俳句への扉

私の俳句的生活の記録。俳句塾言の葉ティールームへのご案内。

青芝花明句会8月例会報告

2007-08-18 22:57:31 | Weblog
青芝花明句会8月例会今日8月18日町田中央公民館109第五学習室にて行われました。参加者は,7名。席題稲の花。

      席題では、
  
  稲の花誰も知らない肖像画    K
が,好きでした。
私の句は
  星星に安定期あり稲の花としてみましたが,持っている句に席題を配してみたもので原句は,季語が天の川でしたから,付きすぎでよくないので,少しはましになったかも!でも季語が簡単に動いちゃう私の句ってなんなんでしょうね?勉強しなくっちゃ!

 青芝54周年大会が近くなったので、午前中は,その打ち合わせにも同行して,町田ヴィラにも行った。

この猛暑だって言うのに!

2007-08-15 23:26:34 | Weblog
 35度?を越える猛暑だっていうのに、今日も吟行に行く元気な私!誘うほうも誘うほうだけど,乗ってくるMさんもMさんよねえなんちゃって!好きなものがあるってホント毎日が楽しい!十句作っても残る句は一句あればいいくらいだけど,納得のいくいい句が作れるように研鑚をつんでいきたいな!でもさすがに疲れた!おやすみなさい!

角川平成俳壇入選句2 平成十九年前期分 優雅に進もう!

2007-08-14 20:20:29 | Weblog
 好きな言葉、「継続は力なり」は、本当ですね。気が付いたら私も毎月入選できるようになっていたのだ。でもあまり力をいれず、いつも自然体で俳句と向き合っていきたいな!ゆっくり,今何が起きているのか知ることが大事なんですって!優雅に進みましょうという言葉はとっても素敵だ!


平成十九年 一月号  食器みな納めてよりの良夜かな(橋本榮治)
      二月号  睡魔には従ふが良し神の留守(大牧弘推薦・池田
            澄子・小笠原和男)
      三月号  冬の蜂人と睦みてゐたりける(池田澄子)
      四月号  帆柱の触れ合ふ音や大旦(金久美智子・榎本好宏)
      五月号  毛糸玉すでに玉ではなくなって(三村純也推薦)
      五月号  息を吸ふことより稽古始めかな(辻桃子推薦)
      六月号  ふらここで別れ話をすることも(榎本好宏)
平成スペシャル俳壇  ただの樹に戻る聖樹を担ぎけり(中原道夫奨励)

角川平成俳壇入選句  好きなことを淡々と!

2007-08-14 17:59:00 | Weblog
俳人スポットライト七句            土生 依子
平成十三年三月号       雪明り
          枯れ色といふ保護色に出合ひけり
          極月を大人が道に迷ひをり
          置かれゐるところで笑ふ冬林檎
          去年今年三合の米肩研ぎにけり
          揺れてゐる心もわかる初電話
          移り棲み雪の白さを故郷とす
          息つめて多佳子の句読む雪明り
     
     五月号  公園の元気な人に五月来る(今井杏太郎)
           石鹸玉二階の窓を出てゆけり(今瀬剛一)
     九月号  紫陽花や中間色でゐる私(今井杏太郎・山田弘子) 

平成十四年二月号  走り根の切断面に寒さ来る(鍵和田秞子)
     三月号  大学に深き闇あり大聖樹(鍵和田秞子.河野多希女.山田弘子秀逸)
     九月号  壊すのも守るのも人森に夏(矢島渚男)

平成十五年四月号  子供にはかなはぬ雪の鬼ごっこ(伊藤通明)
     五月号  地雷ある国を思へり氷踏み(大串章推薦)
     六月号  多喜二忌や警察署前通り過ぐ(大串章)
     十月号  おほかたはつまらぬ授業含羞草(今瀬剛一)     
          サングラスはづし校門くぐりけり(大串章推薦)

平成十六年二月号  直観でわかることあり竹の春(大串章)
          赤のままひいきひいきと子が騒ぐ(今瀬剛一)
     三月号  折鶴の色のあせゐる小春かな(中村和弘)
     五月号  刺されても見たき思ひや薄氷(伊藤通明・手塚美佐)
     八月号  葉桜やきちんと叱る大人ゐて(山本洋子)
     九月号  遅刻者ののっそりと来る南風(辻桃子)
     十月号  落つるほか術なき滝と思ひけり(小笠原和男)
     十二月  哀しみはよき道連れよ風の盆(手塚美佐推薦)

平成十七年二月号  頭を寄せる日曜大工小鳥来る(山本洋子秀逸・小笠原和男)
     三月号  水鳥に浮いた噂のなかりけり(小笠原和男秀逸)
     四月号  大鳥居入れむと下がる初写真(伊藤通明)
     七月号  鞦韆の揺れを残して砂遊び(中村和弘秀逸)
          ハミングの唇くすぐったくて春(橋本栄治秀逸))
     八月号  母の日の母を厳しく叱りけり(大牧弘推薦)
     十一月号 宙からの帰還を待って水打てり(橋本榮治)
     十二月号 鬼の子の鬼になれずに風の中(大牧弘秀逸)

平成十八年二月号  第三者的な立場やふぐと汁(池田澄子秀逸)
     四月号  人日や菜食のみで生きられず(大牧弘)
          屋根にゐる人に御慶を申しけり(小笠原和男・山本洋子
                             中村和弘・橋本栄治)
     六月号  子を宿すはずなき齢亀鳴けり(平成スペシャル俳壇茨木和生推薦)
          春昼の深く沈んでゐるソファー(中村和弘)
     八月号  藤棚に宿世の暗さありにけり(中村和弘)
     十月号  頑ななところは今も柿青し(辻桃子)
     十一月号 交番の奥や小さな夏座敷(青柳志解樹)   
     十二月号 この家に居るのは一人昼の虫(山本洋子秀逸・池田澄子)

 未発表の余った句をボツボツ投句し始めてから6年あまりが経過しているのですね。毎月常連で入選している方のお名前もずいぶんおぼえました。最近句友に励まされることもあって、かなり真剣に投句するようになりました。それでちょっと落選した時は,哀しかったりしてショック!  
 誌上で注目している方明隅礼子さんや,中沢三省さんなどが賞をとって、ちょっとうれしかったり!素敵なブログを作っていらっしゃる,薬丸けい子さんの句も私はとても好きです。角川の平成俳壇に投句したり,読んだりしていらっしゃる方の,感想とか,批評とか聞いてみたいなあ!ともかく俳句が好きなんです!一緒にやれる素敵な方募集中です。