上海下町写真館2010

上海より半年ぶりに帰国しました。マイペースで故郷の風景や歴史などをご紹介します。

2012年冬上海(14):上海浦東飛行場

2012年01月31日 06時33分06秒 | 上海街角スナップ
上海浦東飛行場は第二ターミナルもできて広くなり、入管もスムースで混雑もあまり感じません。

滑走路東側には船が見えますが、ここは長江(揚子江)河口の広大な埋立地です。


今でも埋め立て工事が進んでいますが、長江が運ぶ大量の土砂のため、自然に陸地が毎年増えているそうです。

第二ターミナルだけでも登場口が90以上あり、移動距離が大変です。



上海ではインターネット通信の混雑緩和のために「wifi」が導入されたようで、街のレストランや飛行場でもサービスが始まりました。


ここでも「林檎:ピングオ」製品が人気のようです。

2012年冬上海(13):龍華寺

2012年01月30日 06時03分22秒 | 上海街角スナップ
七つの伽藍を持つ宋代の様式で、山門をくぐると左右に鐘楼と鼓楼があります。


一つ目の伽藍天王堂の裏面にある白い仏様。



こちらは千手観音。前後左右4方に表情の違う仏が祀られています。



感情を露にした四天王も躍動感があり魅力的ですね。



文化大革命では甚大な被害を受けましたが、1978年に人民政府の手で再建されました。


2012年冬上海(12):春節の徐家匯

2012年01月29日 06時10分38秒 | 上海街角スナップ
いつもは渋滞のひどい場所ですが、流石に春節は車の渋滞もありません。


港匯広場は香港系のショッピングセンターで、中央の吹き抜けは市内でも一番気持ちのよい空間です。



時々行くお気に入りの上海料理店の支店が最近ここへ入店しました。



この小龍包は、私が知っている店では一二を争います。


値段も手ごろで、皮が薄く、肉の臭みのないのが評価点です。

2012年冬上海(11):蛇踊りと獅子舞

2012年01月28日 06時22分47秒 | 上海街角スナップ
いよいよ蛇踊りの始まりです。


お囃子は若手の太鼓たち。激しいリズムで敲くのもパワーが必要ですね。



担ぎ手たち10人程の息が合わないとうまくいきません。


7Dでなければ、激しい動きに付いて行けなかったでしょう。



獅子舞2頭はそれぞれ二人一組で踊ります。



道化役も登場です。



口からお目出度い垂れ幕を出してお仕舞い。


2012年冬上海(10):豫園のお土産

2012年01月27日 06時03分26秒 | 上海街角スナップ
妻が自分用に買った小振りのハンドバッグ。定価販売でしたが日本で買えば3倍はしそうなお手ごろ値段。

旅行用ボストンなども良い物が安くありますが、革製品は重くて傷が付きやすい欠点がありますね。

親しい友人には皮の小物。

春節特価で大中小と3種類購入。小さい物は鍵入れにもなりそう。

定番の布製の財布。他にも色々なデザインを売っています。

中にはティッシュ入れと小銭入れが付いています。

お茶葉や紹興酒は市内のスーパーで買えば、空港の値段の1/3程度で買えます。

2012年冬上海(9):豫園灯会

2012年01月26日 06時59分22秒 | 上海街角スナップ
第一景は「孔子が老子を語る」場面。

孔子は弟子たちに「老子は龍のように変幻自在」と語ったとか。

第二景は「孫悟空が竜宮で武器を借りる」場面。


龍神から如意棒を借り受けます。


第三景は4文字熟語でもお馴染みの「画龍点睛」。

南北朝の時代、南京の寺で絵の名人が4匹の龍を描きましたが、目が描かれていません。
人々から目を書くように求められ、二匹に目を描くとその龍は天へ昇ってしまったとか。

終わりはお目出度い福禄寿の三福神。


夜には人形たちの内部に電飾が灯され、きっとすばらしいと思います。

2012年冬上海(8):龍年大吉!

2012年01月25日 06時46分51秒 | 上海街角スナップ
いつ来ても混雑の豫園ですが、春節は殊のほか混雑しています。


どこを見ても龍だらけ。



本場中国の龍はとても見事ですが、この龍は一番見事で迫力があります。


人の頭と比較すると、龍の大きさが分かります。



鳳凰が供をしています。


龍と鳳凰が現れれば、きっとすばらしい年になるでしょう。

2012年冬上海(7):恭禧發財!

2012年01月24日 06時17分42秒 | 上海街角スナップ
室内の飾りは全てお目出度い紅色です。


短冊に書かれた目出度い挨拶の一つ「恭禧發財:コンシー ファーツァイ」。

財形に関する願い事です。

「万事如意:ワンシー ルーイ」。


すべてが思い通りになりますように。

春節の上海は大勢の地方出身の人たちが帰省するので、街もしばらく静かになります。


いつも渋滞の高架道路も順調です。


2012年冬上海(5):外灘の風景

2012年01月22日 06時46分25秒 | 上海街角スナップ
正面遠くに国際航路の岸壁が見えますが、今年は九州長崎から定期航路が開設されます。

南京路から外灘に出ると、和平飯店と中国銀行の建物が目を引きます。


和平飯店は上海を牛耳ったユダヤ系英国人が建てた旧サッスーンハウス。
隣の中国銀行は彼らの圧力で隣のビルの高さを超えられませんでした。
銅像は上海を開放した人民解放軍の司令官、初代上海市長となりました。

外灘を代表する建物のもう一方は中央にドームを持った旧香港上海銀行の建物と、時計台を持った税関ビルでしょう。



豪勢な旧香港上海銀行は当時「スエズ運河より北にある最高の建物で、ベルサイユ宮殿と肩を並べる」と評されていました。
今でも入り口ホールにあるドーム天井の壁画を見ることができます。


時計台は英国製でロンドンのビックベンと同じものだそうで、今でも時を告げています。

上海を代表する風景は、やはり外灘から浦東の上海タワーを見る風景でしょう。



この平和な風景がいつまでも変わらないことを願っています。


2012年冬上海(4):外灘源、圓明園路

2012年01月21日 06時39分58秒 | 上海街角スナップ
そのホテルの裏通り(西側)が圓明園路で「外灘源」の中心です。



歴史的建造物の改修も終わり、金融関係会社などの入居が少し始まったようです。



租界では比較的古いレンガ造りの建物がきれいに再現されています。



またこの通りが光り輝くのも、もう少しのようです。


2012年冬上海(3):漕艇クラブハウス

2012年01月20日 06時01分01秒 | 上海街角スナップ
教会の向かいに建つ、1905年建設の漕艇クラブハウスも再建されました。



屋内プールだったかは分かりませんが、西側に4コースの遊泳プールがあったようです。


蒸し暑い上海の夏は英国人には耐えられなかったでしょう。

蘇州河の川岸に建ちますが、東側にあった艇庫は1989年に呉淞路閘橋の建設のため撤去されたとあります。



時のとびら:2012年冬上海(1)旧英国領事館

2012年01月18日 06時50分00秒 | 上海街角スナップ
1842年、アヘン戦争に勝利した英国人は無理やり上海を開港させ租界を造りました。

当初からの建物で、唯一残っているのが外灘の北端にある1849年完成の旧「英国領事館」建物です。 

長らく荒れ放題に放置されていましたが、外資を導入しこの地区全体を「外灘源」と名付け再開発を進めています。

こちらは敷地内の領事公邸。




現在、英国領事館跡は財界人用の会員制高級クラブになるようです。



圓明園路より撮影。

通信回線とお天気の状態が良ければ、上海ライブをお届けできそうです。

舞鶴ウォーキング(3):「平和台野球場跡」モニュメント

2012年01月16日 06時05分31秒 | ふるさとの風景
かつての西鉄ライオンズは現在の西部ライオンズ。


そして南海ホークスが福岡へ移転しダイエーホークスに、その後ソフトバンクホークスになりました。



現在は早良区のヤフードームがホークスの本拠地となっており、平和台野球場は今も鴻臚館の発掘作業が進行しています。