湯浅誠の出演番組に思う

２月２８日に放送され、３月３日に再放送された湯浅誠氏が内閣府の参与に任命されて失業、失住居の人々を救済するために政府の一員になって働いた様子をビデオ取りして見た。南米チリの地震による津波の襲来で放送が中止されるかと思っていたが、ちゃんと録画されていた。
失業、失住居、生活保護を一カ所で申請できるように、彼は行政を動かそうとしているのに、その難しさが伝わって来た。
この番組を見た佐藤元大工さんが、オリンピック村に失住居者の宿を供給してもその入居者に館内放送することすらが難しい行政の硬直さに呆れるのを越して感心して話していた。
彼は結局、最後になってその参与を辞めると言っていた。
私の考えは、それでいいが、そのあとまた、内閣府から三顧の礼を尽くされれば受けても良いのではないかと思った。