上海下町写真館2010

上海より半年ぶりに帰国しました。マイペースで故郷の風景や歴史などをご紹介します。

上海のビフォー・アフター(4):マンションから見える風景Part2

2010年09月30日 06時05分38秒 | 上海街角スナップ
昨年の夏はこのような状態でした。

毎日工事の進捗状況を17階の窓から眺めていました。

地上に降りると、その頃はまだ瓦礫が残り、居座ってる住民も居ました。


こちらは2006年の写真。

この頃から解体工事が始まりました。万博が始まる2-3年前から街中がこんな状態ですから、外気も汚染されるはずです。

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上海のビフォー・アフター(3):お目見え「圓明園酒店」

2010年09月29日 06時27分04秒 | 上海優秀歴史建築
2枚目は同じ場所から2010年夏の撮影です。


こちらは2009年、少し東へ進んで、ペニンシュラーホテル前辺りの北京東路から撮影。


やはり同じ場所から同じアングルで2010年の撮影。

意図があって2年連続して同アングル撮影したわけではありませんが、後から見て驚きました。

この大型の建物はまだ利用が開始されていません。

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上海のビフォー・アフター(2):劇的「圓明園路」

2010年09月28日 06時23分02秒 | 上海街角スナップ
殆ど廃墟と化した優秀歴史建築が並び、通りは外灘観光のバスの駐車場となっていました。100年の歳月を感じさせる建物ですね。

まだ改修が完成していませんが、同じ建物のアフターです。

以前、バスを降りて砂埃が舞う道を歩く観光客は大変でしたね。

右側は新築のペニンシュラーホテルが工事中でした。


どちらが写真としてお好みかは、意見が分かれるところですね。

が、観光に適しているのは、やはり後者でしょう。

G9の撮影ですが、「蘇る外灘源(2)圓明園路を歩く」での未発表の写真を掲載します。


圓明園路には2日撮影に行きましたが、2日とも北の蘇州川から南の南京東路へ向かって歩きました。


蘇る外灘源(2)圓明園路を歩く」では、それを逆の方向に説明をしていますが、やっぱり写真に違和感があります。


今度はストーリーを考えながら写真撮影をする必要がありますね。

工事が完了してから又撮影してみましょう。

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上海のビフォー・アフター(1):マンションから見える風景

2010年09月27日 06時55分38秒 | 上海街角スナップ
1枚目は2009年6月、マンションから見た万博会場ですが、開幕まで1年を切って工事はだいぶ進んでいますね。
中国館や右隣の世博文化中心など4件の建築物は永久保存されるそうで、十分な建設期間が必要だったのでしょう。

2枚目は2006年5月の撮影。まだ造船所のクレーンも見え、手前では地下鉄駅の工事が進んでいます。

4年前となると、かなり変化がわかりますね。

3枚目は2010年7月に同じ方向を撮影しました。空気もずいぶん綺麗になったようです。

朝から暑い中、万博3号門に向かって歩く長い行列が見えますね。

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帰国しました。

2010年09月26日 06時09分42秒 | 上海街角スナップ
上海の発展と変貌には驚くばかりですが、今回、飛行場まで送っていただいたのがポルシェのこのタイプ。

大型旅行かばんが2個載るように準備してくれた、知人の旦那さんの会社の車です。

世界経済のためにも、バブルがはじけないことを祈るばかりです。

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上海歴史散歩(6):基督教青年会大楼

2010年09月25日 06時01分25秒 | 上海優秀歴史建築
現存の建物は1931年に著名中国人建築士らの設計により建造されました。

10階建て建築面積10,422m2。

20世紀30年代の上海の大型建築は全て西洋建築を模していましたが、それに不満を持つ中国人建築家たちは新しい民族建築様式を模索していました。


中国の伝統的な宮殿建築は広大な敷地を必要とし、狭い敷地に高層建築は不可能でした。

そこで考え出されたのが上部が伝統的建築様式で、下部が西洋建築のこの特徴的な折衷様式です。

青年会賓館としてホテルを営業していましたが、暫く休業改装中でした。また再開したようです。

haichaoluが駐在員の頃、同僚が冬に出張し宿泊しましたが、当時はまだ暖房設備がありませんでした。

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上海歴史散歩(5):大世界

2010年09月24日 06時28分32秒 | 上海優秀歴史建築
1912年、薬店老板の黄楚九と不動産ブローカーの経潤三の二人が、南京路と西蔵路の角に「新世界」という娯楽施設を開業しました。

南京路を跨ぐ施設は地下道で繋がっており、雑技や演芸などで賑わっていました。

経潤三が死去した後、その妻がやり手で、黄楚九を追い出し「新世界」の経営実権を握ってしまいました。

怒った黄楚九は、南側のフランス疎開の荒れ地に15,000m2の土地を入手し、新しく娯楽施設を建築しました。

それが「大世界」の前身です。

1917年の7月14日の日曜日。ちょうどフランス革命記念日の提灯祭りに開業した「新世界」は大勢の人出で賑わったそうです。

当時は東側の雲南路が繁華街でしたが、風水の大家の助言に従い西側の西蔵路を正面とし、大いに繁盛したとか。

1924年には現存の建物に建て替え、入り口には高さ55mの塔楼を建てました。

経営の手を広げすぎた黄楚九は、1931年には事業に行き詰まり、「大世界」は上海青幇の大ボス黄金栄に身売りされました。

後日談として、フラン祖租界の警察署長として昼と夜の世界を牛耳っていた黄金栄は、新中国建国後も上海に残り租界時代の断罪を受けました。
かつて「魔都上海」の代名詞だった「大世界」の前を掃除させられる姿が新聞で報道されたとか。

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上海歴史散歩(4):南京大劇院

2010年09月23日 06時21分37秒 | 上海優秀歴史建築
1930年建築の南京大劇院は、現在はクラシック音楽演奏会用の「音楽庁」として利用されています。

1959年に市内の数十の映画館や劇場の中から、音楽演奏会に適した建物として選ばれ、取り壊されずに改装されました。

元在った場所から建物ごと数100m移設されました。

中国人建築士が設計した洋風古典建築の成功例として、建物は評価されています。


入り口ホール中央には2方向の螺旋階段があり、その奥は約1,000人を収容できる休息庁となっているそうです。


建築面積は3,800m2、1,500ある座席の2/3が2階部分だそうです。

美術に音楽に演劇と、上海のアートは着々と整備されています。

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上海芸術散歩(3):「静安彫塑公園」の塑像フェア

2010年09月22日 06時43分22秒 | 上海街角スナップ
上海万博会場の黄浦江の両岸には、永久保存される広大な公園がありますが、そこにも沢山の塑像が野外展示して有ります。

公園を飾る塑像は今は売り手市場でブームなのでしょうか。

静安彫塑公園は南北高架路の西側に広がる古い住宅の密集地域でしたが、黄浦区にある自然博物館が移転する予定で、公園の整備が進んでいます。


今では周辺は高層マンションが林立し、人民広場や南京路にも近い、最高の立地となっています。


中国人作家の作品です。


現代的な庭園の池の周りに、梅の古木が植えてあり、塑像が並んで展示してあります。


スペイン人の作家で題名は「We」。漢字が使われています。


上海はもうすぐ芸術の秋です。


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上海芸術散歩(2):「M50」クリエーティブ・ガーデン

2010年09月21日 06時18分34秒 | 上海街角スナップ
蘇州川の沿岸にあった古い製粉工場の跡地、レンガ造りの建物がそのままが残っています。

20世紀初頭から、この辺りは織物会社の工場などが沢山ありました。プレートには「3号棟は1958年築の製品検査倉庫だった」と記述されていますね。

交通の便が今一なので、マンション用地を免れたような場所です。

途中の道路わきの壁には沢山の落書きアートがタークシーから見えました。

絵画が中心のようですが、色々な種類のアートを一度に観覧できますね。


内部の写真撮影はできませんので、さわりの部分だけをご紹介。

上海はますますアートですね。

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上海のお土産(2):月餅

2010年09月20日 06時44分18秒 | お土産
福州路の「杏花楼」は階上で上海料理も戴けます。


中秋前は1階は特売場の賑わい。
引換券を事前に贈り、送られた方が現品を引き換えに来ます。

百貨店などでは豪華な箱に入った贈答用が売られていますが、「杏花楼」は良心的な包装と伝統的な値段です。


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上海のお土産(1):紹興酒

2010年09月19日 06時21分51秒 | お土産
この壺で醸造されているのですが、ここでは量り売りもできます。各銘柄と500gの値段が表示されています。

贈答用の化粧壺に入ったものがあります。


「女児紅:ニーアールホン」は女児が誕生した時に酒を仕込んで、それを成人した女児の結婚式で振舞う習慣から命名された銘柄です。これは1L入りですが、ちょっと重いのが難点です。

10年物の紹興酒はそのままでも甘く、口当たりも滑らかです。飛行場売店では0.5L入り(100元前後)は売っていますが、化粧壺は見かけませんでした。

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上海歴史散歩(3):玉仏禅寺

2010年09月18日 06時11分23秒 | 上海優秀歴史建築
玉仏(禅)寺の歴史は中国にしては比較的新しく、1882年に遡ります。


浙江省にある普陀山は中国4大仏教名山の一つですが、そこの僧侶慧根法師が中国各地を巡礼し、西遊記と同じようにインドへ渡り、その後ミャンマーに辿り着きます。


当時、ミャンマーで良質の玉が産出されるのを知り、中国で寄付を募り再びミャンマーへ行き、ミャンマー国王の許可を得て大小5体の仏像を造らせました。


その5体の仏像の一部を上海に祀ったのが玉仏寺の始まりです。


数度の動乱の中を守りぬかれた仏像は、1918年から10年の歳月をかけて建立された現存の寺に安置してあります。


境内の奥の般若丈室の2階にその宝物は安置してあり、内部は写真撮影が禁止されています。


外国人観光客には、やはり高層ビルよりも仏教寺院の方がお気に入りのようです。


屋根の上の造形は慧根法師がインドへ旅した時の姿でしょうか。

日本のTVドラマに出てくる三蔵法師はひ弱なイメージですが、西安で見た三蔵法師の肖像は、背負子に沢山の経典を詰め夜道を急ぐ屈強な姿でした。

臥佛殿の涅槃仏ですが、玉仏はもっと透き通った色の石です。


白い千手観音。


こちらは男女の塑像ですが、幸福そうな笑顔は何を表しているのでしょうか。

年間100万人の参拝者があるそうですが、寺社全体が上海優秀歴史建築に指定されています。

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上海芸術散歩(1):「紅坊」上海城市彫塑芸術中心

2010年09月17日 06時06分33秒 | 上海街角スナップ
中国的なものを最初にご紹介。老若男女の4個セットの一つ。題名は「国韻 - 生旦浄丑」。
 

これがセット物。材質はファイバーグラス。


鉄工所跡を改装したような展示館です。
 


10時開館まで、庭の塑像を観覧。

左はご存知トウ小平さんですね。

レンガでできたベンツ。石庫門の前に高級車が駐車されている、今の上海をそのまま物語るようです。

内装までレンガで精密に作られています。

どちらのご婦人方でしょうか。


ユーモアのある作品や抽象的なものも多いです。

題名は「小丑自行車」。

実は5人は1台の自転車に乗っています。

広い空間は展示スペースには最適ですね。新しい作品の搬入準備のようです。

室内の展示場から気になる作品数点をご紹介。

題名は「変化」。

イタリア人の作品。180cmx175cmx165cm。材質は金属。

これは中国的。

題名は「大花馬」。

題名は「良宵」。

抽象的的ですが、仏像にも見えます。材質は銅です。

ご紹介した他にも沢山の展示があります。涼しくなれば、のんびりと美術館巡りも楽しいですね。

入場無料、写真撮影可。上海アートの発信基地でした。

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上海の昼食:今日も飲茶で

2010年09月16日 06時00分47秒 | グルメ
1品目はメニュー2列目の1番下、ご飯を形造って揚げたものですが、上海料理で朝食に屋台などで買って食べます。

飲茶のメニューです。自分で数量を書き込みますので、中国語がだめでも料理名が分ればOKですね。

メニュー一番下に「お茶:1人3元、付け出し:1皿2元、お絞り:1人3元」と記載がありますが、有料のお絞りはいつも断っています。

メニュー3列目のピータンのお粥です。

回転する座席から風景と出てきた料理を交互に撮影していましたので、コンンデジの「近景モード」に切り替えを忘れて後ピンでした。(笑)

お好みにより、付け出し(小食)の右の塩辛いきゅうりのお漬物を乗せて頂きます。

左は茹で落花生ですが、以上で一皿2元。(必要なければ、断ってもかまいません)

メニュー2列目、上から2つ目の牛の胃袋です。

牛の胃袋は2種類ありますが、こちらは淡白なほうです。歯当たりが若干こりこりしています。

メニュー1列目の白身魚のから揚げ。箸で持つとすぐ形が崩れるほど実が柔らかいです。

塩味が強い店もありますが、それはそれでビールのつまみには最適です。

メニュー2列目の一番上、今回は豚ではなく骨付き牛にしました。

胡椒味ですが、ちょっと肉が硬かったです。

仕上げは上海名物小龍包です。

実はもう1品、メニュー2列目の上から3番目、鶏の足の煮込みの大きな写真は日本人にはリアル過ぎるので省きました。

上海の景色を下に見ながらのお昼。約1時間でテーブルは1周です。

円高ですから、今日の料理は7品で2人合わせて1000円位でしょうか。

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