上海下町写真館2010

上海より半年ぶりに帰国しました。マイペースで故郷の風景や歴史などをご紹介します。

山笠の準備:博多区呉服町界隈

2013年06月29日 06時00分00秒 | ふるさとの風景
7月1日より各流れの「飾り山」が披露されますが、毎年出し物が変わります。


地元の方々は総出で、飾りつけに大忙しです。

人形師の方でしょうか、拡声器で配置の指示をされています。



地元の方々は山笠が終わるまで、もう仕事が手につかないでしょうね。



撮影:CANON Pawershot S100

博多区御供所散策(1):東長寺-空海、最初の寺

2013年06月26日 06時00分00秒 | ふるさとの風景
2011年に落成した朱色の五重塔が見えます。
17,850枚の瓦の内、7,500枚にはお布施した方々の願いが記されているそうです。

東長寺の由緒書き



古い山門をくぐります。



山門の両側にはりっぱな仁王像があります。



装束など、どことなく中国風の仁王ですね。



ここで「心」を洗います。



本堂前の広場横にある日本風の植え込み。




由緒書きにもあった「六角堂」です。



六角堂の由緒書き



福岡藩主黒田家の菩提寺となっています。



黒田家二代藩主の墓碑。隣に三代、八代藩主の墓碑が並んでいます。


藩祖如水(官兵衛)、初代長政は御笠川の対岸にある「崇福寺」に葬られています。

日本最大級の木造座像「福岡大仏」も有名です。


残念ながら大仏は撮影禁止です。

クチナシに似た甘い香りはジャスミン(茉莉花)でしょうか。


「日本最初」が博多にはまだまだあります。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mm F4 L IS




オーケストラ通り:博多区住吉

2013年06月22日 06時00分00秒 | ふるさとの風景
何故、「オーケストラ通り」と呼ばれるのか定かではありませんが、旧町名は「管弦町」だったという情報がありました。
私の想像ですが、住吉神社の近所なので、雅楽の楽師たちが住んでいたのかもしれませんね。

通りの海鮮料理屋の定食メニューは人数限定で「500円」とありました。



ご飯の大盛りはプラス50円、ご飯のお変わりはプラス100円です。



撮影:CANON EOS5DIII + EO24-105mmF4 L IS

空梅雨:博多区「キャナルシティ博多」

2013年06月19日 06時00分00秒 | ふるさとの風景
この風景は夏服を買いに出かけた時に撮影しました。
市街地は歩いていてもあまり「写欲」が湧きませんが、これは見てすぐ写真を撮影したくなりました。
日本庭園は草木や池などの自然の風景に、灯篭や小橋などの人工物が調和して「美」を醸し出していますが、
この風景は人工物と樹木が調和しています。

建物の設計者は吹き抜けに合うこの樹木を探すのに、ずいぶんと苦労したのではないでしょうか。

この建物は外壁に植物が植栽されて、地球温暖化防止にも貢献しています。



撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmL F4 IS 
   CANON Powershot S100

小さな日本庭園:博多区住吉「楽水園」

2013年06月17日 06時00分00秒 | ふるさとの風景
市街地のマンションに囲まれた場所であることを忘れさせる、木々に囲まれ落ち着いた一画です。

茶室を備えた日本家屋と、伝統的な池泉回遊式の小さな庭があります。



茶室から見える内庭には珍しい「水琴窟」が作られています。


柄杓でつくばいの水をすくい流すと、地下から清んだ水滴の音がかすかに聞こえます。

池の周りのガクアジサイが見頃です。



滝の音を聞きながら小さな木の橋を渡ります。



床几に腰掛け池の鯉を眺めるのも良し。



静かに池の鯉を愛でる贅沢な時間です。



いつも「鯉のエサを持ってくればよかった」と思います。


昨年この庭を見て、改めて日本庭園が好きになりました。

昨年も梅雨時でしたが、気持ちが安らぐひとときを過ごすことができました。



撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4L IS

生簀料理:糸島市

2013年06月12日 06時00分00秒 | グルメ
糸島市は福岡市の西へ約20km程に位置し、その更に西は佐賀県唐津市になります。
農業や漁業が盛んで、風光明媚な田園地帯です。

5月から網漁業が解禁され、魚種が増えます。石鯛がメインですが、ヒラメ、イサキ、カワハギなどが旬のようです。、

「刺身盛り合わせ」地元で獲れる魚ばかりです。



「刺身定食」お米はもちろん、味噌や刺身醤油も地産地消です。

帰りには農協・漁協直売店で新鮮な野菜や魚をたくさん買って帰りました。

撮影:CANON Powershot S100

大河ドラマ:「軍師官兵衛」

2013年06月10日 06時00分00秒 | ふるさとの風景
黒田官兵衛は姫路城主小寺政職の家老職の家に生まれましたが、織田信長の家臣となりその後豊臣秀吉の軍師として各地で勲功を挙げています。
本能寺の変直後に秀吉に進言し、中国大返しを成功させたと言われています。
秀吉の九州平定後、豊前中津に12万石を与えられました。
43歳で隠居し、家督を嫡男の長政に譲った後も秀吉の側近として北条氏の小田原征伐や、朝鮮出兵などにも参加しています。

関が原の戦いでは当主長政が秀吉の養女を正室としていることもあり、徳川家康の東軍に加わり、その軍功により長政が筑前福岡藩37万石(検地後52万石)を所領しました。

豊臣秀吉からは「家康と並び自分の次に天下を取れる武将」と恐れられた智将でしたが、小説家の海音寺潮五郎氏は「信長・秀吉・家康の三英傑より人物的には勝っている」と評したそうです。

歴史小説等では「不遇の天才武将」として描かれることが多いようですが、戦国動乱の時期、キリシタン大名でもあった彼の生き様がどのように描かれるのか興味あるところですね。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mm F4L IS



初夏の花暦:花ショウブ

2013年06月08日 06時00分00秒 | 
ハスの開花は7月でしょうが、睡蓮は見頃です。



黄色の睡蓮が満開です。



城内に小さな菖蒲園があります。


石垣に花ショウブはよく似合いますね。

濃い紫が爽やかです。


これを「江戸紫」というのでしょうか。

白の花ショウブも清楚で涼しいですね。



撮影:CANON EOS5D3 + EF24-105mmF4 IS

アジサイ:博多区住吉神社

2013年06月03日 06時00分00秒 | 
小さな池ですが、足音を聞きつけたのか緋鯉が一斉に泳いで来ました。



ガクアジサイの青紫が爽やかですね。



葉の緑も瑞々しいです。



アジサイはこれから色が変わるのでしょうか、まだ色が薄いですね。


これからアヤメなども見頃でしょうね。7月になればハスの花も咲きます。

撮影:EOS5D3+EF24-105mmL IS

植物園(3):温室のベゴニア

2013年06月01日 06時00分00秒 | 
今にも水が滴りそうな小さくて可愛い個体です。

大輪のベゴニア。


ここで展示しているのは主に球根性のベゴニアだそうです。

真紅のベゴニア。


ベゴニアには雄花と雌花があるそうです。

花びらの質感もいろいろな種類がありますね。


温室がないと栽培は難しいそうです。

黄色に赤い縁取り。


赤と黄色のグラデーションがとても魅力的ですね。

自然の美しさに脱帽です。

撮影:EOS5D3+EF100mm f2.8 マクロ