奥村信之ブロンズ作品展を9月まで開催していますが、壁面では月替わりに絵画を展示しています。
4月は水村喜一郎竹紙絵展を開催します。
展覧会のリーフレットが出来上がりましたのでご紹介します。
会期は4/5~となっていますが既に展示ができましたので、今日からでもご覧になれます。
竹紙絵とは、作家の水上勉先生(故人)が若狭で竹を使って和紙を漉かれたのですが、水村さんにこの紙を使って絵を描いてみてはと勧められたことから描かれるようになったとのことです。
唇で絵筆 あふれる詩情 両腕なくし洋画家に
水村さんは東京の下町、向島でとび職の長男として生まれた。九才の時、遊んでいて高圧線に触れて感電。一命は取り留めたが両腕を失った。小さい時から画家を志望し、「たまたま腕を落としたので、とび職はできず、画家になれた」と話す。
中学一年から油絵を描き、正規の絵画教育は受けなかったが「描きたいものを描いてきた」。
アトリエでは、絵の搬入と搬出以外は独力で、「気に入るまで絵の具を塗り重ねるスタイルだ。そのため絵は重層的になり、盛り上がったマチエールで見せる。・・・
後略
二〇一五年三月一八日 中日新聞
画廊春 水村喜一郎展の記事より
当画廊にて三回目の作品展です。
若狭で漉いた竹紙に墨と水彩でざっくりと描かれた作品は油彩に負けない質感で魅了してくれます。奥村ブロンズ作品と合わせてお楽しみください。 画廊主
今回の展示では竹紙絵11点、デッサン1点、油彩5点、書2点 計19点を展示します。
是非ご来場の上 ごゆっくりごかんしょうください。
大垣市藤江町4-14 画廊春 代表 田渡達久
Tel : 0584-78-0043
Email : dentotakkyu@yahoo.co.jp