春江美術館・画廊春 (彫刻家 奥村信之・描く詩人 水村喜一郎作品常設) 

春江美術館・画廊「春」作品展示の様子を 画廊犬コテツと共にお伝えします。

水村喜一郎美術館 秋の旅(1)

2014年10月11日 | 水村喜一郎 画家

先日の台風が来た日、雨が上がるのを待ってコテツと一緒に出かけました。

東名高速、新東名ともに通行止めで渋滞につかまり、その日はSAで一泊するはめになってしまいました。

翌日横浜で大学の同級生H君と落ち合い軽井沢方面にに向かいました。

水村さんの美術館は2013年東御市に開館しました。あいにくギリシアに出かけられて休館だったのですが

電話で確認すると翌日は開館するということでしたのでその日は楽しみにして宿へと向かいました。

久しぶりにあったH君と飲み明かし、翌日は二日酔いで体調不良でしたが美術館に着く頃にはよくなりました。

美術館に着くと 団体の方の中に ひときわがっちりとした大きな体躯の水村さんの姿があり大感激です。

じっくりと素晴らしい作品を鑑賞した後 以前 先生の作品を大垣の愛晃堂さんで購入したことや画廊を

開いたことなどを話し 今度個展をお願いできないかと話したところ快く承諾くださり大感激でした。

美術館は息子さんが学芸員として運営されています。

今後は息子さんと連絡を取り合い、段取りをしていきます。

先生も20年ほど前に大垣で個展をしたことや愛晃堂のご主人のことを懐かしく振り返られ、近くの蕎麦屋

さんでお昼をごちそうして頂き、大感激でした。

先生の美術館には天皇皇后両陛下もご訪問されましたが、その時のエピソードなど楽しくお話ししてくだ

さいました。皇后様は先生の熱心なファンで今までに何度も個展に訪れられ、絵も購入されています。

 

水村喜一郎は魂の入った絵を描く 希有の画家です。

デッサンはどこまでも繊細で、細く優しい線はとても魅力的です。

「俺は絵で飯を食う最後の画家になる。」と話してくれました。

66才になられたそうですが、絵にかける情熱は衰えを知りません。

しかし、彼は安易に絵を売らない。

過去の絵は売らず その時その時の個展で勝負すると話されました。

強くて優しく、努力の人 水村さんの個展を当画廊で開けること、とても楽しみです。

個展は来年の春に予定しておりますので 皆様足をお運びください。

 

 

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