか。
東京でいい方法であろうと、他の道府県では違うかもしれない、と。
米英では良くても、日本では同じ結果を得るのは難しいかも、とか

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 10:57

一律に答えが出ないからこそ、論争にもなるわけだしねｗ
どのやり方、方法がいいのか、というのは、決定版みたいな答えが見つけられないってこと。ただ、過去の「症例」みたいなのはある。参考事例として経験則のようなものは多々ある。その中から必要部分を見つけ出し、適用するかどうか考える、と

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 11:09

バックグラウンドをどう評価するか、ということにも似ている。まさに病気に対する診断や治療法選択というのに近いのでは。Aさんに効いたとしても、同じことをBさんにやってうまくいくかどうかは、別な話なのである。必ずしも良い結果を生むとは限らない。持ってる合併疾患やアレルギーとかが違うから

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 11:11

なので、これが一国の政策検討であっても、やはり同じような考え方を必要とするだろう、というのが、オレの感想。
経済学者は一律規制は良くない、などと簡単に言うわけだが、一般論としてそうだという話と、個別の治療法の選択では違うということを考えていない。むしろ、そこまで頭が回らないのでは

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 11:14

日本の消費者金融の金利問題の際、英国では上限金利なんかない、英国消費者は上限規制撤廃のお陰で救われたんだ、という実例が主張されていた。確かに、英国ではそうなのだろう。
けど、日本では同じことが言えるのかどうか、である。そこに国民性の違いとか、破綻処理の考え方などに違いがあるかも

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 11:16

日本の消費者金融に上限規制が厳しく適用され、引き下げが行われた。29.2％から20％（条件により18％）へ下げられた。その結果、約10年経過しているが、政策効果は明らかだった。自殺者数が減少、自己破産者数も軒並み減少した。当時反対していた側は、ほぼ全部が「経済学理論」を掲げていた

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 11:18

彼らが実証できたことは、いかに政策検討の能力が乏しいか、ということだった。そして、効果判定の検討材料として、米英金融機関などの連中が主張する論点を超えるものは、一切出せなかった、ということである。米国や英国で上限規制がない方が良いのはどうしてか？、という発想が欠如していた。

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 11:20

簡単に言えば、日本人の場合には「借金は必ず返す」という社会通念がより強固である、ということかも。米英人は、全然そうは思ってないｗ
喩えて言えば、5000ポンドを手にした英国人とか、1万ドルを手に入れた米国人とかなら、簡単に高飛びされてしまって、カネを持って逃げるのは大勢いる、と

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 11:22

その程度の借金で、自らの命を断つほど重大なことではない、と考える人が圧倒的に多いのが米英人、みたいなことである。日本人は多くが違う。たったの数十万か百万如きで、返済困難になったからという理由で、一家自殺するような国なんだ。何てバカバカしいかと思うが、自殺する人たちは大勢いたんだ

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 11:24

困窮者たちにとっては、その僅かな資金が返済できない、ということが、自殺するほど深刻になってしまうという国なんだ。米英人には理解が難しいかもしれないが。バンザイすればいいだけでしょ、というのは、そう簡単には行かないんだな、これが。自己破産でどうにか処理しても、苦痛はあるわけだしね

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 11:26

英国人の大半は預貯金とか積立とかできないだろうし、米国人だって自分のクレジット等の借金の額を正確に知ってる人は少数派では？週給制にしないと管理困難とか1か月分渡したらカネ持って逃げる国とは違うんだ。
なので、他国で当然の制度なり政策なりが上手く回っているとしても、日本は異なるかも

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 11:31

日本は、同調圧力が割と強い、横並び意識は依然として残っている、企業側の法・制度を軽視する姿勢はかなり強い、といったことがある。金利自由化と言った所で、メガバンクの金利水準は大体横並びですｗ
同業の業界内で抜け駆けしようとすると、ムラ社会の有形無形の圧力がかかる、とか。

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 11:34

法の軽視、というのは、東電、東芝、オリンパス、三菱自動車の事件でも、杭打ち偽装も、その他諸々の企業名が上がったが、あまり大差ない。本質部分は、守らなくてもいい、みたいな日本の企業風土の病気なのでは？
「赤信号、皆で渡れば怖くない」って、ビートたけしの言が正に本質を衝いてると思う

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 11:38

ブラック企業って顕著だと思うが、法や制度を基本的に遵守せずともいいんだ的な発想が、社会の隅々に浸透しているのではないかと思えるわけだ。企業側が法律を守らず、一方では労働組合は力を失い、組織率も大幅に低下してしまったので、労働法制が分からない個人がまんまと企業の餌食にされ搾取される

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 11:43

労働時間規制を知ってる企業側が正しく法令を守らなければ、知らない労働者個人が自分で防衛するよりなくなるわけだ。法を知っている側の国（官僚）が正しく運用しないと、知らない側は不利益を蒙る。医療でも正しい情報を知ってる側が情報を知らない患者側を騙すと、インチキ療法で儲けることになる

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 11:49

そういうのと同じようなものなのだよ。で、日本の場合には、雇用する側が法制度を遵守しない例が多々あり、これに対する抗議や異議申し立てをする個人は、「出る杭」扱いされ、集団から排除されてしまうような傾向があるのではないかと。なので、「お上の規制」というものが必要になるのでは、と

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 11:51

横並びが浸透しているということは、法律でそのように仕向けると、大体そこに集結することになるわけだ。実際、上限金利引き下げ後だと、上限付近に最も多く張り付いているわけで、個別のリスク評価なんてあまり影響があるわけでもない。労働時間も最低賃金も、そういう意味からすると、日本では重要

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 11:54

日本の労働者は、多くの場合、米国人に比べて真面目だし、コンビニ等のバイト学生店員ですらきちんと働く。客のいない時間に床で寝そべるとか、商品を食ってたり持ち逃げするとか、割と少ないだろう。言われた通り、従順に働くんだわ。米国人は、必ずしもそうはいかないだろう？訓練の度合いが違う

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 11:57

日本のバイトさんたちは、恐らく米国に行けば、普通の従業員と同じように働けるだろうね。外食店長のバイト君なら、普通の雇われコックレベルだわｗ
・金銭的報酬の為だけに働くわけではない
・やりがい
・仕事に生きがい（奉仕的）を見出す
といった傾向は、日本人労働者にありがちでは？

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 11:59

米国人みたいに、カネを多くもらえる方に転職を繰り返すのが普通の社会と、日本みたいに、大して大儲けにはならないけど、ずっと酒造りに専念するとか、大工を生涯続けるとか、入った会社に終身雇用とか、そういうの慣れて（浸透して）る社会だと、最低賃金というものの持つ意味合いとか効果が違う

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 12:03

日本の就職活動を頑張る人たちと同じことを、もし求められたら、何でこんなバカバカしいことをやるんだ、とか、米国人なら怒り出すのでは？ｗそれくらい、訓練が実施されてきてるんだろうね、日本って
米国人の若年労働未経験者みたいに、時間通り出勤する、とか、言われたことをきちんとやる、とか

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 12:07

そのレベルから仕込まないとダメってのと、話が違うんだよ。日本の労働者の圧倒的大多数は、「きちんとしている」と思うわけです。そういう場合だと、最低賃金は企業側の不当な搾取を防ぐ意味でも、効果があると思うんですよ。米英労働者の大多数は、「恩義」なんてないでしょう？基本的に報酬では？

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 12:10

日本人労働者って、学生バイトレベルでさえ、「急に辞めたら、店が困るだろうな」とか真剣に考えているわけですよ。それとも、給料の高いヨソの店に移ったら「皆に悪いな」とか。そう簡単にサバサバと転職を繰り返せる人って、多くはないってことです。横並び意識に有効なのは、やはり一律規制かとｗ

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 12:12

本来なら、労働者が雇用側と対等で、労働市場が本当の意味で競争的なら、労働者は賃金の高い所に楽々移動でき、それを防ぐには企業側が高い賃金提示を行うという市場調節機能が作動するであろうところ、日本だと難しいってことです。その調節機能が不十分であるなら、政策的にアシストすべき、かと

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 12:15

日本は、労働組合（の強さ）、失業保障（カバー期間、金額）、職場移動の容易性（業種、地域、高賃金）、などの点で欧米諸国とは若干異なった労働市場の基礎的条件となっていると考えるので、最低賃金という政策効果の発現についても異なるであろうというのが、オレの結論である。労働者側が弱い

— 『生活の党』支援道民（浜菊会） (@hamagikukai) 2016年7月19日 - 12:27