夕焼け見ると 感傷的になり 昔のことを思い出すのはなぜでしょうか。
母が高齢となり 若い頃や幼い頃のいろんな記憶を とりとめなく語ることがあります。
この数日の記憶でさえ、混沌としているのに 昔のことは妙にしっかりと覚えているようです。
ただ 時数軸が 混乱してきてはいますが・・・
とりとめのない母の話からよみがえってきた記憶です・・・
「忠節橋」
うちは祖父の代まで染物屋をしていたんですが 染め上がった反物を納品するのは母の仕事でした。
幼い私を自転車も荷台に乗せ、風呂敷包を背中に担ぎ納品に出かけていたことを思い出しました。
大垣から揖斐川と長良川の二つの橋を自転車で何度往復したことか・・・
帰り道の西風の強い日は こいでもこいでも進まなかったことでしょう・・・
夕焼け見てたら思い出しました。
君にはどんな思い出があるんだろうね・・・