芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

チャンデリーから白タクでラリットプルへ

2014年03月31日 | Weblog

チャンデリーは、私には初めての町で、その他にデリー門、ニザームッディーンの一族の廟、シャハザーダ・カ・ローザなどを観た。まだ観る所があったが、それほどの町と知らなかったので、一泊で、夜10時発のジャバルプル行き汽車に乗るため、宿の前からバスが出ているというので、待ったがなかなか来ず、たまたま来た二人連れのムスリムのジープが停まってくれたので、それに乗った。助手席のムスリムがこれはパーキスターンから買ったというコラーンの朗読と解説を聞かせてくれ、来る時の路とは違う田んぼ路を走り、暗くなってラリットプルに着いた。600ルピーを請求された。態のよい、白タクだったのだ。往路の500ルピーよりは高かったが、バスが本当に来るのか分からないので、乗れただけでも良かったと言うべきか。

汽車の出発時間、10:07まで3時間もあるので、駅前の食堂で食事をした。この町の特産のお菓子というペルヴィーというのを買ったが、それをあとで確認すると、大きな町ではどこでも売っているマラーイー・ワルキーというものであった。一時間前になったので、駅に入り、2番ホームにスーツケースを押して行ったが、階段の横の坂を押していて、荷物が倒れたため私も転び、膝をしこたま打った。おまけに、汽車は2時間以上おくれて、0時過ぎに着いた。


チャンデリーのバーダル・マハル(雲の宮殿)門

2014年03月30日 | Weblog

グワリヤルでは2泊し、デリーから乗ったボーパール行きシャタブディー急行にグワリヤルから乗って約3時間のラリットプルで降りた。そこから約38キロのチャンデリーにタクシー代500ルピーで行ったが、始めは、北部州の道がものすごく悪く、中央州に入ったら道が良くなった。中央州経営の宿は、街の1キロほど手前の上り坂の途中にあった。昼食後、通りがかりのオートを拾い街まで一人10ルピーで行き、同じオートを100ルピーで雇い、ジャーマ・マスジッドと城を観に行った。この町で最も目立つのが、街の中心部で城の真下にあるバーダル・マハル(雲の宮殿)門である。王は客をここまで出迎えたと言う。案内書の表紙にもこの門の写真が載っている。直ぐ左側には、井戸がある。


日本語授業は、継子扱い

2014年03月29日 | Weblog

私の授業は、月、火、水の18:00~19:30であるが、日本からや他の大学からの講師達が空いている夕方に授業をするために、日本語を受けている学生がその授業を受けるために時間帯が重なり、選択の日本語には来なかったり、遅れたりで元々少ない学生が更に少なくなり、休み明けで始めた二十六日(水)授業には、一人しか出席しなかった。二十八日は、それでも3人の出席であった。しかも、いつも使っている決められた教室が、臨時の授業である、心理学に使われ、やむなく、空いていたとなりの教室で日本語の授業をする羽目に陥った。学生に知らせることが出来ないので、遅刻して来る学生に教室の変更を知らせるために、教室の外で、しばらく待った。

かくのごとく、日本語授業は、継子扱いであるから、気楽な反面、大学側の不熱心さが現れていて、いつまでも続けられないだろうと思われる。


ひどい蕁麻疹に見舞われる

2014年03月28日 | Weblog

今日は、ジョーティさんが診察に来る日で、夕方、この間の旅行中に蕁麻疹が出たので、診てもらった。グワリヤルのウシャ・キラン宮殿ホテルで夕食にパーラク・パニール(ほうれん草・カッテジチーズ)のカレーを食べたあとにかなりひどい蕁麻疹が出たので、そのせいかもしれないと言ったら、カテージチーズには、添加物が入っている事があるからそのせいかもしれないと言われた。

ウシャ・キラン宮殿ホテルの隣りの元宮殿の半分が美術館なので、残りに元王族のシンディア家が住んでいるのか聞いたら、別のところに住んでいると言う。美術館に展示されているものは、王族が使っていた日常品や一族の写真が並んでいた。

昨年の12月にやはり、ボーパールの高級ホテル、ジャハーン・ヌマー宮殿ホテルに泊まった時にも、チーズを食べた翌日、ジャーンシーに向かう汽車の中で、ひどい蕁麻疹に見舞われ、数日間引かなかった。一つには、体力が弱っているせいもあるのかもしれない。


元宮殿の美術館

2014年03月27日 | Weblog

グワリヤル駅で雇った400ルピーのタクシー運転手は、グワリヤル城に近づいた時、城の上まで登ったら500ルピーだと言い出した。駅前で、オート運転手が正直に上までは登れない、登り口で別のタクシーを雇わなければならない、そのタクシー代は300ルピーくらい取られるというので、400ルピーと言うタクシーを雇ったのに、何を今ごろ言うか、やはり、高級ホテルに泥棒がいるような町の人間は、信頼できないと思い、タクシーを降りる、と言って止めたが、結局、折り合って、そのタクシーでグワリヤル城、美術館を見て、約束の4時間以内400ルピーで収めた。

ホテルでは、観光をするなら、タクシー代4時間40キロ以内で、1000ルピーと提案されたが、もう観光は終わったので、余計な出費をしないですんだ。

美術館は、元宮殿で、2階会議室のシャンデリアがアジア一というのを見て、以前に来た時も見たのを想い出した。


グワリヤルの城塞

2014年03月26日 | Weblog

グワリヤルには、9時20分頃着いた。ホテルの部屋は、14:00まで入れないので、そのままタクシーを400ルピーで雇い、グワリヤル城、美術館などを廻った。ホテルは、元宮殿の美術館の直ぐそばだった。

グワリヤルには、大分前に浜美枝さんを案内して来た事があり、その時に泊まったウシャ・キラン宮殿ホテルにまた泊まった。その頃は、まだタージ系列に入っていなかったかもしれないが、ホテルの部屋にあった浜美枝さんの高級化粧品が盗まれた。明らかに従業員が盗んだので、ホテルの支配人に返却するように抗議して、アーグラに行く汽車に乗り込んだら、どうやって追いついたのか、3時間ばかりの汽車の旅の途中でその高級化粧品を返しに来た。

今回もこのホテルは泥棒の心配があったが、元宮殿のホテルで私の好みなので、2泊し、見物に部屋を出る時には、手荷物を必ず携えて出た。


簡単な朝食なのにチップを要求

2014年03月25日 | Weblog

シャタブディー急行はアーグラまで約2時間半で走り、普通の急行だと、3時間半はかかるので、日帰りのアーグラ見物の外国人には便利で、大勢降りた。その間に朝食を運んだ係の一人が、一ドルや100ルピーの札を入れたトレーを持って回って来てチップを要求するので、そのトレーの写真を撮ろうとしたら、さっと引き上げていき、写真を撮れなかった。100ルピーもしない朝食にそれ以上のチップを要求しているのだ。そんな暇があるなら、便所掃除でもすれば良いのにと思う。

それなのに、私の隣りのインド人は、チップを10ルピー払っていた。


ボーパール行きシャタブディー急行

2014年03月24日 | Weblog

デリーから朝6時発のシャタブディー急行でグワリヤルに行った。かなりの速度で走るので、やたら揺れるが、食事や飲み物が出て、こぼしそうになりながら食べた。ミネラル・ウォーターは良いが、お茶を飲む時は、気流の悪いところを飛ぶ飛行機のように、手に持って飲んだ。テーブルに置いては、こぼれるからだ。

インドの汽車は、広軌を走る弾丸列車が2種類あり、一つは、ラージダーニー(首都)急行、もう一つは、シャタブディー(世紀)急行である。

シャタブディー急行では、便所と隣り合っているところが台所で、そこから飲食物を運ぶのだが、便所がこれっきりというくらい汚くて、臭い。


修理でかなりのものが直せる

2014年03月20日 | Weblog

瀬戸内寂聴『デスマスク』印刷の依頼の帰りに、コンノートサーカスのパーリカー・バーザールを通り、そこで靴磨き屋に私の穴あきスニーカーの修繕してやるといわれたので、直してもらった。布にあいた穴をどうするのかと思ったが、50ルピーで左右の親指のところの穴がそれなりに出来あがった。

同じパーリカー・バーザールのカメラの修理屋に11月末に預けてあったアサヒペンタックスが、今回直っていて、1500ルピーを払って受け取れた。部品が入手困難で、やっと、ムンバイから取り寄せることが出来たのだそうで、つい最近直せたと言う。

私のワイシャツも修理で直せたが、インドではいまだに修理で直す習慣が大勢だ。


デリーでは、瀬戸内寂聴『デスマスク』を印刷に

2014年03月19日 | Weblog

デリーでは、瀬戸内寂聴『デスマスク』を印刷に廻した。19日に校正刷りを見て、前金1万ルピーを払い、4月19日に完成という約をした。しかし、ちゃんと出来るかどうか。その同じビルのサラヴァナで昼食のターリーを食したが、美味しく且つ2膳で400ルピー足らずであった。