俳句への扉

私の俳句的生活の記録。俳句塾言の葉ティールームへのご案内。

シルバーウイークに

2015-09-24 05:29:22 | Weblog

ゴールデンウイークならずシルバーウイークという言い方は、今年できた言葉かしら?唐突に出て

きた言葉のようにかんじるのですが、それはさておき、第62回の青芝全国大会も、まあまあ成功

裡に終り、やっと家族の時間がとれました。

とはいえ、もう二人っきりの生活ですが、熱海のマンションに二泊して、東伊豆のドライブを楽しん

で来ました。

俳人協会のいず吟行案内を参考に、一碧湖、池田二十世紀美術館、大室山、城ケ崎というコース

でした。

大室山以外は、一度行ったことがあるのですが、大室山ははじめて!近くによるととても迫力のあ

るこんもりとした山で、ここがかの有名な、野焼きの場所なんだと改めて見入りました。

愛犬のセラチャン同行なので、入れないところもたくさんありましたが、純粋に自分のための旅行はほんと久し振り!

十一年後のシルバーウィークも旅ができる足と健康にめぐまれているといいなあ!

運動不足の私は、坂と階段の度に息切れがします。痩せなくちゃね、


第54回全国俳句大会に行ってきました!でもトホホ!

2015-09-09 12:19:53 | Weblog

九月八日、俳人協会の全国俳句大会へ行ってきました。

雪嶺や一死なれども父なる死

という句が西山睦先生の特選に選ばれ、表彰式でもありました。

ちょっくらお洒落して、いつもはけないヒールの高い靴も履いて颯爽と受付に行こうとした瞬間!

なんと同じドレスの女性が受付付近にいらっしゃるではないですか!

なるべく、向こうの方にも気づかれないように、ひっそり受付で賞状と賞品をいただいて、受賞者席

に着いたもののなんだか落ち着かない一日になってしまいました。

まあ、句がかぶってたのじゃなくてよかったけれど、こんなこともあるんですね!トホホ!

でも句の方は、大石悦子先生と西嶋あさ子先生という素敵な両先生も、共選で入選句に選んでく

ださっていたのでとてもうれしかったです!

自分の句が大きな短冊に書かれて、スクリーンに映し出され、西山先生の選評をお伺いして涙が

でそうでした。先生は、震災で何万もの人がなくなられたことを思い、それぞれにかけがいの無

い人の死だったことを思ったそうでした。そうです。あの震災で多くの人が、大切な人をなくして

いるのですよね。改めてその悲しみの大きさにも触れることができました。

私の父は、生真面目で優しく寡黙な父でしたが、高潔な信頼される人柄で、どちらかというと自

由奔放な母を支えてその生涯を短く終えてしまいました。今年で40年の月日がちょうど経ちました。

旭川に母が居るのでよく雪嶺を仰ぐ機会があるのですが、まさに雪嶺のような雰囲気をもっておりました。

秋は人恋しくなる季節ですね。父、母を始め会えないでいるたくさんの大事な人を恋慕しています。

やっと今日母に会いに行く切符を取りました。