水道の民営化

次回の源氏大学は12月1日というのを期日が迫り過ぎているので、1月にということにさせてもらった。
余裕ができたので、昨日、日比谷シャンテでマイケル・ムーア監督の「華氏１１９」を観た。民商新聞で推薦されていただけのことはあった。フリントというところの水道が企業出身の知事によって民営化されたため、金儲け第一の水道会社が、それまでの湖のきれいな水をやめて、鉛の入った安上がりの水を供給したのに対して、住民が戦うのを映像で追いかけている。オバマ大統領まででてきたが、結局は、オバマ自身がウオールストリートの金がらみであるから、ただ出かけてきただけに終わった。
米国の後塵を拝している日本も水道の民営化法案を無理矢理通している。フランスの巨大水道会社が自民党政府に金をばらまいたのにたかっているからであろう。
斜めに映画を見たせいで、体が痛くなり、体調不良に陥っている。しばらく、外出に慎重にならざるをえない。

今回は『源氏物語』の話で次回は遠藤周作ということに

源氏大学――寂聴源氏を中心に――という題でお話をした。二十名足らずだが、それぞれに大学などで教えているハイソな方々で、一応、ご満足していただいたようで、次回も12月か一月にということになってしまった。次回は、遠藤周作の話でというご注文である。

このブログの読者で、元ダルマサンガの会員のシドウさんと堀米さんも参加された。　

このブログをご覧の方で、18日（日）参加者のため

このブログをご覧の方で、18日（日）18:00から板橋区志村坂上と、かなりはずれの所で1000円もするというのに参加されたいという方がいらっしゃるので、それに値しないとは思いつつも、ここで、一応その場所をお教えします。
神保町から都営三田線志村坂上駅の前方改札下車エレベータで地上に上がると、志村坂上の十字路。中山道の広い道沿いではなく、赤羽行きのバスが通る細い道沿いで、三菱銀行の向かいにあたり、エレベータを下りてその通り沿いに１分ぐらい。板橋区地域センターの3階、和室だそうだけれど、椅子もある由。地域の活動をしている人たちが主催。
お茶飲み話のつもりで引き受けたので、期待はずれ大。それでもという方はどうぞ。

11月18日（日）午後6時から「源氏大学」という題で話すことに

主治医にホスピス行きだと言われたが、体調は悪くないので、11月18日（日）午後6時からの講演は実行することにして準備中である。
「源氏大学」という題で話すことにした。この題で、昔、全国で講義をして回った。その時は、寂聴さんの講演と源氏物語の研究者の講義に、俵万智との対談があり、それは、『ひかりそへたる―源氏物語の恋の歌』（講談社刊）という対談集にまとめ上げた。
この「源氏大学」というのは、その後も続けるつもりであったが、上記の単行本化で、周りから出過ぎだとうまくいかなくなり、長いこと眠らされていたが、今回、講演してほしいという話が出たのを機会に、「源氏大学」を復活させることにした。
お茶を飲みながらの軽い話のつもりでお願いしていたが、板橋区役所 地域センター志村坂上という立派なところで一人1000円の参加費だという。高いお茶代になり、恐縮の極みである。