昨日、農協の綱領が絵に描いた餅であると記した。
農協の綱領がどういうものかというと、「自主、自立、参加、民主的運営、公正、連帯であり、地球的視野に立って環境変化を見通し、組織、事業、経営の革新を図り、地域・全国・世界の協同組合の仲間と連携し、民主的で公正な社会実現に努める。地域の農業を振興し、わが国の食と緑と水を守る。環境・文化・福祉への貢献を通じて安心して暮らせる豊かな地域社会を築こう」という。
結構尽くめなことを抽象的に述べているだけである。具体的には、この綱領とは逆のことをしている。
そもそも、農業協同組合運動というものは、農地改革と組みにして日本の農業を米国農業の傘下に置いたのである。農地解放は、地主の田畑を取り上げて、小作人たちに細切れに分け与えた民主的な改革であると、私など、中学校で習ったものだ。地主の財産を取り上げることが、同じくマッカーサー司令部の下で作られた、新憲法の方針である財産権の保証とはかけ離れたものであるのに、ご都合主義的な判断で、日本の農業の競争力を破壊したのである。
以前にも記したように、農協と農地解放という民主的な田畑の細分化は、日本の農業を破壊するのに役立っているのである。
農協の綱領がどういうものかというと、「自主、自立、参加、民主的運営、公正、連帯であり、地球的視野に立って環境変化を見通し、組織、事業、経営の革新を図り、地域・全国・世界の協同組合の仲間と連携し、民主的で公正な社会実現に努める。地域の農業を振興し、わが国の食と緑と水を守る。環境・文化・福祉への貢献を通じて安心して暮らせる豊かな地域社会を築こう」という。
結構尽くめなことを抽象的に述べているだけである。具体的には、この綱領とは逆のことをしている。
そもそも、農業協同組合運動というものは、農地改革と組みにして日本の農業を米国農業の傘下に置いたのである。農地解放は、地主の田畑を取り上げて、小作人たちに細切れに分け与えた民主的な改革であると、私など、中学校で習ったものだ。地主の財産を取り上げることが、同じくマッカーサー司令部の下で作られた、新憲法の方針である財産権の保証とはかけ離れたものであるのに、ご都合主義的な判断で、日本の農業の競争力を破壊したのである。
以前にも記したように、農協と農地解放という民主的な田畑の細分化は、日本の農業を破壊するのに役立っているのである。