展示してある作品のご紹介です。額に入ったままの撮影ですので映り込みなどご容赦ください。
「伊根好日」F8
京都府の伊根湾、舟屋です。ここは私も一度行ったことがありますがまさにこの絵の通りの美しい景色です。
湾の北川には山が迫り 天然の風よけとなり水際の舟屋を荒波から守っています。日本海と思えない暖かい
海で、コバルト色のウミスズメという熱帯魚が湾内で泳いでいました。カモメが群れをなして舞い観光客のまく
パンやかっぱえびせんを器用に空中で食べに来ます。
私も絵にしようと思いましたがとても難しく途中で投げ出したことを覚えています。何が難しいかというと
伊根湾と舟屋、背景の山と空 この全てが画面に入ってこそ伊根の景色なのです。
全部を入れようとすると舟屋が小さくなってしまい、描こうとしたものが何か違ってしまうのです。
さすが先生はそれらをうまく配置して伊根湾の景色を全体としてとらえ、美しく仕上げられています。
「われは湖の子」SM
多田ブルー全開の爽やかな一枚です。
見ての通り美しい一枚です。私のデスクの前にかけました。
ところで先日東京に行った折、国立近代美術館に行ってきました。
高松次郎展をしていましたが 所蔵作品を見ていましたら当画廊所蔵作家の作品が
掛けてありました。作家は上田臥牛です。
当画廊の上田臥牛「舳倉島」です。(赤い絵)国立近代美術館所蔵画家とは知りませんでした。
ちょっと自分の目利きに自信が持てました。
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