芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

登米物語ネット販売始まる

2007年04月15日 | Weblog
『登米物語』が紀伊国屋書店と書肆アクセスのホームページに載ったので、インターネットで買い求めることができるようになった。
4月28日(土)11:00~12:00の『登米物語』、「芳賀邸」お披露目式の準備もあるので、登米に早々に来て、『登米物語』の見本を関係者の御覧に供した。中澤弘元登米町長は、「これは、1、000円以上の価値がある内容だ」といい、伊達宗弘氏も、奥さんもお二人とも同様で、「小学校の副読本にするといいですね」ともいっていた。考えてみれば、たった96ページの本を1年もかけて造ったのだから、濃い内容になるのも当然だ。賛辞を頂戴してから自分でも定価+税=525円は安いかも知れないと納得した。
ということは、お披露目式にご招待した方達に引き出物として本をあげようと思っていたが、安い本をあげても喜ばれないであろうと考えて、取り止めにした。特に田舎の人は、金額でものを判断するからだ。
日本人の拝金主義ということが最近良くいわれるが、これが、明治以後のことなのか、敗戦後に、米国文化がどっと入ってきてからのことなのか、分からないが、子供の頃、良く、家で作った料理を、佐々木功君の住んでいた、彼のいとこの家に持っていかされると、帰りに、その空いたふろしきに、おばさんがお返しするものがないから、といって、マッチ箱を入れて返してくれたものだ。当時マッチはよく使うものだった。こういうのも一つの文化だ。

『登米物語』販売開始

2007年04月08日 | Weblog
『登米物語』が6日(金)に出来上がった。60冊ほどを背負って、都内の書店を回ったが、紀伊国屋書店新宿本店(電話03-3354-0131)と神保町の書肆アクセス(03-3291-8474)の2書店で売ってくださることに決まった。昨7日(土)まで、都内を営業して歩いたわけだが、基本的に東京の観光本なら、良いが、地方の名もない町の観光本では、売れないということであった。足の調子がまだ悪いまま、重い荷を背負うて歩き回ったので、すっかり疲れ果てた。千葉の方から電車で行商に来ている大きな荷物を背負ったおばさんの気持ちが思いやられ、それでも、2書店が扱ってくれることになったのだから感謝すべきであると、満足している。取り次ぎを通して売るには、保証金が必要で、それほどのことをしてまで出版社を経営するわけではないから、大体、名もない出版社の者に会ってくださるだけでもありがたいことなのだ。
書店の仕入れ担当からの助言もあり、明後日に仙台に行くときにそこの書店に当たってみることにした。
後は、登米の物産館『遠山の里』で売ってもらうことになる。それにハガエンタープライズのホームページからである。すでに、ハガエンタープライズのホームページからご注文を頂いた方には、送り済みだ。