hakuunの未来ノート

将来のため、人生やビジネスに関して、考えたこと、感じたことを綴ります。

異常気象と種蒔き

2013-08-13 | 社会現象

連日の猛暑。

東京では最低気温が、30度を超え、観測史上初めてのことである。

また、高知県四万十市では3日連続の40度超えで、41度という日本記録を樹立(?)した。

一方で、山口県や秋田県等での集中豪雨。いやゲリラ豪雨で被害が出ている。

昨日は、東京でも異常豪雨で、23区内で床下浸水、床上浸水というニュースを聞いた。

私の小さいころは、神田川が氾濫し、床上浸水のニュースをたびたび聞いた記憶がある。

その後、都内では、地下河川が発達し、そのような水害のニュースを聞くことが皆無であった矢先のことで、びっくりした次第である。

この地下河川、日常生活において、国民の目に触れることはまずない。

直径12mを超すトンネルが、地下数十mに、はりめぐらされている。

「縁の下の力持ち」として活躍しおり、都民の快適な生活の一端を担っている。

有難いことである。

 

ここで、何を考えるかである。

一つ目は、異常気象である。

この異常気象、地球温暖化の一つの現象である。

その原因は、昨日、今日の出来事ではない。

10年前、20年前、30年前から地球温暖化の原因の種を蒔き続けている。

今でも、中国やアメリカを筆頭に排出ガスを出し続けている。

その結果が、地球全体で、偏西風の流れが変化して、世界各地で異常気象が起こっている。

おそらく、この冬も例年にない気象になると思う。

あと数年もすれば、この異常気象が通常になるかもしれない。

40度を超す「酷暑」という言葉も生まれるだろう。

人間は自分のエゴを通すために、自分軸で考え、その種を蒔き続けてきた。

その結果が、今である。

 

二つ目は、地下河川である。

昭和60年代から地下河川の工事はやっている。

20年、30年かけてやっと「神田川・環状七号線地下調節池」が完成した。

 http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2008/04/20i4m201.htm

投資したお金は計り知れない。

しかし、国民の生活を守るために、税金を使ってやることには意義がある。

 

これから、10年後、20年後、

また自分たちの子孫のためにどのような種を蒔くか、

人類の知恵の見せ所である。

 

 


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