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hakuunの未来ノート

将来のため、人生やビジネスに関して、考えたこと、感じたことを綴ります。

「いじめ」と「TVゲーム」そして「潜在意識」

2013-02-02 | 人生観

以前、英会話を勉強していた際、先生とこのような会話をしたことを覚えている。

「イギリス(?)では、子供たちに暴力映画は見せない」

「なぜですか?」

「暴力行為が、潜在意識に植えつけられる。だから見せない」

 当時、「そうかな」と思うだけであった。

 

●潜在意識のプラス活用:暗記編

 人間には、顕在意識と潜在意識がある。

この潜在意識、受験勉強では常識(?)になっていると思う。

よく言われるのが、「寝る前に暗記モノを覚えること」

英語でも歴史でも、寝る前に「暗記モノ」を覚えることで潜在意識に浸透することができる。

この潜在意識を活用して、成績アップを図っている人が多くいると思う。

 この活用方法は、潜在意識のプラス活用方法である。

 

●潜在意識のプラス活用:企画編

 このブログで何度も書いているが、最近、プレゼンテーションをする機会が多い。

勉強会もあれば、外部からの依頼もある。

その際、コンテンツは自分で作成する。

場合によっては、テーマも自分で決めて、ストーリーも決める。

白紙のキャンパスに絵を描くのと同じである。

その際、何をどのように描くか?

どのような企画にするかは、私のアイデア次第である。

大きな方向性を決めて、細かな枝はを描いていく。

それぞれの枝にはどのような花を咲かせるか、腕の見せ所である。

このように書くのは簡単だが、具体的に何を描くか、日々悩ましている。

 

最近は、一つのことに執着しない。

3つ4つの仕事を同時進行することにしている。

分からないものをわからない。

その場合は、潜在意識に頼るに限る。

潜在意識は、寝ている間でも必死になって回答を探す。

その結果、4・5日後、ふと気づくことがある。

この気づきが、探していたアイデアである。

このような潜在意識の活用もスキルと思うから、どんどん活用している。

 

●潜在意識のマイナス活用

 プラス活用方法があれば、反対のマイナス活用方法もある。

 最初に書いたことを再度引用する。

 

「イギリス(?)では、子供たちに暴力映画は見せない」

「なぜですか?」

「暴力行為が、潜在意識に植えつけられる。だから見せない」

 

仮に、寝る前に、「暴力シーン」のTVを見たらどうだろうか。

夢の中で、悪役を演じる場合もあれば、被害者となって殺されることもあるだろう。

子供であれば、夜泣きをして起きるかもしれない。

 

仮に、このような「暴力シーン」を毎日見ていたらどうであろうか?

夢にも見るだろう。

また、「暴力」そのものが潜在意識に植えつけられ、その人の価値観につながるのではないだろうか?

 

さらに、「人を殴る」TVゲームを毎日やっているとしたら、その子供はどうなるだろうか?

潜在意識の中では、「人を殴る」ことが日常化されてもおかしくない。

人を殴る場合、殴る人もいたいし、殴られればその痛さは実感できる。

しかし、潜在意識は、その行為が正しいことか悪いことかは判断できない。

 

TVゲームの場合はどうであろうか?

ボタンを一つ押すだけで、殴ることができる。

ゲームの中では、どんなに殴っても、相手はすぐに復活する。

そのやり取りは、ボタンを押すだけ。

そこには、痛みもなければ、感情もわかないだろう。

 

このような暴力シーンのTVゲームを毎日行っていたら、潜在意識にはどのように働くだろうか?

 

「ゲームの世界」と「現実の世界」との区別がつかなくなることはないだろうか?

区別がつかなければ、どのような行為が起こるかは、容易に想像がつく。

 

最近の「いじめ」の原因の一つとして、

「潜在意識のマイナス活用」が関与しているのではないだろうか、と思う次第である。


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