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九月十八日は、大事な用が三つも重なってしまい、どこへ行こうか悩みましたが、たくさんの句の中から、私の句をとって下さった選者に、欠席は失礼かと思って授賞式に出席しました。たくさんの選者がいる俳句の全国大会でしたが、選者が皆そろって選評してくださるわけではなかったのですが、私の句を選んでくださった稲畑廣太郎先生は、出席でしたので直接選評もお聞きできてラッキーでした。
でも私の目標は、一句入選ではなく、三十句、五十句で勝負をしたいので、本当のところはそちらの結果のほうが一大関心事でした。
不遜ながら一次は通ると思っていたので、予選落ちは、かなりショック!
授賞式は、敗北式でもあったのです。
でも反省するところ多々あるのです。
こういう言い方をしたら語弊があるのですが、俳句が小手先で結構うまく作れるようになってしまったのではないかという反省です。
うまくなったかもしれないけど実がない!もっとも基本のところになくてはいけない感動が私にはあまりなくなっているのではということです。
いい俳句を作りたいと思っていろいろ勉強はしましたが、やはり初心に帰り、私にしかできない私らしい俳句を自信を持って作り続けること、今これが大事なように思います。
青芝の先師である八幡城太郎先生も、少しぐらい下手でもいい、実のある句を作りなさいとおっしゃていたとか!すごく耳が痛い気がします。
村上鬼城賞正賞の受賞作品は、姑の介護という日常を描いた作品でしたが、衒いのない詩情のある作品でした。いかにも境涯俳句を提唱した村上鬼城にふさわしい作品という感じでした。
でも準賞のほうは、感性の輝きで勝負している作品であったので、やはり作品次第なのだと思います。力不足ですね!
丁寧に日々句を作ることを第一にまた挑戦したいです。
なんたって私には応援してくださる神様はじめ、大好きな方々がついているのだから、途中であきらめるわけにはいきません。
翌日、榛名湖や榛名神社、高崎観音、夢二のアトリエ等、一人吟行して英気を養ってきました。
榛名神社は、話題の流行のパワースポット!
気のせいかもしれないけど、神前で合わす手が、すごーく熱くなってびっくり!
無事帰途につきました。
精力的にいろいろな賞に投句されているようで、敬服します。
私も今回初めて村上鬼城賞へ応募してみましたが、選外でした。
30句以上を詠むのはかなりの実力がいるのだなとつくづく思います。毎日に追われて、俳句をゆったり詠む時間が取れなくて、いつやめようかと最近思い悩んだりしています。