俳句への扉

私の俳句的生活の記録。俳句塾言の葉ティールームへのご案内。

不思議なご縁に導かれて

2009-04-16 22:07:02 | Weblog
 今日から早稲田のエクステンションセンターの俳句講座が始まった。

 講師の井上弘美先生とは、不思議なご縁で第二句集『あをぞら』が俳人協会新人賞を取られたとき、俳人協会の図書館でそれを写していたら、声をかけてくださって句集を送ってくださったのだ。
 そして去年または俳人協会で再会し、ご挨拶したら、またもやちょうど第三句集『汀』を出したところなのでよかったら読んでくださいと、またその句集も送って下さったのだ。高校の教員をなさっていたという経歴も共通点があったし、休職して大学院でお勉強されていることもお伺いし、ともかく頑張る方が好きなので是非是非パワーをいただきたいと受講を決めた。

 青芝の校正と編集に重なりすごく迷ったけれど、本気で勉強するのは今しかないと思った。青芝は私を育ててくれた大切な母体なので今後もできるかぎりのことはするつもりなのでわがままをお許しいただきたい。長い目で見ていただいてお返しをしていきたいと思っている。ごめんなさい

 さて、その講座、今日は虚子の話からであったが、先生の読みの深さはやはり抜群で大変刺激になった。創作技法にも触れて下さり、実作を省みることもできた。これからの展開が超楽しみ!

 ほとんど初心者を四年であそこまで引っ張り上げていく指導力がすごい!
もっともっと勉強しなくっちゃと思う。

 春の浜大いなる輪が画いてある 叙景句の確かさ

 風生と死の話して涼しさよ    季題の斡旋のうまさ

 今日出合った虚子の感銘句!

 

 明日は、句友の水墨画展と近代文学館の『虚子没後50年』の企画展見て浜風に吹かれてこようっと!

 行動する元気な私に乾杯!でもただ落ち着きなく勉強している気分味わっているだけかもね


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