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芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

登米市登米町2

2005年08月27日 | Weblog
最近、登米市で、派出所の巡査が、石巻市の中学生に拳銃を強盗されかける事件があった。私の町で起こったのかと良く聞かれるが、米山町での出来事だ。私の町、登米はとよま、米山は、よねやまと云う。どちらにも米と云う字が付くから紛らわしいかもしれない。十六日の地震と云い、この事件と云い、世間を騒がせたには違いない。しかし、私自身は今、大田区の池上医院の茂野基春院長から依頼された自伝の原稿を編集するのに余念がなく、それどころではない。茂野医師は朝鮮北部生まれで、東大在学中に焼夷弾で焼出され、北の実家に疎開中に敗戦を迎えたため、北でも南でも日帝協力者として何度も殺されかけて、最後は日本に密航して戦後と朝鮮戦争を生き延びた自伝を書いた。どうしても書き残したいと云うので、診察の合間にPCの鍵盤で打ち書いたというその二千枚もの原稿を読んでみると、その波瀾万丈の人生に驚愕させられ、小社、ハガエンタープライズで単行本化することにした。原題は『罪に罰』だったが、『あの子は今どこに』と改題させて頂こうと思っている。長すぎるので、相当削ることになる。そのためあまりに夢中になり、昨日もヨットに行く途中の電車のなかで、何度目かの校正を始めたら、視界の左下に大きな円が出来て、キラキラと光り、文字がところどころ見えなくなったので、恐怖を感じて読むのを止めた。バッテリーの電気をあげてしまった森秀樹氏に手伝ってもらい、25日の台風でふっこんだ、水を大汗をかきながらヨットから掻き出して夕方帰る時には、眼が直っていたが、大事をとって、PC画面を一日見なかった。編集に夢中になり過ぎ、眼を酷使したせいだと思ったからだ。運動不足もあるようだ。

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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (看護師)
2022-10-24 11:14:32
昔、池上医院の茂野院長の元で看護師の資格を取得する為、お世話になっていた者です。
茂野先生を急に思い出し、先生の情報を検索していたところ、こちらのブログに辿り着きました。
先生に教えて頂いた事を思い出し、初心に戻り頑張って行こうと思います。
ありがとうございました。
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