自分自身の今出来る事を一生懸命に取り組む。
真剣・・・本物の刀剣、まじめに物事に対するさま、本気で物事に取り組むさま事です。
空手の真剣に稽古して、悩んで、汗をかくごとに実力がつきます。
何か理由をつけて稽古休んで、たまに来ても、ただなんとなく稽古していては中々身に付きません。
帯が上がるのだけが目標にとは言いませんが、実力がついてこれば必然と帯は変わっていきます。
昨晩の稽古で一人の子が「審査で級が上がったからそれにふさわしい稽古します」なんて素晴らしく感心する事を言ってくれました。
実際この彼は真剣に稽古をする子なので、元々私自身注目していました。
心の中も精神も身体に現れるのを改めて感じました。
この気持ちのまま稽古してくれれば、必ず早い時期に黒帯をしめる事が出来ると思います。
せっかく空手を習っているのなら、皆さんが黒帯を締めてほしいと思っています。
茶帯まで取得した方達は、黒帯からが空手本当の始まりですから、早くスタートラインに立ちましょう。
茶帯になると私からの指摘も厳しくなりますので、実際脱落者も出てしまいます。
黒帯になっても、黒帯になった事がゴールと思っている人は、そこから一気に稽古日数が減っていって技術も伸びなくなる人も時々います。
黒帯を締めた姿だけに満足している人です。
心情的に私が一番嫌いなタイプです。
上手くて組手が強ければ申し分ありませんが、不器用でも組手が弱くてもかまわない。
努力する姿勢を常に崩さない人を、私は一番尊敬します。
黒帯がスタートと思える人は常に努力を怠りませんし、常にその先がある事を忘れない人が本当の武道空手の黒帯ではないでしょうか?
70歳を超えた三浦師範は今でも先頭に立たれ稽古を指導されています。
我々もまだまだです。
日々精進 押忍