浜菊会のブログ

半泣き老狼団。一道民が生き抜く為の記録。

反米運動が燎原の火のように拡がる

2012-09-14 19:19:42 | 政治
リビアの大使館襲撃事件、その後にイスラム圏での反米運動と米国大使館を標的とした襲撃があったようである。


>http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE88C07820120913


これまでにもコーラン冒涜とかがあって、反米機運に火を付けたということがあった。
米国はムスリムにケンカを売って、一体どうしようというのであろうか。戦争をしたい人たちにとっては、それが必要ということなのだろうか。紛争が必要ならば、敢えてエサを撒く、ということなのか。


ただ、米国にとってテロ集団という悪者が必要ではあっても、イスラム諸国の一般人を煽る必然性というのはないわけであり、煽動としては筋悪ということになるだろう。となれば、米国にとって利益なし、ということは、他の何処かの筋ということなのか、反オバマ政権という罠なのか、よく判らない。



今回の映像に限らず、ずっと前々から米国に対する嫌悪はあったわけであり、嫌われ度がそれなりに高かっただろう。それを今更反米感情を煽ってみても、米国自身にとっては害は多くなれど、益はなしということで、オバマの失脚狙いくらいしか思いつかないかな。

それとも、かなりの極右集団のような連中であろうか。国益以前に、過激な主義主張を重視するなら、米国の為にならなくともムスリムを攻撃対象とするだろう。攻撃されたなら、当然「倍返し」くらいの懲罰を与えるのは当然、ということで、銃をぶっ放したいということなのか。イスラム教徒を攻撃し殺害する大義名分が得られる、ということだな。



何かの弾みとか単なる偶発かもしれないが、今後の米国の対応と事態収束が困難というのは続くことになるだろう。反米感情を冷ますのは、大変なんだということである。